2018.10.27 Saturday
ボトムズタクティクスソロプレイ感想
ボトムズタクティクスを、本日早速開封。
コンポーネントはフルカラーでまずまずです。その昔のアニメゲームに比べて格段の進歩。ただなぜかボードゲーム感が強い印象。フルカラーだからかな？ボトムズの世界観である重厚感があまり感じられない。ユニットやカードもぺらい印象。価格を抑えるためかな？色は抑えめでもよかったかも。マップはアートワークのせいか、ぱんつぁーふぉー感(笑)。
ひとまずトライアルバトリングをプレイ。シート1枚その場で読んでもプレイ可で、お手軽感満載。初心者導入を見越してのものか。しかしやはり手ごたえがない。
ここはやはり正規ルール。シナリオ1のソロプレイ用治安警察車両相手でルール習得といきます。正規ルールといえど、それほど難しくなく、私でも1時間弱の通読でプレイにこぎつけました。プレイ感想は、うーん…。
ソロプレイのせいか、やはり満足感がない。ただ機械的に駒を動かすだけの印象。みんなでわいわいというのが正しいスタイルか。
いずれにしても来週ミドルアース大阪に持っていく予定なので、対戦を想定したソロプレイをしておこうと、キリコvsコニンのバトリングをソロプレイ。ところがこれで、プレイ感覚一変！
移動を含めて行動計画をカードで1ターン分あらかじめ決めておくのですが、スタック不可（衝突になる）と移動強制（停止でなければ）、さらに旋回に制限がついているため自由に動きづらい！早々に射撃武器を失ったコニンを追い詰めながら、狭い空間をがちゃがちゃ動き回って接近を試みるコニンに対し、向きをうまく変える移動ができずにキリコはとどめをさせなかった。
移動力が高速でも３なので移動に制限がかかっている印象ですが、むしろそのことよりも移動すると旋回が60度までの制限がイタい。そのため有利なポジションにつくため移動力を上げると移動力消費強制のため、必ずしもそうできない。
実際対人プレイしてみないとなんともいえないですが、移動の妙によって、狭いマップで障害物が多い地形なら（つまり少なくともバトリングのシチュエーションでは）まずまず期待できそう。
デザイナーズノートにもASLの文字があり、デザイナーは鈴木拓也氏。このゲームはウルトラスーパー初心者向けASLというのは言いすぎか？
あ、なんかまたASLやりたくなってきた。
2018.08.03 Friday
日露戦争購入
MustAttackにも書いたのですが、いやぁ、買ってよかったっす。
特に、日露戦争作戦研究のブックレット。
前回の販売では初版特典とか書いてあったので、ないものと思っていたのですが、いやぁ、これは標準でいるでしょう。特に私のような超初心者にとって。カブト会でプレイさせてもらった時点ではまだ絶版だったみたいですが、すでに再販の告知が出ていたので面白ければ買おうと思っていたので、帰還後即買いでした。
うーむ、ムラムラする。こんなの書いてる場合じゃないな。早速広げてプレイしなければ。
ありがとう国際通信社、そしてこのゲームに携わったプレイヤーを含めたすべての皆様へありがとう。これが絶版とか言われたらやっぱり悲しい。願わくは、いろいろなアイテムがこんな風に入手が容易であるといいなぁ。オークションとかで投機対象になるんじゃなく。
ところで、サイコロが標準でついているともっと嬉しかったなぁ。前回は付いてたみたいだし。経費削減かな？ひとまず他ので代用ぢゃ。
2018.07.18 Wednesday
リプレイだぴょん
とりあえずこちらのブログは、ベイコムのおまけ無料ブログなので容量が低く、写真などのアップには向いていないのでもういっこブログを別に立ち上げてみました。
https://blogs.yahoo.co.jp/nekojimaland
一応シミュレーションゲームのリプレイ記録用と考えております。結構大変なので、続くかどうかわかりませんが。
2018.06.02 Saturday
河越合戦再発見
なんなのだ、この面白さ！
ドイツ戦車軍団に煮詰まって、気分転換に河越合戦をソロプレイしてみました。ウォーゲームへのあこがれもあって以前プレイして面白かったので、毛色の違うものでプレイしやすかろうというのと、作戦級に目覚めた今再発見があるかなと。
すっげーよくできたゲーム。展開といい考える要素といいおもしろすぎるぞ。戦国大名のおかげで全くの無知ではない分想像もでき、途中からプレイに夢中で思考するより「おらおら」でプレイしてしまった。いかんいかん、勢いでプレイするとめちゃくちゃになってしまうからな。落ち着かねば。
とりあえずで攻撃的にプレイしようとは事前に思っていたので荒れた展開。反北条方の辛勝でしたが、以前とは比べ物にならんほど面白く感じられている。
ウォーゲーム、まだまだ奥が深そうだ。
2018.05.28 Monday
脱初心者奮闘中
これだけプレイ経験があって、いまさら脱初心者もくそもないって感じですが、やはりことウォーゲームのプレイについて相当未熟であることがわかっております。
ダンケルクを数度ソロプレイしてなんとなく行ける気がしたので、発掘してきた独ソ電撃戦（CMJ57）に浮気をしてみた。
…のが間違いでした。ルールそのものはドイツ装甲軍団シリーズといってもおかしくないほどの内容で、スタックがあったり退却に混乱がつかなかったりソ連軍戦力がアントライドだったりはしますが、難易度はさほどでもなくルールにざっと目を通してすぐにプレイ可能でした。
しかしその展開が初心者泣かせ。マップの広さに比して戦線を張る戦力が（特にソ連軍について）不足気味。ついつい戦力集中したくなりスタックするとすぐ戦線に穴が開きます。エルアラメインやダンケルクのような、「流れ」を感じられないのです。
どうやら荷が重すぎたようです。早々に切り上げつつ、それでも上を目指したいとハリコフ攻防戦にもチャレンジしてみましたが、結果は似たような感じでした。
ダンケルクの勝利条件は得点によるものですが、ちまちま稼いでいてはドイツ軍の勝利に遠く、必然包囲による殲滅を目指すことになることが見えてきました。つまり「移動」で相手を飲み込むのです。戦闘はその過程で発生するもので、それが主たる目的にはなりえません。ASLが移動のゲームといわれ、ウォーゲームと似たものがある感じはこれか、と思ったものです。
独ソ電撃戦にしろハリコフ攻防戦にしろ、勝利条件はダンケルクとおなじ得点制ですが、取りうる戦略の幅がマップの広さに比例して大きくなっています。単純に考えて、移動の選択肢が増えるわけだから当然か。どうやら自分の認識以上に能力の不足は深刻のようです。
しかーし！
面白さはこのネガティブ思考を跳ね返す！
擦り切れたこれらのアイテムを、こんなに新鮮な感覚でプレイできる幸せ。ベテラン勢には真似できまい（笑）
こんな面白いものを、四半世紀以上にわたって眠らせていたことを後悔しつつ、それを上回る楽しみと興味をばねに前進だ。
ぱんつぁーふぉー！
2018.03.31 Saturday
久しぶりの太平記
シミュレーションゲームって趣味は、とにかく気力と時間と場所を多分に必要とします（自分的に）。忙しい合間を縫ってってわけにはなかなかいきません（自分的に）。
だけどもそれをあきらめるには惜しいほど、面白くて充実感があるわけです。しかしやっぱりそれらを確保するにはなかなかハードルが高いわけで…。
この週末、夜中の時間を割いてなんとか確保。やりなれたアイテムの中から引っ張り出しやすかった太平記をチョイス。これでも久しぶりのことで、ルールはともかくセットアップは確認しながらになりました。
ダイス運が悪く、武家方が早い段階で崩れて大敗。けれども久しぶりのゲームで大満足。
あぁ、もっとしたい…。
2018.02.11 Sunday
ファイアーパワー自作シナリオ発見
なかなかに興味深いものが発見されました。自分でもこんなもの作った覚えは全くないのですが、間違いなく手書きの筆跡は私。うーん。
しかし面白そうなので、ちょっとプレイしてみますかな。
ゲームはファイアーパワー。自作シナリオで、脱走兵を追う北朝鮮軍vs韓国軍。
マップの配置は左から２、１、３。シナリオ１の配置で２と１を入れ替えて、さらに２を天地逆にした配置です。左が北、右が南です。
戦力は両軍ともグループ５から。北朝鮮軽歩兵分隊、韓国歩兵分隊で、手りゅう弾などの特別装備はありません（国境警備をイメージ？）。
北朝鮮はマップ２左盤端（北）から進入。韓国はマップ３右盤端（南）から進入。
特別ルール：ＳＭＶ２個を北朝鮮脱走兵に見立てます。開始時にマップ２のへクス番号末尾５のへクスに自由配置です。脱走兵は移動力４の兵士として行動しますが、移動以外の行動はできません。
ゲーム開始時は両軍の分隊のインパルスチットのみを入れます。北朝鮮の最初のインパルス終了時に脱走兵は移動できます。ただし韓国軍のインパルスチットが引かれると、以後は韓国軍ユニットとして韓国軍のインパルスで行動します。ただし最初の韓国軍インパルスでは脱走兵を移動させられません。また、この段階で脱走兵専用の韓国軍チットを１枚カップに入れます。以後のターンでは脱走兵専用インパルスチットを含めた韓国軍チットで行動できます。行動は二人の脱走兵両方を動かすことができます。
韓国軍分隊は脱走兵専用インパルスでは行動できません。
両軍とも、11.3.2の制限は個別に適用されます。具体的には、北朝鮮軍は韓国軍もしくは脱走兵に射撃した段階で制限が解かれます。韓国軍は北朝鮮から攻撃を受けるか北朝鮮軍を攻撃した場合に制限が解かれます。
北朝鮮軍はマップ３に進入できませんが、そこにいる脱走兵を射撃することはできます。マップ３にいる韓国軍を射撃することはできません。
勝利条件：北朝鮮軍は脱走兵をマップ２か１で無力化もしくは死亡させると一人につき５点。マップ３でなら２点。韓国軍を無力化もしくは死亡させると一人につき―２点。
韓国軍は脱走兵をマップ３の建物に入れるか南端より脱出させれば一人につき５点。北朝鮮軍を無力化もしくは死亡させると―３点。得点の多い方が勝利。ただし両者マイナスとなったら両者敗北。
ターン数は無制限。
2018.01.13 Saturday
横道
今日、妻の調子が良く、久しぶりにお出掛け。疲れて眠っているおかげで久しぶりのプライベート。
MustAttack覗いたら、今日も６ゾロさんのMagicRealmの記事が。このところASLにかかりっきり（とかいいつついろいろぶれてはいましたが）だったのですが、もともとこの世界に入門したのがSF・ファンタジー・アニメの世界からということもあり、ついつい惹かれてしまいました。
ただ、もともとこのゲームはルール量が多い上難易度も高く、おまけにHJ版日本語訳が問題ありで学生時分にプレイ途上でほったらかしになってました。
引っ張り出してきたらば、どこから探してきたのか３rdEditionのルールがあった。興味はあったんだな、俺。全く記憶にないのですが。しかし、これを訳すのは勇気いるなぁ。
ところで一緒にゲームジャーナル６号を発掘。今日も６ゾロさんの連載記事「ASLの戦場」第１回が載ってる。おぉ、コンナのもあったんだっけ。ヨリミチスンナというASLの神の啓示か！？
2017.08.05 Saturday
ロビンフッドソロプレイ4
順調に勢力を伸ばしたロビンフッドであったが、ここにきて２ターン続けて修道僧タックの説得に失敗。だがシェリフも膨らんだ反乱軍にうかつに手が出せない。
プレイのやり方が少しわかってきました。ロビンはとにかくまずお金。襲撃でちまちま可能な限り稼ぎまくります。そして11ターン以降は、マリアン登場に備えて登場地点の確保です。シェリフ側はその阻止、具体的には最低１つの城を略奪から守ること、旅人の護衛と、マリアン奪取のためやはり登場地点の確保です。
第11ターン、いよいよマリアン登場サイクルに入ります。このターンから遅くとも15ターンには登場してくることになります。リトルジョンらは、街道で先回りして旅人を待ち伏せます。ロビンは頑ななタックと決闘、重傷を負いますが意気に感じたタックはロビンの仲間に加わります。ガイ卿は、旅の貴族を護衛しながら移動、リトルジョンの大軍と激突します。歩兵４森林警備隊２対楽しい人々（なんとかならんかこの名前）５という大決戦は、シェリフ側が射撃で２白兵戦で1を一方的に失う大敗。アウトロー側の大勝となります。
第12ターン、旅人の安全の代償は高かった。こうなるとリトルジョンは一気にガイ卿を潰しにかかります。射撃戦で両者１ユニットを喪失、のちの白兵戦に備えやむなく森林警備隊から損害を出します。危うしガイ卿。そして運命の白兵戦。結果はAL１。アウトロー側が返り討ちにあい、辛うじてガイ卿は踏みとどまります。旅の貴族を無事送り出したガイ卿は手勢を率いて居城に籠城、リンカーンのシェリフは北上して騎士団と合流します。
第13ターン、負傷から立ち直ったロビンはタックと共に南下。ウィル・スタットリィは仲間を集めるため別行動をとり、リトルジョンらは街道沿いにリンカーンのシェリフを追撃します。この追撃でアウトローは被害を出すも最強騎士団を打ち破り、リンカーンのシェリフを戦死させます。戦力をずたずたにされたシェリフはこれで投了としました。
実際にはもう少し続けられそうですが、唯一残ったガイ卿が城に押し込められていて、シェリフがかなり不利そうです。
なるほど、ゲリラ戦だ。ゲームバランスはそう悪くない印象です。シェリフはもう少し慎重にプレイすべきかな。見た目と違ってかなり本格派ゲームだぞ。
2017.08.03 Thursday
ロビンフッドソロプレイ3
ここまで順調に進めるロビン。リクルートでの失敗なく仲間のリーダーは4人になっています。
第８ターン、タックをリクルートすべくロビンは北上、他のリーダーは戦いを避けるため散開します。シェリフ側は二手に分かれてリトルジョン達を追います。
第９ターン、リトルジョンとウィルスカーレットは、ガイ卿の追撃をかわしつつＭＭを１つずつリクルート。と、ここまで順調だったロビンの説得を修道僧タックが拒否。調子に乗って態度が悪かったのか？
第10ターン、ガイ卿に抑え込まれて身動きできなくなっていたマンチとウィル・スタットリィは街道を北上、これにリトルジョンとウィルスカーレットが合流し、脱出目前の僧侶を襲撃して２ＧＰを強奪します。ロビンは残ってタックを説得し続けていましたが、またしても失敗に終わります。タックはロビンとマリアンが結婚するために必要な人物なので、どうしても入手しなければなりませんが、なぜかロビンを嫌っています。シェリフ側は、大勢力と化したリトルジョンに手が出せず、街道の旅人護衛に注力。このターン、同じく結婚に必要なアラン・ア・デールがボックスＡに登場します。
続く
2017.08.02 Wednesday
ロビンフッドソロプレイ２
いきなりプレイを間違えてました。なぜか1：1の白兵戦で２ユニットのシェリフ側が全滅のわけない。寝ぼけてやるといかんな。
やり直しでもよかったのですが、それも面倒くさいので、記録に基づき、歩兵を率いたリンカーンのシェリフとノッティンガムのシェリフ率いる森林警備隊が、ガイ卿の東の村落にいたロビンとＭＭ２ユニットに攻撃をしかけ、ＡＬ１で歩兵１個除去となった第３ターン終了時点から仕切り直し。
第４ターン、ロビンは第３ターンに登場したウィル・スカーレットをリクルートするべく出向き、これを仲間とします。ノッティンガムのシェリフは森林警護隊とともにガイ卿を説得するためGISBOURNE城へ出向き、出陣を促します。リンカーンのシェリフは一旦西へ戻って兵をまとめます。
第５ターン、ロビンはウィル・スタットリィを、ウィル・スカーレットはＭＭをそれぞれリクルート。シェリフ側は軍をまとめて旅人の警護にあたります。
第６ターン、警護むなしくウィル・スカーレットが貴族を襲撃し1ＧＰを獲得。ウィル・スタットリィは東に向かってＭＭをリクルート。そしてロビンは最強のリトルジョンをリクルートすることに成功。貴族の暴政に対するロビンの勢力は、燎原の火のごとく広がっていきます。シェリフ側はガイ卿の護衛でようやく貴族１ユニットを脱出させることに成功。取り囲まれた貴族を守るため、リンカーンのシェリフを北に向かわせ、村落に入ります。収税は失敗しますが、旅人の護衛につきます。
第７ターン、ロビンはマンチをリクルート。ウィル・スタットリィは護衛をロビンの下へ残し、RUINED城でＭＭをリクルート。リトルジョンとウィル・スカーレットは合流して村落にいたリンカーンのシェリフの軍を襲撃します。射撃で1ユニットを潰し、白兵戦でＥＸの結果、シェリフの軍を全滅させます。この激闘で暴虐を尽くしたリンカーンのシェリフは戦死。同じ場所にいた貴族も襲撃され、1ＧＰを獲得。村人たちは歓喜の声を上げてリトルジョンとウィル・スカーレットをたたえます。怒りに燃えるガイ卿は、ノッティンガムのシェリフと大軍を率いて街道を北上し、その村落の目前まで迫ります。
続く。
2017.08.01 Tuesday
ロビンフッドソロプレイ１
部屋が片付いて、端っこに少し都合のいいスペースができたので、ロビンフッドを広げてみました。ここなら置いたままにできそうなので、隙を見てのプレイができそう。あとは猫が日中暴れると終了ですが。
まずは初期配置と勝利条件の確認。の前に、自動終了条件があります。
Ａ）ロビンフッドの戦死か絞首刑
Ｂ）リチャード王の戦死か殺害
Ｃ）ターン終了時ロビンフッドとリチャード王が同じボックスにいる
Ｄ）30ゲームターン終了時
Ｅ）全てのシェリフリーダーの戦死か殺害
特にＣは要注意です。ロビンフッドが望まなくてもゲームは終わってしまう。
勝利条件は、シェリフ側がロビンフッド殺害、もしくはゲーム終了時に捕虜にしていること。ゲーム終了時にロビンフッドが勝利条件を満たしていない場合も勝利となる。引き分けはないわけだ。そのロビンフッドの勝利条件は３つ。
１）ロビンフッドとマリアンが結婚
２）リチャード王とロビンフッドが同じボックスにいる
３）シェリフの財産を５以下にするか、自分の財産を20以上にする
…、ロビンフッド、厳しくないか？
初期配置は、シャーウッドの森のど真ん中に孤立したロビンフッド。いきなり森林警護隊が隣接している。追手というところか？１ターンで到達できる東の森中にリトルジョンがいるが、北にいるノッティンガムのシェリフが兵を率いてきた場合捕まる可能性大のため、ここは無難に兵隊集めかと。シェリフ側はロビンフッドの動き次第で、当面の目標はノッティンガムのシェリフをガイ卿に合流させることになります。
第１ターン、ロビンはノッティンガムのシェリフを牽制するため東のＭＭ「楽しい人々」をリクルート。シェリフターンはイベントで１のボックスに司教が登場。襲ってくれといわんばかりにロビンの真横を通りかかります。ノッティンガムのシェリフは、城の南の村落で大軍を率いて森林警護隊と合流。ついでに徴税という名の搾取を試みるも失敗。
第２ターン、ロビンは仲間と共に街道で「悪の司教」を襲撃。２ＧＰを奪います。シェリフターンはイベントで５から貴族。ノッティンガムのシェリフの大軍はそのまま街道沿いに南下。リンカーンのシェリフの軍も東進し、街道沿いにロビンを挟み撃ちのかっこうに。
第３ターン、ロビンは街道を離れ、ガイ卿のいるGISBOURNE城下の村落でＭＭをリクルート。シェリフターンは予定より早くウィル・スカーレットがなんとロビンのそばのボックスＢに登場。危機感を募らせたシェリフ側は、足の遅い兵を残して森林警護隊を連れたノッティンガムのシェリフと歩兵を連れたリンカーンのシェリフで、村落にいるロビンに襲い掛かります。射撃では両軍ノーダメージ、続く白兵戦でシェリフ側なんと壊滅。ノッティンガムのシェリフは辛うじて難を逃れますが、リンカーンのシェリフは戦死してしまいます。
うわ、やっちゃったか？
第４ターン、ロビンは平野に向かい、登場したウィル・スカーレットをリクルート。ウィル・スカーレットはリクルート能力を持つ心強い味方です。一方シェリフもノッティンガムのシェリフの説得でガイ卿が行動開始。ガイ卿はマリアンと結婚できる特殊能力（？）を持ってます。ムスカみたいなもんかな？
続く。
2017.07.30 Sunday
ロビンフッド（AH）
イギリスの民間伝承をもとにした、アバロンヒルのちっちゃいボックスゲーム。ロビンフッドといえば名前ぐらいは聞いたことあったけど、実際のとこ知らん。子供の頭に林檎乗せて射るとかいうエピソードとごっちゃになってたくらいだし（ちなみにこれはウィリアム・テル。だがこれもこの程度の知識だったりする）。
ネットで見たけどいまいちまとまった記事を見つけられんかった。タクテクスにもキャラクター紹介記事がありましたが、全員分載ってなかった。
とりあえず薄っぺらなまとめをしてみると、中世イギリスの物語。国王リチャード王が遠征に出陣して行方不明となる。その不在をいいことに配下の貴族たちは暴政をほしいままにしはじめる。森林監督官アダム・フッドの息子ロビンは、これに反発。少ない仲間と下野して義賊となり、貴族たちを襲撃し始める。小さな盗賊一味に過ぎなかったロビンたちは、様々な仲間たちと戦い、出会い、やがて大きなうねりとなっていく。そして国王リチャードが帰還すると…。
という感じがボード上に展開されます。ネットで見たところ、YSGAさんとこにプレイ記録があって、面白い模様。来週プレイできるか？
2017.07.21 Friday
Onslaughtやばいぞ
思いがけず時間ができたので、Onslaughtを通しでプレイしようとするも、機甲師団を絡めた連合軍の攻撃がことごとく1を出して失敗に終わり、第５ターン終了時においてもAvranchesの手前でとどめられていて、それどころかドイツ軍戦車部隊に攻撃されて上陸港を奪われる始末。コマンド本誌のヒストリカルノートによれば第４ターンにはAvranchesに到達らしいから、どう考えても失敗だ。
ウォーゲームでも、こんな振れ幅でかいゲームが存在するのかぁ。
でもいろんな展開があって、これおもしろいわ。本誌の史実とゲームの比較も、ど素人の私にとっては非常にありがたい（史実だけでなく、ゲームでのターン数をもとに比較してくれている）。
しかし、ゲームの作戦戦術については、まだまだ遠い。そして知識の方も。
ジークフリート線てなんだ？
2017.07.17 Monday
Onslaughtを予習プレイ
このところ、ずっと遠ざかっていた活字に触れる機会が多く、そのせいか頭脳が活性化してるよう。
Onslaughtのルールブックもすんなり読めた。もちろん以前プレイしたこともあるということもあるのだけれど、なんだか頭がさえてる（自分比）。
んで、来週末の対戦にそなえて、限られた時間ながら予習のソロプレイ。ルールは確認できたけれど、やはり作戦級は一味違うなぁ。ネットの評判ではやりつくされた感のようですが、私にとってはこれでもどうさばいていいやら。連合軍のさいの目が冴え、ドイツ軍はミルフィーユ作戦どころかパイ生地にすらできない状態。限られた作戦ポイントは、移動で戦線構築が精一杯。再建に回している余裕がなく連合軍増援がなだれ込んでくる。
プレイもしてみたいけど、いったいどういう展開なのか、達人同士の対戦も見てみたい気がするなぁ。
2017.05.01 Monday
カブト会に参加してきました
2017年4/29、4/30と西宮のカブト会に参加してきました。
たまたまネットで見つけ、短時間での決断となりましたが、cesare （ちぇーざれ）さんの快いご好意をうけての参加でした。
始めて参加したSOLGERの時もそうでしたが、案ずるより産むがやすし、いやもう最高の時でした。
最初会場についたとき、扉が閉まっていたので大丈夫かと思いながら入ると、すでに２組（NEROとASL）が準備中でした。なにせ数年ぶりの対人戦で、見たことないゲームをインストしている光景じたい久しぶりですごく新鮮に感じられました。cesare （ちぇーざれ）さんとたかぴょんさんの丁寧なごあいさつから始まって、午前は持参した江戸幕府の黄昏を幕府側でプレイ（７ターンでサドンデス勝利）、午後はLabyrinthをテロリスト側で１デッキプレイ（僅差で判定勝ち）でした。他にも、持っているなら死蔵しないようにとアドバイスをうけてASLのプレイをながめながらのレクチャーをいただきました。おかげでムラムラメラメラ、あきらめていたASLのプレイ熱が再燃しました。さらにたかぴょんさんからAGWへのお誘いをいただき聯合艦隊プレイの約束をして帰宅。
30日はとても立派なASLの手製の資料をいただいたことにはじまり、前日VGのThe Korean Warのプレイを約束していたので、４ターンシナリオのレクチャーをうけながらプレイ。北朝鮮を担当させてもらい、第１ターンにソウルを落として最終ターンには釜山を陥落し勝利。次回は接待プレイでなくがっつり行きましょう。
残り時間に制限がありVGつながりで南北戦争ミニゲーム（名前忘れちゃいました）のあと、Down in Flamesを軽くプレイして一足早くお開きにしました。
いやもう行ってよかったです。江戸幕府の黄昏もLabyrinthもルール確認ができたし、なにより人との交流もあったし。
かならずまたお伺いいたしますので、そのときはよろしくお願いします。
2017.04.30 Sunday
カブト会参加、序章
ドキドキワクワクムラムラがとまらーん！たまらーん！
ひとまず魂の叫びを、精一杯活字におこしてみました。
とりあえず今日30日、２日目も参加してきます。
詳細は後日。
2017.02.08 Wednesday
ウルトラマン、ようやく怪獣退治
厳密にはシミュレーションゲームとは言えないかもですが、「わらし。のおざしきダイアリー」で紹介されていたウルトラマンソリティア、ようやく怪獣退治に成功しました。退治できたのはグビラ。得点６での勝利でした。
どうも使えないカードが存在する気がする。
2016.11.24 Thursday
Labyrinth日本語化
約一カ月、ようやくプレイにこぎつけるぅ。
Labyrinthの存在を知ったときには在庫切れで、まさかこの日がこようとは。
和訳が無償公開されており、これだけのものを惜しげもなく提供してくださる関係各位の方々には、本当に頭が下がります。
ルールとカードの和訳はあるのですが、自分の能力ではプレイに支障をきたすことが予想されるため、チャートとカードを日本語版にして自作しました。
ほんとうならプレイブックも翻訳したいところですが、そこはそれ、早くプレイしたいのでとりあえずここまで。
世間では2010の方をプレイしているようですが、手元には入手してあるので2001の方から。
次の休みにプレイだ。
2016.09.18 Sunday
Empire of the Sunチュートリアルプレイ
ようやくプレイにこぎつけた。
ルールブックにあるプレイの例の通りに動かしてみた。
大体つかめたので、1942年シナリオをプレイしてみた。
うわぁ、これは重いというのが率直な感想。システム自体はそう難しいものではないが、カードの種類が豊富なのと、取りうる選択が陸海空多岐にわたり、しっかりゲームを見渡せないとへっぽこなプレイになってしまう。時間をかけてじっくり向き合ってみるとしよう。
2016.08.28 Sunday
Vassal導入とソロプレイ
昔一度挫折した、Vassalをソロプレイ用に再び導入してみました。きっかけはフライトリーダー。マップ以外にも状態表示シートを広げないとだめなので、不自由な感じだったからです。編隊が増えるとさらに不自由なので、これを解消する目的が第一でした。
あいかわらずよくわからん状態ですが、他者とプレイするわけでなし、とりあえず動かせているのでよしとします。場所をとらないというメリットは大きい。
他者とのプレイといえば、ゲームってやっぱり対戦が基本だなぁと当たり前のことを思う今日このごろ。さんざん遊んだ戦国大名も、ソロプレイだけなら印象は大きく変わっていたろう。死蔵になってるいくつかのゲームも、生まれ変わる機会があるかな。
2016.08.06 Saturday
フライトリーダーベーシック
もりつちさんに影響を受け、ひさしぶりにフライトリーダーを引っ張り出してきたわけですが…
うぉ！こんなに難しかったっけか？昔はルールブック流し読みできてたのに。
マーカーこんなに見にくかったっけか？
とりあえずやってみた基本ゲームでも動かし方が見えてこない。
老いとは恐ろしい。
だが、胸の奥底でムラムラ来るものがある。泥沼に足を突っ込んでみるとしよう。
2016.02.19 Friday
竜虎三国志ソロプレイ
ルールのセルフ確認をふまえてプレイ。
勢力選択は初期ランダムで選択。
青龍が本国袁紹、同盟が袁術と孫堅。
白虎が本国馬鰧、同盟が曹操と劉備。
本国が解せないが白虎有利か。
第1ターン：初手は劉備。とりあえず袁紹を阻むべく西へ進軍。河北統一を目指す。
続く袁術が荀��を手に入れ、その進言により曹操の行く手を阻むべく許昌へ進軍。
続いて青龍。外交重視で袁術指定するが振るわず。そのまま袁術自ら大軍を率いて兗州の曹操に攻撃。荀��の采配もあり曹操軍を青州へ敗走させる。
続いて奸賊。董卓を指定する。これがなんと人材で陸遜を引く（時代考証もへったくれもないな）。史実通り董卓が帝と共に守りの固い長安へ（個人的にはせめて河東と長安の間は山岳エリアだと思うが）遷都する一方、補給線の伸びきった袁術を側面から呂布と李儒で攻撃。呂布が出るまでもなく李儒の献策で許昌の袁術軍は全滅。守将の張勲は兗州へと落ち延びる。
ここでターンエンド。史実に基づくイベントで呂布が徐州で独立。劉焉が死去。
第２ターン：初手は曹操。まだ運は味方しているようだ。求賢令は失敗するも人材登用で法正を入手。しかし青州で閉じ込められまだ動けない。だがさらに運が味方する。続くチットが白虎で曹操指定。求賢令で龐統入手！その勢いそのまま兗州の袁術軍を攻撃。二人の軍師の前に袁術軍は壊滅。張勲は降伏。荀��は斬首。恐れをなした袁術は盟主の兄袁紹と連絡を絶ち、中立化して南陽にこもった。
続いて袁紹。史実に反し外交で公孫瓉を味方につけ、大軍で鄭の劉備軍を攻撃、敗走させる。
孫堅は甘寧を入手。長江一帯に勢力を拡大する。
続く青龍チットで袁紹指定。豊作で得た大軍を率いて白虎本国平原の劉備にとどめを刺しにかかる。辛うじて全滅を免れた劉備は青州の曹操に身を寄せる。
その劉備、陳宮の病死の報に触れ、曹操の力を借りて譙に進軍、居留地を得る。
続く公孫瓉、人徳がさえわたり、袁術と劉表を反曹操に引き込むことに成功。自身も井（？）州へ進軍。側面から袁紹を援護する。
続く奸賊は白虎側選択。黄巾賊で損害を被る袁紹を後目に、陳宮を失ったおバカ呂布が全軍で寿春へ侵攻。
袁術は動けず。
さらに絵にかいたような同じシチュエーションでおバカ呂布が南下。長沙の孫堅領土を切り取る。
ここでターンエンド。孫堅が死去し孫策と周瑜が登場。白虎本国を劉備から曹操に変更。
第３ターン：初手奸賊。ターンエンドが前回馬鰧だったので青龍選択。董卓残党の郭�椶販β修�18戦力もの大軍で兗州の曹操に襲い掛かる。さしもの曹操もこの大軍相手では抗いきれず、青州に撤退。
だが続いて白虎。曹操指定大当たりで人材程��入手。青州にはなにかあるのか？その程�┐藁�璋を味方にする。勢いを取り戻した曹操軍はまず呂布軍からがら空きの徐州を奪取。続いて兗州に攻め込み、これも奪回。
続く袁術だったが、ここでターンエンド。勢いを増す曹操。だいぶ混沌としてきたぞ。
第４ターン：初手はその曹操。着実にその版図を広げる。
続く袁術は辛うじて許昌から曹操軍を追い出すがそれ以上手が出ない。
しかし続く袁紹が奇蹟を起こす。劉備中立化！史実通り恩を仇で返すのか？袁紹はこれを信じ青州の曹操軍守備隊を攻撃。曹操は無理せず退却。この強襲が吉と出るか凶と出るか。
続くは初出陣馬鰧。もはやどうでもよい勢力だが人材で賈詡を入手となれば話は別である。説得で再び劉備を白虎陣営に戻し、天水と安定を切り取った。
続いて奸賊。郭�椶販β修�兗州の曹操を攻撃。この戦いで曹操は大敗。全滅して徐州へと敗走。法正がつかまり斬首という失態をおかす。劉璋も白虎陣営から独立。
さらに公孫瓉が徐庶を入手。劉璋を味方につけがら空きの洛陽へ入る。
ここで袁紹。さらに徐州の曹操を蹴散らし馬鰧独立。
さらに孫策が北上して曹操を攻撃。十分な戦力で持ちこたえはしたが、退却せざるを得ずついに曹操は建業へ。
続く劉備は曹操を助けようにも兵が足りない。イチかバチか孫策を説得に出向くが散々に蹴散らされてしまう。
どうやら袁紹側は官軍になったようだ。続くは奸賊。とはいえ献帝を要する勢力である。郭�椶販β修藁�備を攻撃。じわじわ押され、劉備軍全滅。白虎勢力から抜け、いずこともなく逃走する。
ここでターンエンド。もはや曹操の命運つきたか？
孫策が死去し、孫権がその遺志を継ぐ。
第５ターン：哀れ初手は後を継いだ孫権。周瑜とともに曹操に攻撃。もはや抵抗の力なく周瑜の策の前にあっさり壊滅。青龍がわの勝利となった。
終了時の形は献帝を擁する董卓残党と、これに忠誠を誓う袁紹とその仲間たちという形になった感じだ。
2016.02.19 Friday
龍虎三国志ルールＱ＆Ａ（セルフ）
うちの弟が三国志LINEスタンプ使ってたのをみて触発された。
龍虎三国志をひっぱりだしてきたのだが、質問回答がそういえばまだきとらんなぁ。なに聞いたのかも忘れたぞ。
というわけで思いつく（思い出せる）範囲でセルフ回答。まぁ、誰に迷惑かけるわけでなし。
Ｑ:群雄や親族武将の扱いをもう少し丁寧にしたい
Ａ:5-7（1）
修正：移動先は「軍勢コマがある他のエリア」ではなく「自国支配エリア」に修正。人物のみがいるエリアも対象とする。
補足：群雄コマのいるエリアで軍勢がいなくなり撤退を強制されることになった状況になった場合、それが同盟国であった場合は直ちに中立となる。それが本国の群雄コマだった場合、滅亡であれば3-2（3）を処理した後（もしあれば）敗北側の選択で任意の自軍同盟国を１国中立とする。
5-7（2）
修正：忠誠心*の武将はこのチェックの対象とならない。5-7（5）を自動的に適用する。
Ｑ：軍勢のいないエリアへの進軍による戦闘は？
Ａ：５明確化：
「相手プレイヤーまたは中立国の軍勢コマと同じエリアにある軍勢コマは戦闘を行う。」よって軍勢のいないエリアでは通常の戦闘は発生しません。この場合防御側の軍勢が戦闘で全滅したものとみなして直ちに5-6（1）を適用します。
Ｑ：4-8-3は事実上自由な再配置ができるということか？
Ａ：4-8-3明確化：ただし再配置するコマの移動先は、その群雄の支配エリア（支配を変更すると宣言した国を含む）に限られます。この手順の終了時、複数の群雄が同じ国に残ってはいけません。ただしその国にいる他に支配エリアがない複数の群雄がいる場合に限り、（再配置先のある群雄も含めて）そこにとどまることができます。プレイヤーが望めば、たとえ支配エリアを分け与える余力があったとしても（そこにとどまらせるために）エリアを分け与えることは強制されません。
例：曹操と劉備と袁術が青州にいます。劉備と袁術は他にエリアを持ちませんが、曹操は譙と徐州を持っています。曹操は劉備か袁術に領土を与えなければここにとどまることができます。仮に曹操が再配置したとしても劉備と袁術は残るため、複数の群雄がいるエリアとなるからです（もちろん曹操単独で再配置もできます）。しかし譙か徐州を劉備か袁術に譲ると宣言した場合は違います。たとえば徐州を劉備に明け渡した場合、移動できないのは袁術だけになり、曹操は譙、劉備は徐州へ再配置し袁術が青州に残ることになります。
Ｑ：マップ上の手番に��人物コマの再配置があるがルールブック上に記述なし。これは？
Ａ：再配置はターンエンドのみに行います。マップ上からは削除。
Ｑ：献帝を持たない勢力がイベント献帝逃亡を出した場合は？
Ａ：献帝を持つ群雄がイベントを出した場合にのみ適用します。同盟軍や同一プレイヤー勢力であってもその群雄が持っていなければ何も起きません。
ほかにもあったかな？出てきたらまた勝手に決めてやれ。
2015.08.09 Sunday
もうきた＆まだこない＆翻訳中
本日予約していたGJ別冊大東亜戦争が届いた。通販はすぐ届くんだ。
5/23に送ったルールの質問回答はいまだ音沙汰なしなんだがなぁ。
GJは一旦小休止かな。
Empire of the Sun SecondEditionは、カードの追加だけでなく既存のものも微妙に変わっている様子。ルールはともかくカードの翻訳位はできそうなので、じっくりとりくんでみよう。
2015.07.26 Sunday
Empire of the Sun躓く
もりつちさんのアドバイスに従って、とりあえず公開中のVer2.0和訳を読み進めていたのですが、自分の読解力のなさか理解しきれない。何とか読み続けましたが、13補給の項目でついに挫折。とくに補給経路の例が何を言ってるのかさっぱりでした。意を決して原文をとりあえずこの例２つ訳してみました。どうやら理解できたように思うのですが、これまた英語能力のなさか、この例ではどちらも13.1にある「完全水上へクスサイドで非中立化された敵ZOIへクス」を通っているため、Javaの部隊に通せないように見えるのです。
Ver3.0では項目が並べ替えられて例題も変わっている様子。
早くプレイしたかったが、やはり原文を読まなきゃだめかな？
2015.07.13 Monday
Empire of the Sunついに買っちゃった
ボーナスでEmpire of the Sun SecondEdition買っちゃった。
ろくすっぽ英語もできないくせに。
奥さんの冷ややかな視線をかわしつつ。
いや、面白い記事をアップしているもりつちさまのせいなのです。悪いのはもりつちさまだ（笑）。
などと勝手にひとのせいにしつつ悔恨、いや開梱。
洋物といえばAHのイメージがあって紙質印刷とも劣悪なイメージがあるのですが、コンポーネントはとにかく美しく、プレイ意欲をそそる。
付属のルールはVer.3.0になってる。もりつちさんの記事ではデザイナー私製GMT非公認の3.0とおなじなのだろうか。公開されているVer.2.0の和訳を片手に見てみると、カードも枚数が増えている様子。
ぼちぼちがんばっていきませう。
2015.04.25 Saturday
生物調査船パンドラ号の航海 その８
今回の調査でおそらく最後になるであろうSuwatheに到着します。可住圏の大型惑星であるSuwatheは、もっとも有望な惑星でもあります。
重力：強い 大気：有毒 水界：100％ 火山活動：活発 生命維持度：1
水の惑星である。強い重力ではローバーは水面に浮くことができない。しかも大気が有毒で活動が制限を受ける。そこで科学担当官と保守整備担当官が装甲服を着込み、装甲ロボットを連れて最小限の装備を持って一発勝負の調査を挑む。
シャトルが水面着陸する。陸地は全く見えず調査は全て水中になる。だが計器類が反応し、水中に植物と無数の建築物の存在を示唆している。時間は限られているが有望だ。水中を進み続けるが、有毒大気はロボットの装甲を蝕む。整備担当官のおかげで持ちこたえるが、ロボットの使用時間も限られるようだ。
もっとも反応があった水中建築物を調査。そこでメロンほどの極彩色の物体を発見。どうやら知的生命体の交信装置だったようだが、いじくりまわしているうち動き出したかと思った矢先壊れてしまった（なにやってんだ）。
だがその直後事件は起きた。
突然15フィートほどの四足生物たちが目の前に実体化したのである。
甲羅でおおわれている間から半透明のボディが見えていて、泡立っている内臓が透けて見える。気持ち悪。どうやらリーダーらしきものは、付属器官を使ってプリズムのようなものを掲げている。
もちろん交渉だ。
科学担当官が神経走査機を駆使して接触を試みる。人類よりはるかに高い知能を持つ彼らは瞬時にこちらを識別。これ以上都市に立ち入らないことを約束し探険活動の許可をもらう。だが物資はもう尽き、帰還するのが精一杯である。やむなく一行は帰還の途につく。
New altoが残っているが、新たな発見の可能性は低い。断腸の思いでパンドラ号は航海を終え宙域を離脱する。
パンドラ号の航海はいくつかの成功を収め、現時点では十分な成果であるが、移動を考慮するとわずかに足りない。調査は失敗であるとの判断が下った。
だがそれは頭の固い銀河調査委員会の評価である。今回の航海で犠牲者を出すことなく航海を終え、いくつかの発見もあった。我々は自信を深めた。いつの日か、また未知なる発見を求めて航海にのりだすことだろう。
獲得VP：48 喪失VP：２
2015.04.25 Saturday
生物調査船パンドラ号の航海 その７
またしてもだいぶ経ってしまった…。
さて、現在パンドラ号はPaieoを離れつつある。この宙域での調査候補は残り３つある。残された時間は決して多くないが、全て調査することも不可能ではない。
現時点で費やした期間と調査成果を鑑みれば辛うじて成功といえる。だが最短距離でこの宙域を脱出すれば帰りの時間を考慮され失敗の評価を与えられること間違いない。新たな調査による成果は必須だ。この選択肢は臆病者の選ぶ道だ。
我々は勝者となるべく調査を続行する。その調査にはいくつかの選択肢がある。この宙域で最も有力なハビタブルゾーンの惑星Suwatheの調査は必須だが、問題は残る二つだ。残る期間を有力候補に絞っていくのか、はたまた予備として他の惑星１つもしくは２つも候補に入れるのか。残された期間を考えれば、ここでの決断がのちの運命を左右することはほぼ間違いない。
残りの時間を考慮し、我々は遠隔のNew altoをあきらめてBirss経由でSuwatheの調査を決定。この二つで成果が得られない最悪の場合のみNew altoを強行調査するという方針を立てた。
２か月の航行の後、Birss軌道上に到達。
重力：弱い 大気：なし 水界度：０％ 火山活動：活発 生命維持度：４
船外作業服を着て地表調査担当官、保守整備担当官、科学担当官の３名がシャトルで降下。地表は永久氷壁に覆われた極寒の惑星で、降下地点は荒れていた。着陸地点の調査を終え、地表調査担当官と科学担当官がローバーで永久氷壁を南下。そのままくまなく周辺調査を続行するが、行けども行けども不毛の凍土。それでも調査を続行した結果、南方で大地震に遭遇。ローバーを含めた装備と物資を全て失った上、地表調査担当官の船外作業服がダメージを受けます。
徒歩で永久凍土を乗り越え、辛うじて二人はシャトルにたどり着き、一命をとりとめます。
何の成果もあげられないどころか、あわや死者を出すほどの大損害を被り、Birssの調査は終了します。二人の治療のために二か月を費やし、いよいよ最後の調査になるであろう航海に備えます。
調査時間：78時間
獲得VP：+1（Birss調査）
喪失VP：-1（ローバー喪失）
調査期間：残り10か月
2014.07.27 Sunday
ゲームで贅沢
入院回避に伴い、ボーナス収入もあって許可を得てゲーム購入。
普段なら絶対手を出さなかったアクロスザパシフィックを入手。許可を得た半端分をフルに活用（厳密には少しアシが出た）して同時に気になっていた群雄割拠を入手。とりあえず短時間でできそうな群雄割拠のルールを読んで、疑問点を質問中。
2014.07.13 Sunday
目指せ天下布武
でもって、ゲームの時間ができるとは皮肉なものである。
ソリティア信長包囲網をやってみた。１９号付属のものを含めた選択武将を入れてのプレイです（秀吉と光秀はカップへ）。
いきなり朝倉が一向一揆の援護をもとに志賀へ進軍、京に迫る。こちらは佐久間・柴田の主力を出しこれを押し戻す。一方滝川一益が北畠を討伐、伊勢を平定。順調な滑り出しである。
朝倉もかなり積極的である。「志賀の陣」で再び朝倉が進出してくるも、頭角を現した前田利家の活躍などでこれを撃退。さらに余勢をかって朝倉を一乗谷に押し返す。このまま順調にいくかと思いきや、長島一揆が発生。滝川軍が敗走し、稲葉良通が戦死する。
しかし北伐は大成功。朝倉義景を討ち取る。
続いて西方を目標にすべく京に主力を戻している間に義昭の御内書を受けて武田が上洛を開始。とりあえずこれを無視。摂津の本願寺攻めを開始するも苦戦。氏家直元が戦死する。武田は「三方原の戦い」で徳川を破り西上を続ける。こちらももはや引けない。坂井政尚を援軍に送り本願寺を追い詰める。
ここで「本圀寺の変」。どぅわー！しかし森可成がギリギリこれを防ぎ、三好三人衆を蹴散らす。あっぱれ！！あとで必ず昇進だ。
順調に本願寺を追い詰め、さらに朗報。信玄没！武田勝頼が後を継ぐ。ひとまず危機は去った。主力が紀伊を目前に、義昭が新たな策を講じてくる。毛利参戦である。坂井・森両軍は毛利軍の前になすすべなく退却。連絡線を断たれた主力が敗走し、佐久間信盛が戦死してしまう。
山崎で合流し態勢を立て直し、すぐさま全軍で反撃。なんとか輝元軍を押し戻す。次のカードが「有岡城の戦い」。しかしここは信長の威信が勝り毛利軍動かず。そしてそのまま主力が進軍。ついに本願寺を滅亡させる。ここで本願寺と和睦した上杉謙信が参戦。しかし今は西が先である。態勢を整えている間武田勝頼も三方原まで進出。さらに毛利軍も先手を打って摂津に侵攻。主力がこれを撃退。滝川軍は武田に備えて長篠で徳川軍と合流。主力は毛利軍を攻める。毛利攻めは順調だったが、とってつけたように「長篠の戦い」が引かれる。しかし歴史通りにはいかず織田徳川連合軍は敗北。後退する。毛利攻めも鳥取で反撃にあい、池田勝正を失ってしまう。
だが信長は朝廷から右近衛大将を叙任。これに恐れをなした毛利が攻撃を控えるのを後目に再編成をすすめ、徳川に増援を送りつつ毛利征伐軍を増強する。
ここで上杉がついに動き出す。能登をあっさり平定し、加賀までコマを進めてきた。急がねば。
大軍で力押しを決行。毛利を攻める。加えて安土城が完成。危機感を感じたか毛利が攻めてくるも難なく撃退。その余勢で押し返しついに毛利を追い詰める。
しかし毛利も最後の抵抗。水軍を駆使し粘ります。水軍にてこずっていると、それに呼応するかのごとく謙信が侵攻。織田の守備隊を蹴散らして瞬く間に金ヶ崎までやってきます。さらに武田勝頼も西上。なんとか防ぐも蜂屋頼隆が戦死。ことは急ぐと援軍到着と共に毛利を総攻撃。物量で圧倒して毛利を滅亡させます。
順調だった戦いも暗雲。武田勝頼の猛攻で織田・徳川連合軍が壊滅状態。あわやのタイミングでなんと謙信死去。京を目前に上杉軍は越後へ引っ込んでしまう。続くカードはすべて上杉動かず。これを契機と主力が集結。柴田・明智がそのまま武田を押し切り、ついに武田を滅亡させる。そして遅れてきた羽柴秀吉を加え、最後の最後で上杉景勝を討伐。
天下統一となりました。
2014.05.02 Friday
魔法帝国の興亡発掘
ゲームなぞいつぶりでしょう。
とりあえず内容的にも手軽でソロしやすいもので手持ちを探ってみたら、エポックの魔法帝国の興亡がでてきた。
保存状態が劣悪でしたが、おもしろそうなのでとりあえず隙を見て一戦してみよう。
2014.01.26 Sunday
XF-1カーレースをソロプレイその1
ネットにて発見。架空のF1レースをシミュレートしたもので、いわゆる観戦級というのでしょうか。プレイヤーは普通のF1ゲームでよくあるようにドライバーとしてではなく、監督のような立場でチームを率い、指示を出します。車を動かすのは契約ドライバーであり、プレイヤーは状況に応じてセッティングやピットなどの指示を出すだけです。架空といっても実在の国やチームをモチーフとしているらしく（すんません、よく知らないんです）、参加10チームには雰囲気のある解説が付属していて萌えます。また前年度に基づく順位が付けられていて、おおよその実力がわかります。と同時にキャラクター性もあって、デザイナーズノートいわく「元王者チーム」「勢いのある挑戦者チーム」「落ち目なんだけど踏ん張っているチーム」「技術バカ空回りチーム」「「全然ぱっとしないチーム」「イロモノチーム」などです。
コースも架空ですが、唯一実在コースとして鈴鹿が入っています。実在コースをこのゲームに当てはめる実験的なものだそうです。まだ見てませんが追加キットもあって、そちらは実在コースや実在ドライバーも入っているみたいです。
またNPCルールもあって、極端な話NPCだけで走らせて眺めるということも不可能ではありません。ただしプレイした印象では（手間を省くため）極力簡易なルールになっているので、NPC個々にはドライバーのキャラクター性が反映されておらず、ちょっともの足りません。しょせんNPCはNPCという印象があります。しかしプレイヤー同士の間にいるNPCはたぶんこのルールで十二分でしょう。ゲームは対戦相手あってというのが基本だと思いますので。
さっそくプレイしてみて、いけそうなのでラウンドシナリオをやってみました。チームは中位チームの戦い。前年度３〜８位のチームで争います。１チームを担当し、残りはNPCルールを使います。ランダム選択でコースは南欧州ラウンド。フランス、イタリア、スペインの順に回ります。
担当チームは前年度６位「ミフネ」。日本でトップシェアを誇る「世界のミフネ」のモータースポーツ部門。いわゆる車屋チーム。参入５年目、出走回数45回。イギリス専門誌の評価によればオールＢというよく言えば無難な、悪く言えば特徴のないチーム。マシンはミフネＳ11Ｐ42。１号車に優勝経験もあるイギリス出身のマッコイ、２号車に経験はそこそこだがむらっ気の多いアメリカ出身ノーマンが乗る。
フランス、マルセイユサーキット予選。
整備の調子はそこそこ良い。マッコイ車を中心に安定させる整備。ゲームに慣れていない上激しいコースでもないため調整はとくにせず。予選はうちが安定した走りに対し参加チーム中もっとも順位の低いゲパール（フランス）が地元開催の意地を見せる猛ダッシュ。さらに前年度７位のレアリブル（イタリア）が食らいつく下剋上展開。前年度４位チートス（イギリス）は出遅れているのか抑え気味なのか後方。そして最高のスタートを切ったのがＧＤＷ（ドイツ）。追い上げるティレーラ（イタリア）を振り切りポールポジションを勝ち取った。うちは最終ブレイクポイントでダッシュしたノーマンが５位に食い込む健闘をみせた。予選最終順位は
１.ＧＤＷ１
２.ＧＤＷ２
３.ティレーラ１
４.ゲパール２
５.ノーマン（ミフネ２）
６.レアリブル２
７.ゲパール１
８.ティレーラ２
９.レアリブル１
10.マッコイ（ミフネ１）
11.チートス２
12.チートス１
であった。そして本選。
天候は快晴。暑さでＤＰ−２。あちち。
１〜８周
レースは先頭のＧＤＷがちんたらした団子状態で開始。チートス２号車だけが遅れていく。チーム内になにかもめごとがあったのだろうか。異常に調子が悪い。ＧＤＷ１が遅まきながら前に出る。これを追いティレーラ１が前に出る。このチャンスに乗じて我らがノーマンもＤＰ消費でコントロールし前へ。
９〜16周
ＧＤＷ１が独走。ノーマンは４番手につけている。チートス２が後方マッコイに追いついてきた。このままがんばれノーマン。しかし両者とも激しい走行で燃料タイヤとも消耗してきた。だがＤポイントで動きあり。カーブでティレーラ１にノーマンがおいつく。ここは勝負どころ。タイヤを消耗することを覚悟でコントロールとブレーキ能力を使用。結果は吉と出た。どちらかがなければ再び後退していたところだ。一方でマッコイはチートスの２台と共に後方で苦戦。どんどんはなされていく。
17〜24周
トップはＧＤＷ１。ノーマンとティレーラ１が激しい２位争い。ノーマンは疲労困憊している。持つか？ついにマッコイは最下位へ。
25〜32周
ノーマンは魔のＤポイントで現在位置死守。ついにＧＤＷ１が見えてきた。しかも功を焦ったか、ティレーラ１がコーナーでリタイア。さらにレアリブル２が巻き込まれリタイアしたところでセーフティーカーが入り仕切り直し。トラブルでのプレッシャーをはねのけたノーマン。大チャンスである。
33〜40周
しかし再スタートでプレッシャーによりＤＰ-1。しかしそれは相手も同じ。ＤポイントでＧＤＷ１がまさかのリタイア。ついにノーマンがトップへ！！
41〜48周
精神力を削りながらノーマンがトップをキープ。しかし再びレースは団子状態。
49〜56周
Ａポイント直線でＧＤＷ２に抜かれてしまう。しかもティレーラ２とゲパール２が追い上げてくる。さらにチートス２台が猛追。しかしこれに乗っかるようにマッコイが上がってくる。そのままＧＤＷ２はぶっちぎる。レースはいよいよ後半。いけるかノーマン？
57〜64周
チートスを連れ、マッコイが先頭集団に参戦。だが依然トップはＧＤＷ２。その差はまだ大きい。
65〜72周
ノーマンはＢポイント加速で勝負をかけたが思うように詰まらない。そしてついにチートス２が本領発揮。ＧＤＷ２に並ぶ。背後から迫るプレッシャーについにノーマンはＤＰを使い果たす。ををう。ここまでか。
73〜80周
ついにレースは最終局面へ。チートス２台に食らいついたマッコイはそのまま僚友ノーマンを抜く。しかしついにチートスを抜くことはできなかった。イギリスの名門の意地を見せたチートス２は土壇場でＧＤＷ２を抜き去りゴール。健闘むなしくＧＤＷ２は敗れた。そしてノーマンは前半の健闘むなしくそのまま失速していった。
最終結果
１位：チートス２＝10ＧＰ
２位：ＧＤＷ２＝９ＧＰ
３位：チートス１＝８ＧＰ
４位：マッコイ（ミフネ１）＝７ＧＰ
５位：ゲパール２＝６ＧＰ
６位：ティレーラ２＝５ＧＰ
７位：ゲパール１＝４ＧＰ
８位：ノーマン（ミフネ２）＝３ＧＰ
９位：レアリブル１＝２ＧＰ
リタイア：ティレーラ１、レアリブル２、ＧＤＷ１
現在チーム順位
１位：チートス18ＧＰ
２位：ミフネ10ＧＰ
ゲパール10ＧＰ
４位：ＧＤＷ９ＧＰ
５位：ティレーラ５ＧＰ
６位：レアリブル２ＧＰ
ルールによる相対評価。
チートスは健闘。後半追い上げて底力を見せた。
わがミフネも健闘。詰めがおしかった。
ゲパールは躍進。地元の力か、終始好調に走ってた。
ＧＤＷは不調。リタイアさえなければ。いい勝負はしていたのだが。
ティレーラは失速。実力を全く出せていなかった。
レアリブルも不調。こんなものでしょう。
2014.01.08 Wednesday
F16ファイティングファルコン Q&A
年末質問していましたものが、年明け早速回答いただきました。
質問は
1.高度０未満37越えはどうなるのか
2.シナリオ１でマップ外移動はどうなるのか
3.マップ端半分へクスは有効？
でした。
回答は
1.相対高度を表すので、マップと同様高度差をそのままにずらす
2.基本出ないようプレイする。やむを得ず出る場合は撃墜されたものとみなす
3.無効（使用しない）
でしたが、直後に補足メールをいただきました。
いわく、上記の回答は原版に忠実なプレイを前提としたものであり、CTCシリーズとしてのF16ファイティングファルコンは対地攻撃ルール追加など絶対高度の概念に変更されるかもしれないとのこと。ということで、高度をはずれないようプレイすることを推奨するが、プレイヤー同士の同意で決めてよいとのことでした。
おっ！
エキスパンションキットとかもあったりするかいな？
2013.12.29 Sunday
F16ファイティングファルコン入手
この間、現実の兵器との相性がうんたらかんたらと言ったばっかりですが、F16を見て思い出しました。
私が航空機ゲームAIRWARに手を出したのは、エリア88を見たからだった。萌え系うんぬんとか言えた義理じゃないな。
ところで追加機種が今後でてくるんでしょうけど、小出しもいいけどまとまった形で追加ルールやシナリオなんかを含めたエキスパンションキットがいいなぁ。
登場機種ガイドブックとかもどうだろう？無理かな？
2013.11.03 Sunday
元亀争乱 ソリティア信長 いくぞ天下布武
ほとんどソロプレイの環境のくせして、実はあんまりソロプレイ専用ゲームはあまり好みでなかったりする。深い理由があるわけではないのですが、ただなんとたく。
今回ウォーゲーム日本史が壬申の乱ということで、ゲームから知識が得られるからという動機で19号を購入いたしました。ただ残念なことにソロプレイ不向きなシステムでした。で、マイナーテーマの救助策なのかその号におまけユニットとして元亀争乱ソリティア信長包囲網の追加武将ユニットがついていたので、一緒に（ドイツ装甲軍団とともに）販促に乗っかって購入いたしました。
これが結構おもしろい。本誌の構成も個人的に好みです。デベロッパーズノートも面白かった。省略具合がすぎるのでどうなんだろうという気持ちもなくはないですが、デベロッパーズノートに共感できましたのでよかったです。よくデザイナーズノートへの批判でゲーム自体で語るべきというのがあります。正論かとも思うのですが、想像力と知識見識不足の私にとって、この補完は非常にありがたい。紙面が限られているのでしょうがないのですが、願わくは天下布武や鉄甲船などの用語（とくに天下布武はなにがしかの宣言とかをあらわすのでしょうか？）解説もあればよかったかなと。まぁ、武将解説を含め、このゲームをプレイしようという人はこの程度は知っているだろうということなんでしょうけど。
さてゲームは信長の立場で、天下統一を目指して自軍をやりくりします。天下統一といってもマップが畿内中心の限定地域なので、それが可能となる最大勢力となることを目指し敵対勢力を殲滅していきます。しかし史実では志半ばで倒れたため、勝利するには史実以上の結果が要求されます。
何度かやってみましたが、史実の結果すら得られていません。今回選択ルールの追加武将、並びに19号の追加武将を入れてオルタナティブモードをプレイしてみました。
まず伊勢平定を目指し柴田佐久間主力を長島に配置。京の守りを固めつつ那古野に収税官として林秀貞を配置というスタートです。
第１ターン、いきなり足利義昭が武田信玄を動かすことに成功。武田軍が参戦表明し、西上を開始します。突然のことに徳川家康はなすすべなく後退。こちらはとりあえず作戦を遂行するしかありません。順当に北畠具房を除去。威信４とします。
第２ターン、斉藤竜興と三好三人衆が好機と思ったか、隙をついて本圀寺の変勃発。しかし森可成らの活躍で事なきを得、威信５となります。柴田勝家をレベルアップさせます。
第３ターン、武田信玄がさらに進軍。徳川家康退却。やばいぞおい。山が動きすぎだ。柴田勝家を那古野に戻し、佐久間信盛を強行軍で那古野に戻します。威信４.
第４ターン、武田信玄がさらに進撃。家康逃げる。どうしよう？那古野でひとまず再編成。佐久間信盛をレベルアップし池田勝正を登用したところで軍事レベルが１に下がります。
第５ターン、三好松永が反旗を翻すも本願寺が動かずさしたる影響なし。ふぅーっ。軍事レベルを２に戻します。
第６ターン、右近衛大将叙任。しかしこれに反発した武田信玄はさらに軍を進め、ついに家康を岡崎から追い出します。這う這うの体で家康は那古野に駆け込みます。威信３。柴田軍が家康とともに岡崎奪回をめざし武田軍とついに激突。これに成功し、武田軍を押し返します。軍事レベルを３に上昇させます。
第７ターン、ライバルの危機に上杉謙信が立ち上がります。本願寺と和睦し信長包囲網に参戦表明。しかしいまは軍のレベルアップを優先。佐々成政起用とともにレベルアップ。佐久間軍に編入します。軍事レベル２。
第８ターン、武田軍と上杉軍進撃。再び岡崎が武田軍の手に落ちる。柴田勝家と家康は那古野に退却。威信２。上杉・朝倉連合の可能性すら出てきた。軍を組み直し柴田・佐久間と徳川連合軍で再び武田を辛うじて押し返し岡崎を再度奪回します。
第９ターン、浅井長政が挙兵。連絡線を断たれ孤立した京の守備隊が敗走。しかし河尻秀隆の活躍で無事無傷で岐阜への帰還に成功します。しかし政治が２、軍事１となります。
第10ターン、義昭はさらに追い打ちをかけるべく毛利輝元を参戦させることに成功。輝元は摂津で本願寺と合流。浅井朝倉軍は京を目指し進軍。謙信も加賀まで進軍してきます。さらに武田軍も攻撃してきますが、これは柴田・佐久間・徳川総がかりで防ぎ切ります。防戦一方じゃねーか！再編成した森可成軍が姉川で浅井長政を撃破。威信３に戻します。このターン、木下秀吉が那古野に登場。遅いわ！軍事レベルはついに最低の０。
第11ターン、武田信玄が万全の態勢で攻撃してきます。再び岡崎陥落で威信は２。蜂屋頼隆が上洛。辛うじて京を押さえます。
第12ターン、ついに武田信玄が那古野城下に迫ります。カードは「三方原の戦い」不吉な…。しかしそれは現実となります。賽の目振るわず総がかりでも武田軍に敗北。この結果連絡線の途絶えた伊勢の平手汎秀が敗走、戦死。政治１、威信０。これにより反撃を待たずして本能寺発動。ゲームオーバー。
事態を打開すべく我が命を奪った家臣の正体を見定めることなく、この世を去ります。
惨敗じゃねーか、畜生！
2013.10.20 Sunday
セメタリーヒル再び
CMJ最新号は南北戦争だそうな。なんだか興味そそられるけど小遣いが限界だ。迷った挙句ウォーゲーム日本史２冊とドイツ装甲軍団を優先した。冬のボーナスには必ず入手しようと思うので、それまで残っていますように。
さて、この欲求不満を解消するべく南北戦争つながりで、ブルー＆グレーを引っ張り出した。NAWシステムで４本ゲーム収録のお得ゲーム。セメタリーヒルはそのうちの一本。
何度かやった限り、北軍有利のようです。勝利条件は除去したユニットの戦力分を基本として、他に騎兵の突破と連絡線によって獲得したVPに基づくのですが、獲得VPは北軍３倍、南軍２倍の係数がかかるため、南軍は被害を抑えながらの戦いとなるのでツラい。
なおルールはTSR版、選択ルールの混乱を採用しています。
第１ターン、先攻は北軍ですが特別ルールで省略のため南軍のみの行動です。シナリオ特別ルールでクリークへクスサイドを移動については浅瀬扱いのため南軍Early第１旅団はいきなりゲティスバーグ突入も可能ですが危険を伴うので、回り込んで正面戦力撃破の支援を行います。
ゲティスバーグ北方では順調に南軍が押しますが、西方では北軍第１軍団の激しい抵抗にあい、Heth第１旅団が壊滅の憂き目に。いきなり苦しい展開です。
第２ターン、北軍は西から来る南軍の援軍を食い止めるため西の街道（Chambersburg Pike並びにHagerstown Road）を押さえるかゲティスバーグに引くか迷ったが、第１軍団は街道に留まります。南軍はゲティスバーグに猛攻をかけます。ゲティスバーグ東の騎兵こそ押されますが第11軍団第２師団が南軍を撃退し、第１軍団も援軍と合流した南軍を退けます。
第３ターン、ここで日没、このターン夜間です。夜間は戦闘がなくZOC侵入不可（すでにZOCにいるユニットは移動不可）、全ての混乱も回復します。南軍主力援軍が続々到着します。
第４ターン、南軍主力との激突を避けて第１軍団はゲティスバーグに向かって東に移動します。一方追い詰められたゲティスバーグ東の第２騎兵旅団ですが、夜明けとともにRock Creekの東から現れた北軍の第５軍が南軍を撃退。窮地を救います。さらに第11軍第12軍も加わって、南軍は押し戻されます。しかし南軍も部隊を結集。ゲティスバーグ北東で激戦が繰り広げられます。結果南軍がゲティスバーグ北東部に突入。この時点で北軍VP72、南軍VP68。
第５ターン、北軍も必死の反撃に転じますが南軍Mclaw第１旅団が大活躍、北軍をねじ伏せゲティスバーグ東部を制圧します。ゲティスバーグ東郊外でも両軍圧しつ押されつの大混戦。そしてこの戦いの趨勢を決するであろう市街戦がゲティスバーグ西部と中央部で行われます。ともに比率は1：1。まずは西部。北軍は挟まれているので退却すなわち壊滅です。しかも負ければ中央も挟まれることになり、主力全滅の可能性も出てきます。賽の目は…。
1！！
北軍第１軍の２個師団が壊滅、さらに中央部北軍も窮地に立たされます。そして続く賽の目も１。南軍がほぼゲティスバーグの支配権を手中にします。VPも北軍72に対し南軍160となります。
第６ターン、もはや攻勢に転じないと勝利できない北軍は砲兵と騎兵を中心にした戦力でRock Creek沿いに攻勢をかけます。しかしじわじわ南軍に押され続け、完全にゲティスバーグが南軍によって占拠されます。この時点でVPは北軍168、南軍242です。
第７ターン、混乱でまとまりを欠く北軍は効果的な反撃ができません。しかしながら防御でよく粘ります。VPは北軍228、南軍294です。
第８ターン、日没です。状況にあまり変化はありませんが、北軍騎兵温存により、騎兵突破の得点可能性が大きく減少。残る戦力も少ないことから戦闘がすべてを決めます。
第９ターン、北軍の攻撃は続くものの、被害はかさむ一方。南軍はゲティスバーグに守備隊を残しRock Creek東岸の北軍を追撃し壊滅します。VPは北軍264、南軍378です。
第10ターン、おそらく北軍最後であろう攻撃を、ゲティスバーグに開始します。ありったけの砲弾をかきあつめての総攻撃は、南軍にあっさり跳ね返されます。これでほぼ決定的となり北軍投了。実際には辛勝か実質的勝利かというところですが。
ようやく南軍の勝利が見れた。けど南軍はやっぱ苦しいなぁ。
2013.10.14 Monday
へっぽこプレイ
奥に入っていたフィールドマーシャルを引っ張り出してきました。連休の隙をついて夜中ひそかにプレイです。
ランダムな初期配置でレッドマルクがピンチです。最強第一打撃軍が南方戦線に送られます。ブラウシュタットの方は第３軍です。レッドマルクが上から第６軍、第８軍、第２軍で、フィールドマーシャル（FM）は第２軍を指揮します。一方ブラウは第４軍、第１装甲軍、第２装甲軍、FMは第１装甲軍を指揮します。
こんな状況なのに宣戦布告はレッドマルク。
ブラウの事前機械化フェイズでFM自ら機甲師団で中央突破を図りますがレッドマルク装甲師団に食い止められます。あれ？
第１ターン、レッドマルクFMが乗る指揮車が機銃掃射をうけ負傷。いきなり移動不能です。先の膠着があだとなり、ブラウ機甲師団へ強制攻撃しなければならないため、大挙歩兵を送り込みますが、FMの指揮を受けられず逆にブラウのFMの指揮によりAE。
なにぃ！
1：1にAE？
ブラウ最強第１装甲軍によりレッドマルク第８軍壊滅。
…すみませんでした。
ドイツ戦車軍団の基礎からやり直すことにします。
2013.10.06 Sunday
北斗の拳 対決牙一族をプレイ
実家からウォーゲームを発掘してきた。これをウォーゲームに含めていいものかどうかわからんのですが、パッケージにはそう表記されているので…。
「コンピュータウォーゲーム北斗の拳 対決牙一族」はバンダイから発売されていたマイコン判定機なるものを使用するボードゲームです。いわく「複雑な計算を瞬時に判定するマイコン（専用の自動判定機）を使用した、誰にでも手軽にシミュレーションが楽しめるニュータイプのゲームシリーズ」だそうです。
発売当時のテレビ放送をもとにしているため、ゲームはケンシロウ＆レイVS牙一族の基本軸です。ゲーム展開なる項目によれば、「ケンシロウとレイは、牙一族・敵に襲撃される村人を助けながら、なおかつ牙一族の首領と戦い、首領の体力をダウンさせなければならない。その時に自分の人質が牙一族の首領からの脱出に成功していないと苦しい戦いとなるのである！さあ君はケンシロウとレイになりきれるか⁉」ということらしい。さらに「牙一族はケンシロウとレイの人質が脱出に成功しないうちに、ケンシロウとレイに攻撃をしかけて体力をダウンさせ、その間、新たに出現してくる敵コマをうまく使い、村人を襲撃するか、それとも首領をケンシロウとレイから逃がし、手下や新たに出現してくる敵コマで村人を襲撃してケンシロウとレイをそちらにひきつけておくか？さあ君は牙一族の首領になりきれるか⁉」
…なりきれるだろうか。
ゲームは20ターン、ケンシロウの体力をゼロにするか17ポイントを稼ぐか牙大王（ゲームでは牙一族の首領という表記だが個人的にはこちらの方がしっくりくるので以降こう表記）が生きていれば牙一族側の勝利、その前に牙大王の体力をゼロにすればケンシロウとレイの勝利です。
まずは５点獲得できる井戸のありかを知る村人（少年）の配置。イラストはジャッカル編に出てきたタキ（だったっけ？）であるが大した意味はない。マイコン判定機でランダム配置。夜中のプレイではピコピコ音が気になるところだが…。配置は３-５。もっとも右端山向こうの村だ。それ以外残り５個の村にもそれぞれ村人を配置。ケンシロウとレイもランダム配置。ケンシロウはもっとも左端の村、その右隣にレイである。幸先良いかと思われたが、牙一族配置がなんと少年の村に出現。まぁとりあえずプレイ開始。
第１ターン、手下×４のうち×３が山越え失敗。一匹のみ山を越え西へ移動。マダラを含む主力は平地を北へ。牙大王は村に残る。少年への襲撃判定は失敗。「おとなしく井戸のありかを白状すれば命だけは助けてやろう」「お前らなんかに言うもんか」
ケンシロウは牙一族をめざし北東へ。北東のケンである。ケンシロウの人質であるマミヤ脱出判定は成功。脱出ポイントは一気に２となる。６ポイントになれば脱出成功である。人質がいるとケンシロウとレイは牙大王との戦いでハンデを受けるので重要だ。
一方レイも牙一族をめざし東へ。レイの人質であるアイリ脱出判定も成功。こちらもポイント２となる。マイコンがうるさいぞ。
第２ターン、このターンから敵が出現する。出し惜しみしても仕方ないので最強のキングことシンに登場してもらうが、ランダム配置で東端の誰もいないところからの登場となった。手下×３はまたしても山越え失敗。動きたくないようだ。主力のマダラ隊は北の村に到着。襲撃します。イラストは酒場の主人だ、どーでもいいが。これが成功し村人ダメージ。牙一族初得点１ポイントである。一方少年への襲撃も成功。「さっさと白状せんと痛い目をみるぞ」「おまえらみたいな悪党に誰が言うもんか」「このガキ、いい気になりやがって」「バキッ」「あうっ」というわけで少年負傷で１ポイントで合計２となる。
ケンシロウは牙一族をめざし北東へ。北東のケンである。マミヤ脱出判定成功。脱出ポイント４となる。レイは村人（コマはリン）のいる村に入る。北には山越えした牙一族手下がいる。アイリの脱出準備も順調…とおもいきや反撃。ポイントは２にとどまる。アイリあきらめか？
第３ターン、順番からいけばキングの軍団を出すべきだが、ここは強い順でカーネルを出現させる。登場場所はケンシロウが最初にいた村のすぐ西。鬼の居ぬ間にである。マダラの襲撃で北の村壊滅。１ポイント獲得。ケンシロウがいた村（イラストはミスミのじいさん。テレビではスミスになってたっけ？）もカーネルの襲撃を受けダメージ。１ポイント。牙一族手下×１が山越え。レイの襲撃に備えて先に山越えしていた手下を戻して合流。
一方少年への襲撃は失敗。少年粘る。「どうだ、井戸のありかを言う気になったろう？」「うぅ…。絶対にしゃべるもんか」ＶＰ合計は４。
ケンシロウはまっすぐ東へ。マミヤ脱出判定は無効でポイント４のまま。レイは牙大王と山を挟んだエリアまで到着。南斗水鳥拳カードで手下×２を粉々にします。しかしアイリ脱出は無効。ポイントはそのまま２です。牙大王がなにかしたか？
第４ターン、ジャッカル登場。これもポジションよく村の隣（イラストは因縁のトヨですじゃ）。カーネルは順調に襲撃。ミスミのじいさんを除去（この種もみを〜）で１ポイント。ジャッカルも村人襲撃で１ポイント（ババァ〜）。少年は襲撃に耐える。「しぶといガキだぜ」ＶＰは６。
ケンシロウは北上しマダラと手下×２を捉える。岩山両斬波が炸裂し一網打尽にしてしまう。そしてマミヤは一足先に脱出成功。ハンデは消えた。
ハンデのあるレイはリンの村に入る。アイリ脱出判定は成功。ポイント４となる。
第５ターン、少年粘る。ジャッカルは襲撃に成功し村人トヨを除去。（かあさーん！）ＶＰ７となる。ケンシロウは牙大王をめざし東へ。レイは東へ行きシンとの決戦。南斗水鳥拳でシンを見事倒す。しかしアイリの脱出はうまくいかず４のまま。
第６ターン、ケンシロウのエリアにデビルリバース出現。攻撃でケンシロウに１ダメージを与えます。しかし少年はまだ粘ります。ＶＰは７のまま。
ケンシロウは反撃でデビルリバースを粉砕。レイは村々を救うべくジャッカルの元へ急ぎます。しかしアイリは動きません。
第７ターン、裏をかいてジャッカルは先にレイを襲撃しますが無効。少年も粘り動きなし。
そうこうするうちケンシロウがついに牙一族アジトへ到着。ここでルールミス発覚。ケンシロウとレイは１度に１コマしか攻撃できないらしい。いまさらなのでこのままいくぜ。少年がいて攻撃が思うようにできずケンシロウの攻撃は無効。レイは順調にジャッカルを除去。しかしアイリはいまだ動かず。
第８ターン、カーネルがバットの村に入り襲撃成功。牙大王もあえて少年を盾にケンシロウを攻撃し１ダメージ。ＶＰ８となる。危うしケンシロウ。
ケンシロウの攻撃も少年がいては思うようにいかないらしく、反撃でまたも１ダメージ。レイは少佐を切り刻んで村を守るもアイリいまだ動かず。なにやってんだ？
第９ターン、手下とともに牙大王がケンシロウを攻撃。１ダメージで体力３まで落ち込む。
攻撃も反撃を受けて２。どうしたケンシロウ？レイはこの窮地を救うべく不利を承知で山越え。しかしアイリはいまだ脱出できません。
第10ターン、カーネルとマッドサージ合流で村人バット除去。ＶＰ９。牙大王の攻撃でケンシロウの体力がついに１となります。調子に乗って手下を繰り出しますが、これはさすがに反撃にあって除去。やばいのでケンシロウ撤退。代わってレイが出ますが南斗水鳥拳は崋山鋼鎧呼法の前に反撃を受けます。アイリは怯えていまだ動かず。
第11ターン、牙大王の攻撃はレイの反撃にあい牙大王１ダメージ。鋼鉄をも切り裂く南斗水鳥拳炸裂。牙大王にダメージを与えます。この果敢な兄の行動に勇気づけられたか、アイリ脱出。重症で退いたケンシロウに代わりレイが主役です。
第12ターン、牙大王必死の攻撃も反撃を受けさらにレイの攻撃で体力１にまで落ち込みます。一転危うし牙大王。
第13ターン、牙大王脱出。いちかばちかケンシロウ狙いです。悪党たちも追い詰めます。「七つの傷の男を追えー」。しかしケンシロウ逃げる！なんだこりゃ！？しかしレイが牙大王に追いつき水鳥拳一閃、牙大王を切り裂いて辛うじてレイ（とケンシロウ）が勝利しました。
2013.09.29 Sunday
河越合戦お試しプレイ
いやこれがまあまあ疲れた。
といってもネガティブなものでなく、頭を使わされたからだ。システムが簡単でルールのボリュームにも無理がない分早期にゲームに集中でき、こんな私でもなんちゃって作戦研究をやってみることができた。結果逆に時間のかかるプレイとなってしまった。
うう、こうなると対戦プレイがますますしたくなるなぁ。
2013.09.28 Saturday
攻城つながりで北条
というわけで、コマンドマガジン104号河越合戦とウォーゲーム日本史15号八王子城攻城戦です。
最近コマンドマガジンが早期に売り切れになる模様。定期的に新しいゲームを世に送り出してくれるコマンドマガジンの存在はありがたく、その存続になるべく協力（購入）したいと思ってはいるのですが、お小遣いゼロでやりくりしとる私にとって早期売り切れはやっぱツライ。企業なのでしゃーないんかなやっぱり。
前から狙ってて、この夏休みで遊ぼうとようやく購入にこぎつけたのですが忙殺されて未プレイ状態でした。
このたびちょこっとプレイしてみたのですが、これがなかなかどちらも期待以上の好ゲーム。これが入手難になっているのはとても残念。
八王子城攻城戦はポイントトゥポイントのゲームでマップコンポーネントが美麗。河越合戦はへクス方式で見た目地味ですが機能的な感じ。どちらも簡易なルールで手っ取り早くプレイにこぎつけます。めんどくさがりの私が思うほどなのでベテランは物足りなさを感じるんじゃないかと思うほど。その割に選択肢が多くプレイバランスも良好で考えるところ大。
いやこれはよい買い物をしました。
それにしても生来の気性に年齢が拍車をかけて最近行動が鈍い。ゲームに関しても未消化や消化不良が多くなりつつある。意識して出かけるようにしようかな。
2013.07.21 Sunday
生物調査船パンドラ号の航海その6
パンドラ号はPaleoを目指します。ここがうまくいけば全星域制覇を目指したいところです。
重力：強い 大気：腐食性 水界：0％ 火山活動：活発 生命維持度：４
かなり過酷な環境である。調査は短期間であると想定し、探険車を積まず装甲服を着た指揮官単独で標本生物ロボットを連れて降下する。
峡谷以外なにもない不毛の惑星のようだ。気候は砂漠。東の峡谷から洞窟に入るも成果はなく、これ以上の成果は見込めないことから早々に帰還した。
調査時間：54時間
獲得ＶＰ：+１（Paleo調査）
喪失ＶＰ：なし
調査期間：あと14か月
2013.07.20 Saturday
生物調査船パンドラ号の航海その5
残された時間がわずかとなったパンドラ号は、全走査を半ばあきらめながらも有力候補のひとつ、可住圏惑星Korkranに到着します。
重力：弱い 大気：有毒 水界：75％ 火山活動：不活発 生命維持度：1
これははずれっぽいぞ。しかし重力が弱い分物資は積み込める。大気が有毒のため船外作業服を着こんだ航法士、科学担当官、武器担当官がシャトルに乗り込む。
Opoploと同じような地形に降り立つ。気候は温暖だ。とりあえず標本生物ロボットを船外に送り出してみる。とりあえずの安全を確認し、十分な物資とロボットを連れて科学担当官が川沿いを探険車で走査する。
出発から13時間、到着から17時間たったとき、それは川の上流に現れた。巨大な珪素系の見るからに知性のない生き物である。巨大すぎてＥ-檻が二つ必要だが、持っている。捕獲しようとするもうまくいかず、戦闘となる。状況が特殊なため戦えるのは標本生物ロボットのみだ。巨大な分動作は鈍いが戦闘力は９。ありったけの物資とスキャナー、立体カメラを犠牲に捕獲成功。急ぎ来た道を引き返します。時間をかけてスキャナーと立体カメラを修理し、徒歩で南の丘陵を全員で探険します。長時間の徒労ののち、帰還しようとするもシャトルそばの沼のほとりで最後の遭遇が待っていました。巨大哺乳類の群れの発見である。さすがこの星は重力が弱いだけあって生物もみな巨大である。残る檻は1つだけなので捕獲は不可能。科学担当官中心そ接触を試みるも失敗。つきまとわれる羽目に。振り切ろうとする。幸い動きは鈍く移動力３。そのまま無事シャトルへたどり着き、パンドラ号へ帰還。Korkranの調査を終えた。
探査時間：89時間
獲得ＶＰ：+７（Korkran調査、Crusher捕獲、能力４種、Curder移動力）
喪失ＶＰ：なし
探査期間：あと15か月
ところでCrusherの移動力が研究の結果７であるとわかる。まるでショゴスのようだ。
2013.07.15 Monday
生物調査船パンドラ号の航海その4
勢いに乗って（？）さらにプレイ続行。
パンドラ号はそのまま素直にこのあたりで最大の惑星Opoploに入ります。
重力：強い 大気：正常 水界：50％ 火山活動：不活発 生命維持度：0
予想に反して、重力こそ強いものの良好な星のようです。
指揮官と保守整備担当官が地表に降ります。シャトルは湿原へと続く小川のほとりに着陸。気候は温暖である。まずは指揮官と保守整備担当官と標本生物ロボットで徒歩にて周辺捜索。ところがいきなりクマに似た６本脚の生物に奇襲されます。スキャナー持ってたのにぃ。不利な条件ですが、捕獲を試みます。戦闘力は８。物資をめちゃめちゃにされスキャナーとロボットが故障し、手傷を負いながらかろうじて捕獲。一旦シャトルに入ります。
指揮官と保守整備担当官は探険車に乗り、川沿いの林を探索します。すると例のクマもどきが出現。避けようとするもついてきやがる。しかし移動能力が極度に低い（1）ことが判明。ローバーで振り切るも、２時間よけいな時間を費やした。一旦再びシャトルに帰還。徒歩で川沿いに湿原を目指します。しかし海岸にいたるまでこれといったものはなく、乏しい物資のため帰途につきます。
結局そのままパンドラ号へ帰還。
治療に１カ月を要し、Opoploを後にします。
探査時間：62.5時間
獲得ＶＰ：＋８（Opoplo調査、Ursamax捕獲、ボーナス+2、能力４種）
喪失ＶＰ：なし
探査期間：あと18か月
2013.07.15 Monday
生物調査船パンドラ号の航海その３
ずいぶん（約２年）眠っていたような気がするわけですが…。コールドスリープかな？
さて、長期航海のパンドラ号は宙域全星系走破を目指すべく、次の目標をＭｅｚｏに定めます。
重力：強い 大気：希薄 水界：25％ 火山活動：不活発 生命維持度：２
重力が強く大気が希薄のため、運搬能力に制約がかかります。限られた装備で地表調査担当官と航法官が降下します。
頂上が平坦な山のふもとに着陸。気候は温暖。
地表調査担当官が探検車に乗り込み、南の険しい地形を避け、西側から回り込みながら山頂を目指します。
58時間以上かけて山を走査しますが成果は得られず、いったんシャトルに帰還。再編成してイチかバチか二人で南の崖を徒歩で向かいます。しかし調査よりも移動のほうが過酷でした。空気の薄い山中での15時間以上の強行軍で物資を使い果たし、あわや遭難という瀕死の状態でかろうじてシャトルに帰還。結局なんの成果も得られませんでした。
物資の続く限り36時間地表で治療。ほうほうのていでのパンドラ号帰還となります。
二人の完全な回復にはさらに２か月を要しました。
探査時間：112時間
獲得ＶＰ：＋１（Mezo調査）
損失ＶＰ：なし
探査期間：あと22か月
2013.05.26 Sunday
尖閣ショウダウン ルール変更
いやぁ、いそがっし。なんなんだこの忙しさは。
先日、コマンド編集部から質問の回答をいただいたのですが、直後にルールの訂正があったとのことで、わざわざご連絡いただきました。
ほんとうにありがとうございます。
以下、その内容です。前回の続きになります。
変更／追加のあったルールは以下となります。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
Op#21 陸上部隊の上陸
このOpで、潜水艦に搭載された特殊部隊を上陸させる場合、特殊部隊ユニットを上陸させる水中ユニットは自動的に表面に戻されます。加えてその水中ユニットは、このOpの間一時的に水上ユニットとして扱われます。このため、上陸が行われるエリア内の敵水上ユニットは対艦戦闘力を使用してその水中ユニットを射撃できます。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
したがいまして、下記の部分で接触判定を要するとの部分はなくなります。
>> 三、上記において、搭載にあたり特殊部隊・水中ユニットとも潜伏状態は影響しないでしょうか。また、相手ユニットの存在も影響なしでしょうか。
>
> 搭載した特殊部隊を上陸(Op21)させる場合に、水中ユニットの潜伏状態は関係
> なくどちらの面でも上陸を行うことができます。敵水上ユニットが存在したら、
> 通常の戦闘の手続き（step1-5）が行われ、この時に水上ユニットは接触判定を
> 行えます。接触判定に失敗したら、水上戦闘は行われずに、搭載しているユニット
> は上陸できます。接触判定に成功した場合も、水中ユニットが生き残りかつ射撃
> を行なっていなければ、追加のstep(6)以降を行えます。
>
> 搭載されている陸上ユニットが面（未探知面かどうか）は他のOpに一切影響を
> 与えません。
> 搭乗しているユニットからOp22を行った際には、陸上ユニットは未探知面で
> 陸エリアに移動することができます。
> Op21で陸エリアに上陸する際は、未探知面を持つかどうかにかかわらず、表面
> で陸上エリアに置きます。
2013.05.12 Sunday
尖閣ショウダウンQ&A
尖閣ショウダウンについての疑問点を質問したところ、即答していただきました。いつもながら頭が下がります。助かりました、ありがとうございます。
以下、その内容です。
> 一、本誌リプレイ第1ターン、水中ユニット搭載の特殊部隊が尖閣に無血上陸しています。ルール8.3に基づくOP＃21によるものですが、この場合自衛隊水上ユニットがいても特殊部隊搭載の水中ユニットは水上ユニットではないためOP＃21の�，鉢△鰐鬼愀犬箸いΔ海箸任靴腓Δ�。またこのケースで仮に上陸先に部隊がいれば��と�い世韻�実行されるということでよろしいでしょうか。
前提として、水中ユニットに搭載の特殊部隊をOp#21で上陸させる場合にも、
水上ユニットからの上陸と同様、�，鉢△寮鐺�は発生します。
リプレイでは、中国側が最初の行動として潜水艦からのOp21を行い、更に戦闘で
中国側が14.1の12行目以降にある通り、戦闘で一切射撃をしないことを選択した
ので、「日本側支配下の尖閣の陸上エリア内に中国側の陸上ユニットが進入する」
前であり、且つ「日本側が射撃を受けていない」という条件が揃っている為に、
尖閣エリア内の「たかなみ」は射撃が行えず、結果として「無血上陸」となって
います。
>
> 二、OP＃22で特殊部隊の水上ユニットへの搭載方法が示されていますが、同様に水中ユニットへの搭載は可能でしょうか。また不可能である場合、水中ユニットへの搭載はどのOPで行われるのでしょうか。
特殊部隊は、8.3にあるように、amphでない水上ユニットや水中ユニットを、
Amphとみなして搭載できます。Amphに地上ユニットを搭載するのと同様の
方法で搭載できます。
>
> 三、上記において、搭載にあたり特殊部隊・水中ユニットとも潜伏状態は影響しないでしょうか。また、相手ユニットの存在も影響なしでしょうか。
搭載した特殊部隊を上陸(Op21)させる場合に、水中ユニットの潜伏状態は関係
なくどちらの面でも上陸を行うことができます。敵水上ユニットが存在したら、
通常の戦闘の手続き（step1-5）が行われ、この時に水上ユニットは接触判定を
行えます。接触判定に失敗したら、水上戦闘は行われずに、搭載しているユニット
は上陸できます。接触判定に成功した場合も、水中ユニットが生き残りかつ射撃
を行なっていなければ、追加のstep(6)以降を行えます。
搭載されている陸上ユニットが面（未探知面かどうか）は他のOpに一切影響を
与えません。
搭乗しているユニットからOp22を行った際には、陸上ユニットは未探知面で
陸エリアに移動することができます。
Op21で陸エリアに上陸する際は、未探知面を持つかどうかにかかわらず、表面
で陸上エリアに置きます。
>
> 四、OP＃22で特殊部隊の陸エリア移動規定がありますが、これは距離に関係なく（自軍支配であれば）再配置ができるということでしょうか。
はい。未探知面を持つユニット1個を任意の自軍支配下エリアから任意の自軍
支配下のエリアに距離に関係なく移動させることができます。
3番目の条件での移動は実際の移動ではなく、事前潜入等の非正規行動の範囲
に含まれる行動を抽象的に表しています。
尚、1番目と2番目に関しては、距離的な制限を受けますが、該当するエリアに
敵ユニットがいても移動が可能です。敵ユニットが存在するエリアは、敵支配も
しくは交戦中であるため、3番目の方法でそのようなエリアに移動することは
できません。
2013.04.14 Sunday
Last Night on EarthシナリオStock Up！
休日、今日は徹底的に引き篭もった。んで、勢いでLast Night on Earthをもういっこプレイ。シナリオはランダムで選んだところ、「Stock Up！」。ランダムに備蓄倉庫を決定し、そこに武器と救急キットをかき集めることが目的である。脱出もしくは反撃のためといったところか。
登場するのは保安官アンダーソンと同じくレイチェル。女子高生サリーと学祭クイーンのアマンダという男１女３の構成。Ｂ級臭ぷんぷんである。ちなみにアンダーソンは、前回出たビリーの親父だ。
配置は
［図書館・アンティークショップ］ ［病院］
中央
［農場］ ［学校］
である。レイチェルはランダム配置で農場にある納屋となった。いきなりゾンビピットの横である。中央になぜかバットを持ったシェリフ（暴れる不良学生から没収したか？）、残る美女２人は学校である。
肝心の備蓄倉庫は図書館となった。とりあえずゾンビピットはない場所である。
ゾンビは６体、病院と納屋には２体ずつの配置となる。
１ターン
いきなり「食欲」カード。ゾンビダイスが１個増加。さらに「ぐるるるる」でさらに増加。いきなりレイチェルがピンチ。噛みつかれ負傷、ゾンビ化の可能性が出る。さらに納屋から湧き出てくる。たまらずレイチェルは銃を撃ちつつ逃走。アンダーソンはアンティークショップへ。サリーとアマンダは学校で探索し、ともにガソリンを入手。大量にガソリンが置いてある学校って…。
２ターン
アンダーソンが襲われるも、修理工ジェフの登場でかすり傷で助かる。あせって銃を全弾撃ち尽くしてゾンビをしとめる。保安官大丈夫か？ここでバールを入手する。ジェフから譲り受けたか？サリーはダイナマイトを入手。危険な学校である。レイチェルはアンティークショップでアンダーソンに合流。バットをアンダーソンから譲り受ける。
３ターン
納屋がゾンビに占領される。一方アンティークショップの保安官コンビの前にも突如ゾンビが出現。アンダーソンが立ちふさがるも敗北、負傷。あわてて身を隠す二人。しかも安心したかいちゃつき始める。ゾンビは目の前だっちゅーに。サリーは電話を見つけるも当然のごとく不通。
４ターン
保安官の目の前のゾンビは腐って崩れるが、新たなゾンビが侵入してくる。レイチェル奮戦も、また身を隠し二人はいちゃつきあう。死ぬなこりゃ…。
サリーはまたしてもガソリン。しかしアマンダは救急セットを見つけ出す。もはや頼りはこの２人だ。
５ターン
未来を暗示するかのように、アンティークショップが停電。と同時にゾンビがこのバカップルを襲う。アンダーソンの渾身の一撃はゾンビの急所を捉え損ねる。しかもここでレイチェルの傷が悪化。ゾンビと化す。
これにあわてたシェリフは逃走。東の食堂へ駆け込む。
一方サリーは体育館捜索を思い立ち、体育館へ。時間ないのに…。アマンダは鍵を発見。その鍵で開けたロッカーからチェーンソーを見つける。
６ターン
体育館に入ったサリーがみつけたのはゾンビであった。驚いたサリーは手持ちのダイナマイトを落としてしまう。アマンダがロザリオを発見。サリーの無事を祈る。これが通じたか、サリーはチェーンソーを発見。ゾンビを切りきざむ。
７ターン
しかしこの音を聞きつけたゾンビがいっせいに群がってくる。祈りむなしくアマンダの心に孤独感が芽生える。サリーは奮闘むなしくゾンビの餌食に。
さらに時を同じくしてアンダーソンが、ゾンビと化したレイチェルに襲われる。皮肉にも食堂でその餌食となり、人類の敗北が確定する。
悲惨…
2013.04.14 Sunday
Escape In the Truckプレイ
１ターン
手近な北の郵便局が停電。サムはいきなり「みつけた」イベントでガソリンを入手。配達車用か？ジェニーもリボルバーを入手。神父は北の飛行機格納庫を目指すも移動が遅くたどり着けず。やむを得ずビリーが同伴。ギターをビリーに所持させる一方（のってるかーい）神父を祈りイベントで強化する。快調な滑り出しである。
２ターン
雨が降り出す。文字通りの暗雲がたちこめる。さらに「孤独」がサムに付けられようとする。神父が祈りで阻止しようとするも失敗（３以上で不利なゾンビカードを消滅させられるが、成否にかかわらず１ダメージ）。「おれにかまうんじゃぁねぇ」とサムが調子に乗る。ヒーロー誕生か、死亡フラグか？
荒天をものともせずサムはトラックにたどり着く。神父とビリーも格納庫へ入る。ジェニーは農家探索を続行。
３ターン
神父がゾンビの発生を祈りによって食い止めるも、Strangeの特性が付けられる。神父の秘められた過去とは？彼は何者？格納庫に隠れていた町医者ブロディが神父について意味深なことをほのめかしつつ治療する。
ビリーは航空機合図用の照明弾を発見。トラックを囲むゾンビに向けてさっそく発射、１体をしとめる。
一方トラックにガソリンを入れるサムをゾンビの大群が取り囲む。しかし動じることなく着々と作業をすすめ、トラックの燃料は満タンにあとはキーを見つけるだけである。さらに農家にいるジェニーにの目の前も１体ゾンビが侵入してくる。ジェニーは探索を続行しつつ、銃でこれをしとめる。
４ターン
郵便局に新たなゾンビピット（出現ポイント）が登場。ゾンビとデスマッチを強要する「肉よこせ」はかろうじて神父の祈りで防ぐ。
トラックのサムに５体のゾンビが一斉に襲い掛かる。素手で必死の抵抗。ダメージを負いながら１体をしとめる。身の危険を感じたサムはよろよろと必死で逃げるも雨で足場も悪くうまく逃げられない。一方神父に疑いを向けたビリーは別行動を提案（ゾンビカード「分かれて行動しよう」はターン終了時同一マスにいるヒーロー同士に自動的に１ダメージを与えるイベント。事実上スタック禁止令である）。倉庫内の別の場所に移動する。神父はダイナマイト、ジェニーは携帯無線をそれぞれ入手。
５ターン
「腐りゆく体」で盤上のゾンビが全滅。静けさの中、単独行動のビリーの前に人影が。「なんてこった！やつはゾンビだ」によるゾンビ出現。すばやくこれをすり抜ける。
ビリーは思い直して神父の下へ。神父は発見したショットガンをビリーに手渡す。サムは雨の中、よろよろと近くのガンショップへ向かう。ジェニーはまだ探し続けている。なにか思い当たるふしでもあるのか？
ビリーは追いかけてきたゾンビをギター音でかく乱、ショットガンでしとめる。のりのりだ。サムはようやくガンショップ入り口へたどり着く。ここでジェニーが鍵束を発見！あとはトラックへ急ぐだけである。まにあうか？
６ターン
まず神父とビリーがショットガンを撃ちつくしながらトラックにたどり着く。サムとジェニーは雨に邪魔され前に進めない。ジェニーが脱出した農家をゾンビが埋め尽くす。そしてPlantから未使用キャラ・ケニーのゾンビヒーローが出現する。
７ターン
ケニーの出現を追うようにPlantがゾンビに埋め尽くされる。「孤独」を付けられたサムはどのみちトラックに乗れない。ケニーとゾンビの前にサムは仁王立ち。素手で奮戦します。「孤独」を選んだサムは一緒にトラックに乗ることを拒否。サムがゾンビらをひきつけているうちにジェニーがトラックに到着。間近に迫りくるゾンビをかわしトラックにキーを差込み、発車。
ケニーに素手で一撃を加えるもゾンビに囲まれつつあるサムを置いて、ビリー、ジェニー、ジョセフ神父はいまやゾンビの巣窟と化した雨のウッディペインの町を後にするのでした。
今回は非常に順調でした。ゲーム上一人の死者もでてません。サムについては「この時点では」ですが。重要アイテムが固まって出なかったこと、早い段階で見つかったこと、しかも比較的トラックに近い農家で見つかったこと、ゾンビとの接触が最小限だったことが幸いしました。
2013.04.14 Sunday
地球最後の夜、トラックでの逃避行
「LastNight on Earth」地球最後の夜は、FlyingFrogProductionsによるボードゲームです。いわゆるシミュレーションゲームではないのですが、ゾンビ好きの私の琴線に触れ、買ってしまったゲームです。
コンポーネントに特徴があり、登場するキャラクターとゲームに使用するカードが実在の人物の写真によって描写されています。ぱっと見はまるでオリジナル映画の雰囲気です。
ゲーム自体は運の要素が多分に強く、とくにゾンビ側はあまり選択の余地はありません。良くいえばホラーRPGのマスターをやっている雰囲気でしょうか。カードによって物陰から突如ゾンビが現れたり、命が危ないというのにいちゃつく男女、意地を張って単独行動をはじめて自ら危機に陥るなど、Ｂ級ホラーでよくあるシチュエーションが入っています。好き嫌いが分かれるところでしょうが、私は好きです。
これを今回無理やりソロプレイしてみました。使用したのは基本セットとGrowingHunger、StockUpです。シナリオは「Escape In the Truck」。町の中央に置かれたトラックに乗ることが勝利条件です。ただしトラックを動かすためのガソリンとキーをゾンビがうろつく町中から日没までに探し出さねばなりません。
なお、ガソリン注入の条件として、付属の日本語訳では同じマスのゾンビを全滅させなければならないとありますが、原文を見る限りすべてのゾンビとの戦闘に生き残らなければならないとあるので、必ずしも殺さなくてよいという条件でのプレイとしています。
また、ソロプレイと特別ルールとして以下の条件を追加しています。
・プレイヤーは人間側。
・ゾンビ配置は均等。半端はなるべくキャラクターに近いピットを優先。
・ゾンビカードは開始時に通常通り４枚引き、条件に合致したカードは直ちに使用していく。順序は引いた順。使用対象もランダムに決定。
・ゾンビターン開始時に持ち越したカードは直ちに破棄。新たに４枚を引く。
・移動はもっとも近いキャラクターに向かう。同条件ならランダム。ただしゾンビ１体でなくマスごとに判定。
・移動は近づくように最短距離で。なるべく直線上に捕らえるマスに優先移動。
・移動に関するカードはキャラクターから遠いマスのものを優先。
・出現はキャラクターに近い場所を優先。同条件ならランダム。
・キャラクターは４人。最初の２ターンで死亡した（ゾンビヒーロ−になった）場合を除き、キャラクター補充はなしとする。
マップ、キャラクターともランダム配置。中央を基点に主要建物は、
[スーパーマーケット] [病院]
中央（トラック）
[ガンショップ] [農場]
北西のスーパーマーケットが探索には心強い。
キャラクターは今回紅一点農場の娘ジェニー、陸上選手ビリー、ジョセフ神父、最強キャラである元軍人の料理人サムの４人。中央のトラックのそばにビリーと神父。それぞれ「祈り」と「ギター」というお互い逆カードの所持となった。サムのいる食堂は中央向きに壁があるのがややイタイ。ジェニーは農家から。
ゾンビ初期配置は７体。農場に１体でほかのボードに２体。南側がやや手薄な感じである。次回プレイにいってみよう。
2013.03.24 Sunday
Must attack登録とルントシュテットの戦い
対人対戦を画策して、Must attackに登録しました。ぼちぼち行こうかなと思っております。
さて、ドイツ戦車軍団が好評のようです（自分も購入しました）が、私はいまCMJ109号のルントシュテットの戦いにはまっております。手軽で考えるところの多い好ゲームという印象です。ルールもさることながら、セットアップを含めたゲーム時間もコンパクトで、何度も試せるのも魅力です。
しかしどうやっても、ドイツ軍が苦戦です。最近なんとか勝負らしくもっていけるようにはなったのですが、それでも油断するとすぐ突き崩されます。いまのところソロでドイツ軍が勝ったためしがありません。ベテランがやるとやっぱ違うんだろうか。
なお、ルール8.1.1について、コマンドマガジン編集部からの回答で、攻撃のために活性化したスペースは通過も不可だそうです。
2013.03.04 Monday
竜虎三国志ルールの問い合わせ回答がこない
2012年11月に問い合わせたのだが、まだこない。同じタイミングで送った関ヶ原大作戦のも来ない。以前2012年１月真珠湾強襲の問い合わせもまだこない。
まだ待ったほうがいいのだろうか。こちらに不手際があったのだろうか。
一方国際通信社さんには、１週間とたたずに（こちらの勘違い訂正を含め）丁寧な回答を頂いた。装甲擲弾兵その他いろいろ毎度迅速かつ丁寧な回答をいただいております。いつもすみません。これで心置きなくルントシュテットの戦いをプレイできるぜ。
ちなみにサンセットゲームズさんには以前聯合艦隊の質問をした際、３ヶ月ほどかかったのですが、画像（写真）まで添えた非常に解りやすく丁寧な回答をいただいたことがあります。
この両社が懇切丁寧なだけで、自分の質問に問題があるんだろうか。迷惑かけてたらやだなぁ。
2013.02.09 Saturday
竜虎三国志プレイの続き
面白そうな状況であったので、帰ってきて続き。
えーと、曹操が苟��登用したとこか。
曹操は河北の袁紹と劉備に使者を送るも無視され、許昌に曹仁と苟��を送り込んで袁術と戦わせるも紀霊の前に痛みわけ。さえない感じとなった。
続いて公孫瓉。動かない袁紹を尻目に并州へと兵を進める。
ここでターンエンド。董卓が消え、呂布が群雄となる。
第２ターンは劉表から。イベント豊作に加えなんと孫堅が同盟。しかもユニット上限を使い切った。さすが劉表。潤沢な物資を背景に、黄祖将軍を成都へ進軍させます。が、これはさすがに痛み分。
続いて公孫瓉はさらに南下。
袁術は再び暗殺で、今度は苟��をやってしまいます。
第３ターン、いまいち精彩を欠く曹操から。帝とともに上洛し李傕を蹴散らします。
ここでフリーチットで再び曹操。求賢令によりやってきた魯粛が勅命を携え、動かなかった袁紹を動かします。
ここでその袁紹ですが、イベント家臣死亡で曹仁を殺してしまいます。ですが外交では大活躍。劉備を参戦させ、攻め入った公孫瓉を味方につけます。
続く劉表はあいかわらず潤沢な物資でしかけます。
黄祖が武勇を発揮、劉璋は天水の馬騰の下へ落ち延びます。
黄忠は大軍で上洛するも、こちらは曹操に撃退されます。
続く劉備が黄巾族を襄陽に発生させ劉表を疲弊させます。
続く公孫瓉はさらに南下し、疲弊した襄陽の劉表を襲います。黄忠は奮戦しますが衆寡敵せず、劉表は襄陽を追われ巴へ逃げ込みます。
袁術は曹仁がいなくなった兗州を奪取。
孫策は長江一帯に支配を広げます。
ここでターンエンド。河北を袁紹に明け渡し、公孫瓉は中原に出ます。
第４ターン、求賢令でなんと龐統を入手。その策略で許昌の袁術軍壊滅。紀霊は軍門に降ります。
さらにフリーチットで曹操は気落ちした袁術を自陣営に引き込み、そのまま江夏の孫策を攻めてこれをも味方にしてしまいます。
続く劉璋が馬超の援軍を得て成都奪回。
袁紹が河北を平定するのを尻目に劉表は黄忠を成都へ派遣しますが全滅。これで降参となります。
呂布が微動だにしなかったなぁ。
2013.02.09 Saturday
竜虎三国志プレイ
言っててプレイしたくなったので、やってみました。
なお、慣れてくると有利不利が分かれるので、3-1（1）はあえてチットによるランダムとしています。
青龍が袁術、劉表、公孫瓉。
白虎が曹操、馬騰、劉璋。
それぞれ劉表と曹操を本国とします。
初手は袁術。イベント豊作。外交で兄袁紹に使者を送りますが出目は６.まるで無視です。大軍で許昌に駐屯します。
続いて馬騰。イベントが献帝逃亡。これについては質問中ですが、とりあえず出したプレイヤーが所有するか中立の場合有効と処理しています。よって帝がなんと許昌の袁術軍へ。いいのか？
続いて劉表。イベント暗殺により夏候淵が死亡。黄祖を巴に派遣します。
ここで青龍。再び劉表の手番ですがイベントでまた献帝逃亡を出し、今度は兗州の曹操の元へ。さもありなん。しかしながら勢力拡大そのものは成功した格好です。武陵へも進出し、長江上流一帯を支配です。
次は白虎。曹操指名で求賢令は失敗するも人材登用で苟��を登用したところで妻の呼び出しでおでかけ。くそう。
2013.01.13 Sunday
久しぶりのレッドドラゴンライジング
ほんとに久しぶりのレッドドラゴンライジングですぅ。
なおルールは基本ルールと、日本語版選択ルール一式です。
さて、ここでおそらく思い違いが一点。米軍初期戦力は、SAGとSSNのみ若干のパラメータの違いがあるのですが、増援同様ランダムに選ぶと思ってました。ですが3.2を見る限りそんなこと書いてないので、自由に選んでよさそうです。まあ、ほとんど影響はないことですが。
さて、中国は南沙諸島を狙ってのプレイをさせてみることにしてみました。
第１日目、いきなりインドが米軍陣営参戦表明です。ところで、久しぶりでミスをやらかしました。米軍洋上部隊を黄海に配置してしまったのです。中国配置はこれを見て配置することになっているのでこんなことしたら航空部隊を中国北部に配置して一斉に襲い掛かることになります。案の定虎の子空母が沈められたので、再び仕切りなおします。
再開第１日目、南沙諸島を目指す意図を察知したか、フィリピンが米軍陣営で参戦します。中国はそれに動じることなく南沙諸島を目指し大艦隊を南シナ海へ繰り出します。同時に中国系企業がパナマ運河を封鎖。＋１VPです。自衛隊がアメリカ艦隊と合流、北太平洋に日米大部隊が集結します。
第２日、新疆反乱で、航空部隊を３つももっていかれます。国際情勢は中国に反発を強めている様子。中国艦隊はベトナム沖まで侵攻します。インドが米軍陣営で参戦。日米艦隊は太平洋を南下。
第３日、ここで中国はすばやい行動。２回行動で南沙諸島を電撃占領します。これによりベトナムとマレーシアが米軍側につきます。＋４VPで計５VP。米軍も素早い対応。２回行動で東シナ海まで進み、沖縄の歩兵海兵隊と合流します。
第４日、中国艦隊はメコン河口まで侵攻、日米艦隊が追って南シナ海まで出ます。
第５日、チベット反乱のためまたしても航空ユニット３つが除去されます。中国艦隊はシンガポール沖に到着します。しかし予想以上に日米艦隊は迅速です。２回行動であっというまにメコン河口まで迫ります。
第６日、上陸用舟艇が重歩兵を３ユニットシンガポールに上陸させシンガポール陸軍と交戦状態に入りますが、シンガポール軍は粘って持ちこたえます。これが功を奏します。迅速な行動の日米聯合艦隊はまたもダブルアクションで、シンガポール沖の中国艦隊と交戦、激戦の末中国洋上部隊を一掃します。
第７日、もはやイベント頼みの中国ですがここで国連和平調停を出してしまい攻撃不能に。続くイベントではイランが参戦しますが、インドがすでに参戦しているため影響なし。米軍がシンガポールに上陸します。
第８日、台湾空襲。ここで米軍がイベントで中東戦争を出し、しかもこれが核戦争に発展。ゲームは引き分け（！）となります。
久しぶりで粗いプレイとなったが、なるほど台湾侵攻と連動させればわりと南沙諸島侵攻も有効なのか。
2012.11.23 Friday
関ヶ原大作戦をやってみた
個人的には、関ヶ原というテーマはシミュレーションゲームのテーマとしてあまり興味がありませんでした。「戦国大名」というゲームのおかげで戦国時代には興味を持っていたのですが、どうもイメージとして、戦国時代の生き残りとその末裔同士の戦いによる小者の小競り合いという（勝手な）印象を拭いきれなかったからです。
関ヶ原のゲームは、家康という巨大な存在を打ち破り辛い東軍有利のバランスであることが多い印象がありました。有名なエポックの関ヶ原は手軽な印象のある同社ブランドにしてはわりとビッグゲームの印象で、ソロプレイもしにくいため、ゲームから知識を得ていた自分にとって戦国の締めくくりの時代は空白の時代でした。
ＣＭＪ78天下強奪は、そのシミュレーション性はともかく、このテーマに興味をもつ一助となりました。知識のある方には不評のようですが、雰囲気を（楽しみながら）掴むことができ、その先の関ヶ原大作戦につながりました。少しづつ史実が見えてきたおかげで天下強奪の歪さも見えてきましたが、まだ入り口の段階です。
さて、史実がどうだったかはともかく、ＧＪ32関ヶ原大作戦は東西双方に勝ち目があります。前回のプレイでは大軍となった秀頼が家康を討ち取りました。こんな風に書くと荒唐無稽のゲームの印象ですが、戦いの勢いが抽象的に表現されていて、自然な流れを感じられます。とくに東軍は、積極的にこの流れを奪いに行かねばならない設計になっております。
で、プレイです。
セットアップは固定です。このへん、知識のない人間にはありがたいところです。ターンの概念がなく、家康の行動を基準に行動カードの仕切りなおしとなります。これが事実上のターンでしょうが、時間とは連動していないようです。便宜上これをターンとしています。
第１ターン、
ゲームは東軍からとなりました。池田輝政と浅野幸長が犬山城攻略に動き出します。しかし城下に布陣しただけで、このターンが終わります。
第２ターン、
このゲーム東軍ははじめから行動できますが、西軍は戦意０からスタートします。これが上昇しないことには主体的行動がまったくとれません。戦意は城の奪取や武将討ち取り、そして行動カードの指示により上下します。
石田三成の行動カードは、石田部隊そのものを動かす以外にこの戦意上昇にも使えます。このターンはこの石田三成カードが引かれました。とりあえず毛利元康の戦意を上昇させます。しかしまたこれだけでターン終了です。
第３ターン、
少しづつ西軍戦意上昇する中、福島正則が岐阜城攻略を目指し北上。黒田長政も西進しますが、単独行動のリスクを避け石田隊に隣接せず川の手前に着陣します。次に引かれたのは強行軍。事前のカードと同じとみなされます。高い戦意の福島隊は、岐阜城に猛攻をかけますが守る織田秀信も粘ります。
第４ターン、
浅野・池田隊が犬山城を攻略。調略マーカーが東軍に傾き、ゲームが動き出します。
第５ターン、
西軍唯一といっていい主力の宇喜多秀家が安濃津城攻略を目指します。一方福島隊は岐阜城攻略に成功。流れが大きく東軍に傾きます。この勢いで福島隊は関ヶ原付近まで進撃。西軍後方を脅かします。家康到着まであと１ターン。
第６ターン、
最初のカードは「家康の書状」。毛利元康が標的となって戦意が０となります。次のカードがなんとその毛利元康。戦意を１に戻しただけで西軍動けません。しかし次のカードが「三成の指令」。三成の機転で家康の的確な謀略を阻止。元康はようやく伏見を出発し、大津城攻略を目指します。一方家康到着を見越して主力も動きます。福島隊は垂井に着陣。黒田も大垣東に着陣。浅野・池田も西進します。南方では宇喜多隊が安濃津城を難なく攻略。傾きかけた流れを少し押し返します。ここで家康がついに岡崎に到着。
第７ターン、
南方の黒田隊が動かないため、家康はすばやい動きで清洲をぬけ岐阜城に出ます。
第８ターン、
家康は池田輝政を引き連れて合渡を越えて大垣城下に着陣します。
第９ターン、
家康本隊が大垣城を攻撃。双方殴り合いです。
第10ターン、
石田三成が城を出て徳川本隊を強襲。全ユニットにダメージを負わせます。家康ピーンチ！しかしここで「家康出馬」。盤上に家康が到着すると山に入る調略カードです。標的は南宮山の吉川広家。これに恫喝をかけます。すると福島隊に恐れをなした広家があっさり寝返り。手傷を負った家康は回復のため一旦離脱。一転三成ピーンチ！
第11ターン、
窮地を救うべく宇喜多隊が北上。家康は完全に軍を立て直します。
第12ターン、
前田利長が金沢を出立。小松城下に迫ります。家康も再び大垣城下に現れます。
第13ターン、
またしても三成強襲。城下の家康に痛打。毛利輝元の戦意がついに１となります。いまさら万が一はこまるので、また家康が下がります。強いぞ三成（正確にはその配下の島左近と島津義弘）。
第14ターン、
三成はこんどは黒田隊に痛打。黒田隊は退却。替わって反対の西側に福島・浅野隊が付きます。この福島隊に宇喜多隊が到着・隣接します。
第15ターン、
浅野隊は関ヶ原を越え松尾山ふもとに進出。佐和山を目指します。替わって大垣には細川隊が入ります。南側では宇喜多ＶＳ福島の乱戦。先手をとったのは福島でしたが、軍配は宇喜多に。福島隊は京極高知と蜂須賀至鎮が討ち取られる壊滅的打撃をうけます。これを見た石田隊が打って出て、福島正則が討ち取られます。ここで毛利輝元とともについに秀頼が出陣。大谷吉継も笹尾山に出て浅野隊を捉えます。家康は大垣攻略をあきらめ西進、関ヶ原を目指します。
第16ターン、
家康は小早川に恫喝をかけ、成功。流れがまた東軍に行きかけるも、宇喜多が裏切り者吉川広家を討ち取り、まったをかけます。さらに大谷吉継の恫喝でなんと浅野幸長が西軍に寝返り。関ヶ原付近はなにがなんだかという状況に。東軍は清洲を守りつつ西へ。毛利元康がようやく大津攻略の戦果を挙げ始めます。家康は宇喜多の息の根を止めるべく南に転進し南宮山に陣取ります。
第17ターン、
家康が乾坤一擲の猛攻、宇喜多隊に壊滅的打撃を与えます。
第18ターン、
辛うじて宇喜多が退却。石田三成はいちかばちか城外にでて強行軍にて黒田隊を襲います。黒田隊を東に押し戻しますが、これを見た家康は南宮山を降り石田隊に迫ります。いよいよ大詰めか？
第19ターン、
先手をとったのは石田三成。徳川家康の動きをいち早く察知。南宮山に大谷吉継を入れ、自身は家康を先制攻撃します。家康は浅野幸長を調略しようとしますが失敗。さらに三成の猛攻で退却を余儀なくされます。
第20ターン、
態勢を立て直した宇喜多秀家がわずかな手勢を率いて家康本隊を追撃。一方毛利元康が大津城を攻略。ついに調略トラックがイーブンに戻ります。石田三成が家康を追撃。さらに大谷吉継も南宮山を降りて、石田・宇喜多・大谷が家康本隊を包囲した格好になります。しかしここでミラクル。家康の恫喝で朽木・脇坂が裏切り、大谷吉継が戦死します。これが功を奏し、家康は松尾山ふもとまで退却します。
第21ターン、
小早川が浅野幸長を討ち取ります。これで再び流れがじわじわと東軍に。さらに手薄になった大垣が池田輝政によって攻略されます。窮した西軍は一か八かの小早川への恫喝。しかしこれは空振り。流れは大きく東軍へ。石田三成は池田輝政をうちとるもこの間に家康が立ち直ります。
第22ターン、
宇喜多が家康に迫るも時すでに遅し。返り討ちで瀕死の状態に。
第23ターン、
ここでようやく秀忠到着。宇喜多秀家が家康によって討ち取られます。
第24ターン、
ゲーム終了直前、だめもとの恫喝により黒田長政が謎の裏切り。なぜだ？家康は神戸に入ります。
第25ターン、
家康の調略で鍋島勝茂が帰順。東軍の勝利となります。
2012.11.18 Sunday
関ヶ原大作戦
ＧＪ32号の関ヶ原大作戦を入手。
ソロプレイにも配慮されてるだけあってソロで充分楽しめた。しかし対戦となると、展開によっては単調なイメージがつきかねないなぁ。あと勝利条件を満たす条項が限られており、ターンの概念が無いことと重なって決着がつくまで泥沼に陥る可能性を秘めている。
そこでオリジナルの終了条件を14.0（4）として書き加えています。
14.0（4）全ての城塞へクス（機能を失った城塞は除く）が一方の勢力に帰属した場合、直ちにゲーム終了となる。その時点で調略マーカーのある側が勝利となる。このとき０であれば引き分けとなる。
2012.07.08 Sunday
CMJ83ブルー＆グレー
うまく文章をまとめられないので（いつものことですが）前置きが長くなってしまいます。
私は義務教育時代、社会科系の科目が苦手でした。数学とかは最小限の知識を応用して展開していくことができるので（本質的な知識になっているかは別として）テストの点数は低くても80代でした。ですが、年号や事件など知っているかどうかがほとんど全てな社会科などは、興味そのものが薄く、いいかげんで飽き性の性格が災いして勉強を怠っていたことから高くても60代であり、マンガでしかみたことない０点という奇蹟の点数をとって職員室に呼び出されたことすらあります。
今大人になって社会生活に支障がない程度の知識を得ることができているのは、ひとえにシミュレーションゲームという趣味のおかげでした。出発点はガンダムでしたが、これがリアルを追及するため現実の戦争を模した部分があったので受け入れる土壌ができました。ガンダムから出発したシミュレーションゲームワールドを広げようと手にしたタクテクスがナポレオンの特集であったので、私にとって最初のヒストリカルシミュレーションゲームはナポレオニックでした（アイラウの戦いです）。戦争の知識を中心として歴史的知識を蓄え、そこから派生してさまざまな知識を仕入れていったのです。
で、本題。なのでゲームで触れ得なかったものは、私の中にないといってもいい状態なのです。その一つが「南北戦争」でした。
アメリカ史の一環という認識だけで、誰とだれが戦ったかなどその背景、人物などあらゆることが欠落しています。
なのになぜブルー＆グレーかというと、一つはＮＡＷシステムというオーソドックスなシステムであること、そして比較的小規模なウォーゲームであることが理由です。最近になってウォーゲームに触手を伸ばしているのですが、あまり本格的すぎると私のような根性なしには手に負えなくなるので、ともかくすぐプレイできることと何度もプレイできること入手しやすいことをを主眼において、これに白羽の矢がささりました。
まだセメタリーヒルを数度プレイしただけですが、めちゃめちゃおもしろい。ベテランには物足りないようですが、私にはこれで充分。残念なのは本誌。こんなマイナーなテーマにはわざわざ手を出す初心者など少ないからか、基本的な部分（戦争についての背景や人物など）にはあまり触れられていません。ＧＣＡＣＷというシリーズがあるらしいのですがこれを使って解説されても、今の私にはさっぱり分からないというのが本音です。すごすぎて尻込み敬遠してしまいました。逆に平野茂氏の記事は付録のゲームを使用しての解説で若干ながらゲームのテクニックの解説もあったので非常にためになりました。ベテランには展開の固定された難度の低いゲームのようですが、初心者の私にはそれが助かりました。南北戦争テーマはＧＣＡＣＷなどかなりディープなものが多いようなのでどこまで進めるかわかりませんが、とりあえずブルー＆グレーは遊びつくしたいと思っております。
2012.05.26 Saturday
Across the Dnepr（CMJ75）にカンドー
Across the Dneprをプレイしました。ネットによればＡ３マップ１枚カウンター60個ルール８Ｐというプレイしやすさは魅力で、当初評判は結構よかったようですが、ウォーゲーマーにはプレイバランスの悪さをすぐ見抜かれたらしくソ連必敗とされて、即訂正案が出されていました。これが功を奏したのかは定かではありませんが、その後もチラホラプレイされているようです。
で、永遠の初心者である私もソ連必敗とか言われてテンションが下がっていたのですが、とりあえずやってみました。ルールはもとのまま。
ネットだと、最初ソ連優位だが徐々に戦力を削られて不利になるとのことでしたが、自分がやるとドニエプル河ですらろくに越えられないへっぽこぶり。改訂ルールでも同じでした。
そこで76号に改定案とともに載っていた第１ターンリプレイ通り動かしてみました。
こ、これはすげー！巧みのワザである。ソ連が見事突破しておる。確かにさいの目が良い傾向ではあるが、ただ動かすだけの自分のプレイとは天と地の差どころではない。
なるほど、ベテラン同士睨み合うと長考で時間がかかるのは、これを繰り返すからだな。かっこいい！
ベテランがこういう規模を敬遠したりすぐ飽きちゃうのはある程度流れや作戦の組み合わせパターンを見切ってしまうんだな。しかし今の私にはこれ以上の規模は時間も場所も不可能である。この程度ならなんとか対応できるので、こいつで少しウォーゲームを勉強してみよう。
2012.05.13 Sunday
東海遊侠伝CMJゲーム終了後
裏明治維新ともいえる清水の次郎長一家と黒駒の勝蔵一家の抗争をいわゆる太平記システムで描いた東海遊侠伝（CMJ75）は、ゲームとしては分かりやすいのですが、テーマになじみがなく、しかも扱うのがつまりはヤ〇ザとくれば、いま一つ感情移入しにくい面があります。しかしヤ〇ザとほぼ同じだろうという戦国武将がまるで人格者やヒロイックに扱われている風潮を疑問に思っていた自分としては、シミュレーションゲームという土台の上で同様に扱える素材であることを示してくれた当作品は、とても興味をそそられた作品ではあります。
ゲーム自体は、黒駒側が厳しいバランスのように感じます。まだ対戦経験はありませんが、一度も黒駒が勝ったためしがありません。今回のプレイでも、勢力を伸ばした清水一家が大井川を越えて黒駒一家を圧倒、必死の反撃も返り討ちにしてしまい、最終ターン伊豆に追い詰めた勝蔵を討ち取っての圧勝でした。
で、ここからが本題。このゲームには、「明治残侠伝双六」なる登場人物のその後をシミュレート（？）したおまけゲームがついています。本誌解説にもあるとおりバンダイ新撰組のオマージュですが、思いいれしにくいテーマなのでこういう工夫があるとおもしろいと思います。面白い動きをするとついついこいつは史実ではいったいどういうやつなんだと思ってしまいます。だいたい同じような結果や動きをするのですが、今回面白い動きをした方々をいくつか。
「黒駒一家」
塩田の玉五郎…竹居の吃安の死後、裏返されて登場。史実では勝蔵の筆頭子分で軍師だったらしく、官軍には参加せず勝蔵と別れたらしいが、双六では早々にどさくさまぎれに官軍に参加。しかしニセ官軍扱いで即牢獄送りの上最短距離で打ち首。黒駒一家は全員平凡な人生か大往生を遂げた中、ただ一人の打ち首となった。このゲームでは超小物だったようだ。大敗した責任の一端はこいつか。
角井門之助…用心棒の先生で実戦指揮官だったらしい。双六では公方への恩返しのため幕軍に参加するも賊軍として投獄。しかしここからが始まり。懲役のあと無頼生活となり再犯で再投獄。運よく釈放されて堅気の道に入り一念発起で事業を起こすも、賄賂で捕まって牢屋へ。再び懲役となり無頼となるもグレることなく堅気の道をめざし今度は農業をやろうとするが、またしても失敗し破産。グレて無頼となり侠客の道に入るもしっくりこなかったらしく堅気となり学問の道を志し官員の道へ。そしてこのまま（やっと）大往生。いいかげんにしろというくらいサイを振らされた（涙）。塩田の玉五郎と同じくゲームでは侍の扱いだが、侍はおかしなやつばっかりか。
「清水一家」
御幸山の鎌太朗…史実では森の石松の死因となった人物らしい。官軍に参加し官員となるもどうやら薩長の人間と知り合いだったらしく疑いをかけられて下野、西郷の反乱に参加するも撃たれて惨死。
吉良の仁吉…次郎長のお気に入り。幕府軍に参加し立派な働きをして堅気となり事業をおこすもうまくいかず破産。やけを起こして無頼となり喧嘩して刺されてやはり惨死。
清水の次郎長…主人公。その後も侠客の世界に生き大往生。２回振っただけで結果がでた。主人公のくせに一番面白くなかったぞ。
2012.02.22 Wednesday
シンガポール陥落
んで、CMJ77のシンガポール陥落です。こちらは逆に思ったより手軽そう。ケーブルテレビの番組に触発されたのもあって、今週末プレイしたいなーと思っています。
2012.02.22 Wednesday
ＧＪ39真珠湾強襲入手
ＧＪ39「真珠湾強襲」を入手しました。手軽という評を聞いていたのですがなかなか重そうです。
ところでシナリオですが、１から順にやるというガイドはいいのですが、何をしていいか分からない状況でいきなりフリーセットアップは戸惑いました。というわけで後回しにします。
2011.10.30 Sunday
天下強奪入手
臨時収入があったので、ウソかホントか残部僅少らしいこともあり前から欲しいと思っていたCMJ78号を入手しました。
天下強奪は関ヶ原ものですが、あまりコンポーネントもぱっとしない感じで少々トーンダウンしたのですが、プレイしてみるとこれが大ヒット!!シミュレート的には「？」の部分が満載ですが、ルールの分量が少なく扱うユニットも少ないのにマップが広く選択肢が豊富。事象的には見た目再現性は低いのですが、信用性の低い部下を連れての決戦に挑む西軍と戦いを急ぐ東軍など自然に感じ取れて、今まで見た関ヶ原ものの中で一番「らしさ」を味わえました。
ウソかホントか残部僅少らしいこともあり、テーマに興味があるなら「買い」であると思います。
2011.09.20 Tuesday
生物調査船パンドラ号の航海その2
人類史上初めての惑星外生命体接触の舞台となったMephistoを後にしたパンドラ号は、最寄のPicoleを次の目標に定めます。
Picoleは探検出発地に最も近いいわゆる可住圏惑星であり、探査にも希望がもてます。
無事Picoleの軌道にのり、早速調査開始です。
重力：大変弱い、大気：なし、水界：25％、火山活動：不活発、生命維持度：3
ほとんど宇宙に出るのと変わらない探査に今回はローバーを搭載、航法士、整備士、地表捜査官の３名がシャトルに乗り込んだ。
シャトルは蔦が這う平原に着陸。気候は熱帯。西の台地の上にドーム状の建築物がある。知的文明か？
まずあたりを報告ロボットを使って走査。すると近くにアンテロープに似た生き物の金属彫刻を発見。これはますます文明の痕跡か？１時間かけてその彫刻を調査。そこで事件はおこった。なんとその彫刻が「目覚めた」のである。さらに１時間かけて交流を試みる。知性は６。知能は低いがおとなしく捕獲できるチャンスであったが、とりあえずの調査のつもりで装備を全くもっていないという失態をしでかした。やむをえず解放となる。逃がした魚は大きい。トホホ…。
気を取り直しロボットをシャトルに呼び戻し、整備士と地表捜査官が標本生物用ロボットを連れてローバーに乗り込み、調査しつつ一路西の台地を目指します。
到着から32時間、台地へ向かう斜面で浮遊するなぞのアメーバ状生物を発見。直ちに捕獲体制をとります。しかし意外に俊敏で必死に抵抗、戦闘となります。未知の推進力は意外に厄介で、整備士と地表捜査官と標本生物用ロボット総がかりでも互角です。なんとか退治したものの損害８をうけ、E檻をひとつ壊されカメラ１台が損傷、物資もやられたうえ整備士と地表捜査官も負傷します。到着から36時間、建築物に到着しくまなく捜索したところ、濃厚な液体の入った透明な球体が柱に埋まっているのを発見。意を決して整備士が取り外しにかかります。結果は…
成功！！
美しい玉はＥ檻に入ります。到着から53時間、一行は来た道を引き返しシャトルに無事持ち帰ります。
さらなる成果を求め、今度は航法士が徒歩でロボットを連れ、建築物の東にある崖の上を目指します。
68時間、到着し長時間調査するものの、発見はありません。北方の林も調べながらの帰路でしたが成果は得られずシャトルに帰還します。
てぶらでは悔しい航法士はローバーに乗り換え、さらに北の林を目指します。到着から96時間、林の手前で亀のような生物を発見します。どうやら高い知能をもつらしく、交流をはかります。どうにも見下されているようで、知能は９。非常に友好的で明確な意思疎通はできなかったものの、人類史上初の知的生命体との接触となった。が、銀河調査委員会規則により知性体の捕獲は禁じられている。お別れとはなったが、人類にとって大きな足跡となった（3ＶＰ）。
その後はたいした成果も得られないまま走破すること40時間、到着から137時間台地の北で葉をかじる蝶のような生物を発見。広げた羽は10インチ以上、骨格構造のようである。動きが素早かったため捕獲に３時間を要したもののさしたる危険もなく捕獲。手持ちのＥ檻を埋められたので、シャトルへの帰路についた。到着したのち、一行はパンドラ号へと帰還。
負傷した２人の傷も完治、カメラも無事修理、捕獲した生物Omiflyの能力も判明（意外と高い知性７を有していた）、一月の滞在の後、パンドラ号は実り多かったPicoleを後にした。
探査：148時間
獲得VP：+19（Picole調査、Omifly捕獲、Ironhorn知性、Paraboid攻撃力、Fastitomite能力4つ、同接触による+３、Omifly能力３つ、Grobe獲得による+5）
損失VP：なし
探査期間：あと26ヶ月
2011.09.18 Sunday
生物調査船パンドラ号の航海その1
生物調査船パンドラ号の航海はタクテクス31号の付録です。実家にて発掘しましたが、別売りユニットまであったのになぜかマップだけみあたらず中古にて入手。なにもかもランダムであるうえにパラグラフの少なさから敬遠される向きもあるようですが、妄想力の高い自分としてはわくわくです。何度かプレイした結果いけると踏んで、記録しながら長期キャンペーンとして30ヶ月航海に挑戦してみます。
まずクルーの知力。なぜか自分が決めると毎回指揮官の知能が低くなります。７はまだ我慢できます。テストでは９のクルーが一度も出なかったので今回医者と整備士が９なのは上々です。
「艤装完了。最終点検完了。クレイトン星系のワトキンス記念探検査地を今、パンドラ号が出航する。FTL推進機関がうなりを上げ、船は調査宙域へ。そして最初の調査地である未知の惑星へと舳先を向ける」
燃えるぜ。
まずもっとも近いMephistoを目指します。
Mephisto軌道に無事到達、調査を開始します。
重力：強い、大気：有毒、水界：25％、火山活動：活発、生命維持度：3。
船外作業服を着用した航法士と地表調査担当官が偵察ロボットを連れて降下します。降下したシャトルは固化した溶岩上に着地。西には明るい溶岩による赤熱光がみえます。周辺をロボットで精査したのち、あらためて探検隊を編成。ロボットを引き連れて東のクレバスを目指します。
到着してから半日以上、起伏のある地形は困難を極めますが、それ以上に致命的だったのがこの星の有毒大気です。人間以上にロボットに致命的であることが発覚。整備士を欠いた状況では帰りの時間を考慮するとシャトルまではもちません。せめて調査成果を持ち帰るため、北に発見された溶岩洞窟に入ります。しかし成果は得られず、到着から24時間、偵察ロボットは洞窟内で腐食のため崩れ落ちます。一旦２人はシャトルへ引き返し、物資を補給した後北西の山頂を目指します。
一旦溶岩迂回のため北東に進路をとって探検中、突如「それ」は現れました。身長２フィートほどのヒューマノイドはあごを広げると胸まで広がり、不気味な尖った突起物や歯が見られる。不気味だが、史上初の地球外生命体であり人型である。地表調査担当官が交流を試みた。
緊張の時間は３時間にも及んだが、成果を得られないまま緊張はピークに達する。身の危険を感じた２人は逃走を決意。だがやつは口を大きく開けてついてきた。やばい。移動力は9（！）。追撃された格好だ。戦闘力は9（！！）見かけどおりの凶暴なやつだった。捕獲どころではない。もはややるしかない。全ての装備をめちゃめちゃにされ、2人とも傷を負いながらもなんとか撃退。もはや調査どころではない。ほうほうの体でシャトルに帰還、軌道上のパンドラ号へと戻った。
登山キット修理と負傷した２人を治療するため軌道上で1ヶ月を要したのち、パンドラ号はMephistoを後にした。
探査：41時間
獲得VP：+3（Mephisto探査、生物能力２つ）
喪失VP：-1（偵察ロボット）
調査期間残り：28ヶ月
2011.09.11 Sunday
NEWTYPE&WHITEBASEルール改造
NEWTYPE&WHITEBASEを久しぶりにプレイするにあたって、やったことやらなかったことをいくつか。
まずルール。このゲームにおいて、まああるていど仕方の無いことですが存在価値のない兵器があります。バルカンや小型ミサイルの類です。アムロなど超人を除いてこれらの兵器ではほぼ有効打を与えることはできません。作品映像ではバルカンやミサイルでドムすら破壊するシーンもまま見られますが被害判定チャートや兵器のパラメータをいじくってしまうと別のゲームになってしまうので、命中と被害判定の間に（さらなる手間ですが）簡易の命中箇所判定のようなルールを用意しました。これによって主兵装の価値を下げることなくそれなりに期待できるようにしました。同時に（かなり低確率ではありますが）超人パイロット相手に一般兵ではほぼ100%破壊が無理という状況はなくなりました。
あと対艦白兵戦。作品内でもアムロをのぞいて有効打となりえた描写はありませんし、常識からいってもいくらMSがスーパー兵器とはいえ単身巨大な艦艇相手に対空射撃をくぐり抜けて挑みかかるのは非常識です。それからすれば「できない」としたルールは妥当といえると思いますが、少なくともアムロはやってますし、グフやザクですらホワイトベースに挑んで振り落とされるシーンなんかもあります。ということで対艦白兵戦も追加しました。
やらなかったことは、さきほどの小型兵器もそうですが、パラメータの操作です。初期のシャアなど、危険すぎます。映像のような再現は難しく、アムロのガンダムですらかなりの確率で破壊されます（互角に戦えたのは奇跡という解釈でしょう）。せめてシャア1の戦闘修正は３（以下）かともおもったのですが、とりあえずそのままにしました。
それにしても、こんなに粗いゲームだったんだなぁ。
2011.09.11 Sunday
NEWTYPE&WHITEBASE復活
以前実家から掘り出したNEWTYPE&WHITEBASEだったのですが、マップ�気�見当たらずテンションが下がって放置していたのですが、今日実家で発見されました。
ついでにタクテクスの付録であったゲームの別売りユニットについて、「死霊の夜明け」と「パンドラ号の航海」を見つけました。「パンドラ号の航海」についてはマップと説明書が見当たらなかったので中古にて入手しました。
さあ、イロモノづいてきたぜ。
2011.06.25 Saturday
フィールドマーシャル
コマンドマガジン71号付録の架空戦シミュレーションです。一部ではイロモノ扱いのようですが、私のように（永遠の）初心者にとっては簡単でいろいろ楽しめるのはありがたいことです。残念なことに本家で絶版のようですが、オンスロートとともに初心者にとってありがたいゲームであったので残念です。やっぱり硬派の方々には受けがわるいのかなぁ。
で、リプレイ。久しぶりで感覚を忘れていますが、一応全てのルール採用です。
ブラウは第４軍、レッドは第２軍が南方送りです。初期HCPはレッドに+2です。レッド配置は北から第一打撃軍、第六軍、第八軍。ブラウ配置は第三軍、第一装甲軍、第二装甲軍となる。FMはレッドが第一打撃軍、ブラウが第一装甲軍に配置。
先攻はレッド軍。ブラウの事前機甲フェイズによって、北部のブラックマン川まで前進、中部と南部では道路沿いに第一装甲軍第二装甲軍がブラックマン川を越えてレッドの先鋒機甲師団を強襲、中部カラチキナ（注：地名は本誌のベリヤエフ大陸外史によります）を占領する。
レッド第1ターン、敵航空優勢で道路特典と航空支援が使用不能です。南部では南方交通路確保のためカルーガ防衛線を張り、北部はブラックマン川をはさんで第三軍機甲師団と対峙、そして中央部では北部からFMを転出させ、第八軍全軍を率いて突出したブラウFM率いる第一装甲軍所属機甲師団を包囲攻撃、ブラウ軍は壊滅してFMは捕虜となります。とりあえず感覚をなんとなく思い出したので、今日のところは引き分けで終了としました。
2011.05.21 Saturday
ツクダホビーのNEWTYPEとWHITEBASE
このふたつは、私のゲーム人生で最もプレイしたゲームであります。どのくらいプレイしたかというと、ルールブックはもちろんチャートを一切参照することなく、つまり暗記した状態でプレイできたほどです。
…ばかだったんだなぁ、おれ。
コンポーネントの保存状態はとてもひどく、使用頻度の高いガンダムはとくに数値の判別が困難になっているほどです。
しかし慣れてくると、再現性やゲーム性の不満などから離れてしまいました。作中見られる対艦白兵戦が禁止されていたり、バルカンや小型のミサイルの有効性がほとんど皆無であったり。
しかしそういう思いからハウスルールやシナリオを改造し、これがまたゲーム上達の一助となりました。
発見されたこのメモ集をみて、ちょっとひさしぶりにソロってみようかな、などと思っております。
2011.02.20 Sunday
インペリウムキャンペーン年表
雰囲気で作ってみました。
2113年〜2114年：「第一次大戦勃発」
地球連合、プロキオン方面に開拓開始
バーナードスターにて、人類初の宇宙戦闘。バーナードスターの地球基地破壊さる
「プロキオン戦役」
地球艦隊および陸軍守備隊、帝国軍に敗れる
2115年〜2116年：「プロキオン奪回作戦」
地球主力艦隊壊滅。プロキオン戦役終結
2117年〜2118年：「地球侵攻作戦」
帝国陸軍による地球制圧
「ジャンクション攻防戦」
帝国旗艦重巡、地球軍砲兵部隊の活躍で撃沈。ジャンクション地球軍かろうじて死守
2119年〜2132年：「プロキオン条約締結」
帝国軍の地球撤退、プロキオンの帝国領有を条件に和平。帝国軍優位のまま大戦終結
統一地球連邦政府樹立
「バーナードスター問題」
連邦政府のバーナードスター返還請求を帝国が無視。バーナードスターの領有権をめぐり、連邦政府と帝国の交渉決裂
2133年〜2134年：「第二次大戦勃発」
連邦政府、帝国に宣戦布告、地球連邦初のパワードスーツ降下兵実戦投入、バーナードスターを武力制圧
「スタールート戦役」
地球とヌスク/デュシャームを結ぶバーナードスター及びアジッダをめぐる戦い開始
「第一次バーナードスター会戦」
連邦新鋭重巡洋艦を中心とする地球連邦艦隊、帝国主力艦隊を破る。帝国内部で対地球連邦強硬論ヒートアップ。帝国内で戦争特需による好景気
2135年〜2136年：「アジッダ攻防戦」
連邦軍アジッダに侵攻、地上戦の末制圧
帝国皇帝の勅書下る。地球連邦の存在に言及。帝国軍艦隊と反撃陸戦部隊をアジッダに投入、戦線膠着
2137年〜2138年：「アジッダ海戦」
連邦艦隊アジッダへ侵攻、帝国旗艦を沈めるも連邦新鋭重巡洋艦が帝国駆逐艦の巧妙なミサイル集中射撃戦術により撃沈、地球連邦艦隊壊滅
帝国皇帝より勅命、辺境派遣艦隊要請により帝国主力艦隊離脱
帝国陸軍によりアジッダおよびバーナードスターの連邦基地施設蹂躙
2139年〜2140年：「第二次バーナードスター会戦」
連邦軍大規模地上部隊によるバーナードスター帝国主力陸戦部隊との激戦、地球軍辛勝
2141年〜2142年：地球軍、バーナードスターで帝国護衛艦隊を撃破、アジッダ及びバーナードスターに入植
｛帝国皇帝が定例議会にて地球戦線に言及｝との勅書を携えて派遣艦隊帰還、主力艦隊再編成のうえアジッダに侵攻、地球軍を破り制圧
帝国主力軍、バーナードスターへ侵攻。同時期プロキオン方面への開発開始
2143年〜2144年：「第三次バーナードスター会戦」
地球軍主力艦隊と帝国主力艦隊との激突、地球軍圧勝も、地上軍は帝国軍が優勢に推移し、地球軍施設を次々に制圧支配
「プロキオン海戦」
地球軍主力艦隊が帝国第二護衛艦隊を破るも支配に至らず。バーナードスターの支配権が帝国側に確定
2145年〜2160年：「スタールート戦役」終結
地球連邦に不利なプロキオン条約の改定でプロキオン方面の帝国権益が大幅拡大
2011.02.12 Saturday
インペリウムキャンペーン第一次戦争
国際通信社から再販されたインペリウムですぅ。HJライセンスのほうももってはいますが、あの追加ユニットのセンスがどうにもゆるせなかった思い出があります。パッケージのイラストはむこうのほうが良いと思いますが。
３連休も忙しいのですが、思い切って逃避行動にでました。どこまで続くか分かりませんが、インペリウムキャンペーンを立ち上げてみたいと思います。
すでに広大な版図を築くヴィラニ人による星間帝国「ジルシルカ」の辺境と接触した地球連合（といっても開戦時はまだ統一されていなかったようですが）との恒星間戦争は、西暦2113年から始まります。
初っ端から激しい戦闘が繰り広げられます。地球軍はアルファケンタウリの向こうにある広大な領土開拓より、１点集中でミラビリスのワールドを目指しその交通の要衝であるプロキオンに進出します。
一方帝国は史実（？）と同じく地球領バーナードスターへ侵攻、地球施設と駐屯部隊を破壊しつくします。そのまま主力艦隊は地球領を蹂躙し、被害はジャンクションにも及び、プロキオンのミサイルボートを中軸とした第二艦隊との艦隊戦に発展します。しかし軽装の地球艦隊は蹴散らされ、プロキオン上で当時の地上戦力総力戦が展開されます。帝国の精鋭第36降下兵師団を中核とした帝国陸軍の前に地球軍は善戦むなしく全滅します。
2115〜2116年、地球軍はプロキオン奪回のため主力艦隊を出撃、帝国主力艦隊との決戦を挑みます。が、帝国の長距離ミサイル攻撃によりあっさり壊滅、ジャンクションとプロキオンの制宙権を一気に喪失してしまいます。経済拠点をアルファケンタウリに移し守りを固めます。
帝国はバーナードスターまでの交通を確保し2117年ついに地球に大侵攻部隊を派遣、制圧します。しかし駐屯するための前哨基地を欠き、やむなくジャンクションに向かいます。ところがここでも砲兵部隊の以外な抵抗にあい、歩兵が壊滅的打撃をうけ、基地の完全制圧に失敗します。
2118年、第一次大戦は帝国の圧勝に終わり、帝国はプロキオンの帝国領有権と地球のミラビリスまでの交通権放棄を確約させます。しかし地球にとってはそのことで地球を失う致命傷を回避。10年以上の長きにわたる平和の間に史実（？）さながら地球統一でも果たしたのか奇跡的回復を果たし、2133年、満を持しての第二次大戦となります。
2011.01.16 Sunday
戦術級ゲームシナリオの勝利条件
占星術といいゲームといい、趣味の世界に費やす時間が削られています。というより、気合が足りていません。今日久しぶりの友人にあったのですが、忙しそうにも関わらず趣味の自転車を健康的に走らせていました。それをみて余計にそう思いました。
で、さっそく感化され、身体をほんの少しだけ動かした後、SF3Dをひっぱり出しました。知らないうちに関連本が再販されたとのことですが、もともと原作には全くの無知であったので、このまま妄想を頼りにプレイをすすめていきます。
さて前々からの意見ですが、おもしろいシナリオとくにソロプレイに適したシナリオが少ない印象があります。その理由のひとつが勝利条件にあると思います。いわゆる戦闘級やキャラクターものには、敵に与えた損害の多寡によって勝利を決めるパターンが多いようです。昔アニメ物をやってたころは気にもよらなかったのですが、ヒストリカル物をやるようになってその重要性に気付くようになりました。システムが大事なのは当然ですが、それを活かすのはシナリオにあります。シナリオというだけあって、ゲームの展開を作り導く役割を担っていますが、その中枢にあるのが勝利条件です。
例えばSF3D追加シナリオ100拠点確保です。シチュエーションは、文字通り交通の要衝を確保するために攻める傭兵側と、守るシュトラールという設定です。両軍航空戦力はなく、長距離射撃も傭兵側のドールハウスに限られています。勝利条件は２枚のマップの上側道路へクスの３箇所のうち２箇所を傭兵側が支配すれば勝利、それ以外は損害を多く与えた側が勝利となっています。しかしこれだと、傭兵側はドールハウスの先制攻撃による射程外逃げ切り攻撃ができてしまうので、シュトラールはリスク覚悟で下側マップへ先制攻撃をかけるか、森に籠って傭兵を待ち受けるかになってしまいます。シチュエーションを考えれば、やはり傭兵には目標へクスを目指してほしいところですから、私の場合道路へクスの３箇所のうち２箇所を占領している側が勝利という条件のみでプレイしています。
2010.05.02 Sunday
自衛隊大活躍！〜レッドドラゴンライジング〜
レッドドラゴンライジングのソロプレイ、今回最長17ターンでの米軍初勝利となりました。とはいえやはりバランスは中国寄りという印象は変わりませんでしたが。
今回台湾朝鮮半島と並んで重点目標となっている南沙諸島に着目し、中国軍にこちらを攻めさせてみました。しかし後になっての反省ですが、まだ台湾に着目するあまり、護衛３隻陸上ユニット４という小編成で向かったため、神の杖イベントも重なって南シナ海およびベトナム沖で殲滅されてしまいました。ベトナム沖に入った時点で参戦したベトナムが裏から糸をひいていたか？
ただ今回南沙諸島を目標にしてみて分かったのですが、とりあえず米軍はこちら方面への当面の攻撃手段はマップ外基地からの長距離爆撃２ユニットのみなので、意外と有効手段であることが判明しました。
さて主戦場の台湾ですが、空爆にあわせてパナマ運河封鎖も、続いてチベットが反乱、マップ外から米豪空軍参入もあって効果的抵抗をみせます。ならばと台湾海峡に艦隊を集めて力ずくと考えたのが失敗でした。日米連合艦隊との決戦で、海上兵力をほぼ一掃されてしまいます。しかし米国も、中国本土からの航空支援もあって、空母２隻撃沈、残る１隻も大破してあわやサドンデスの状況となります。自衛隊がいなければやばかった。
主力空母を失ったアメリカをみてだめだと思ったか、へっぽこ台湾政府は中国に降伏し、中国はかろうじて台湾を手にします。しかし中国の頼みの綱だったロシアは中立を宣言、米中どちらもとどめをさす兵力に欠けたまま中国は朝鮮戦争に必要な兵力を残し一か八か南沙諸島をめざしますが、フィリピンシンガポールと相次いで参戦、とどめはやはり台湾からサイパンへ引き揚げたB2により当然のごとく粉砕されます。
あとは朝鮮戦争しかありません。しかし兵力の差は歴然、空爆によって陸上兵力を削られ朝鮮戦争に勝利する術を失い泥沼化、沖縄から発進し東シナ海に展開する日米台湾奪回部隊を見るに至り、VP11で中国投了となりました。
プレイ自体はいつもどおりのサルプレイでしたが、いくつか勉強になりました。いやあ、おもしろかった。
2010.04.25 Sunday
レッドドラゴンライジングソロプレイ
いやあ、ひさびさおもしろかった。
CMJ92号付録のレッドドラゴンライジングであるが、一部好かれていない理由も分かる気がする。イベントが破壊的効果をもたらす場合があったり、展開がムチャだったり。
実のところ、期待したほどでなかった。けど、10点満点中７点てかんじ。簡単だし劇的だし、何より中国をめぐる情勢をいろいろ勉強するきっかけとなった（恥ずかしながら、知ってるようでいろいろ知らなかった）。史実の延長というよりは、史実をネタにしたSF架空戦かな？
今回はルールの確認ということでさらっとプレイしたが、自衛隊が強力すぎる、というよりいくらなんでも非現実的すぎるということで日本語版選択ルール7.21だけは使用しました。
最初のプレイだったのでチキンプレイとなってしまいました。中国による台湾空襲、中国系企業によるパナマ運河封鎖を経て空挺部隊による台湾占領、ベネズエラとキューバが中国陣営で参戦、中国奇襲（２回行動）での朝鮮戦争勃発で米韓連合撃破、台湾海峡でアメリカ艦隊との艦隊決戦に辛勝し、朝鮮半島制圧で８ターンでの中国サドンデス勝利でした。
中国側は台湾総攻撃がベストにおもえるのですが、他にどんなプレイの仕方があるんだろう？
2010.04.18 Sunday
レッドドラゴンライジングで沖縄基地問題を考えよう
先週CMJ92号が届いた。ものすごうく期待していたのだが期待はずれだとやなので沈黙していたがおもしろそう。
仕事でへばっててこの３日かけて基本ルールとユニットを切るのが精一杯だった。ソロプレイすら、来週以降になりそう。
ところで、戦闘解決のための記述が2.12にしかない。詳細は10.0とのことだが、ダイス振って該当する戦闘力以下で１ヒットという2.12の記述は10章に組み込むほうがわかりやすかったかな？２章はコンポーネントの見出しなので、さらっと流して。まあ、簡単なのでわかるけど。
ああ、プレイしたいなぁ…
2009.12.30 Wednesday
♪宇宙戦艦ヤ〜マ〜ト〜
…とアニマックスで再放送やっとった。けど、世代的にあまり思い入れはなく、まともに見たこともない。思ったよりＳＦの要素が散りばめられていてそれなりの出来なんだけど、いまひとつのめりこめないなあ。
とはいえ、例のバンダイのゲームとかでゲームそのものは結構プレイしていたりする。実写版とか復活編とかもできるとかで、触発されてみることにした。
同人版のWAR AGAINST the WHITE COMETをひっぱり出してみたら、過去ルールで疑問に思ったことをそのままにしていたので、とりあえず自家ルールを適用してプレイ。
原版ではチットの引きによっては1ターン全く行動できずに終わる可能性が結構高かったりするので、「そのターンに1ユニットも行動できなかった（しなかったではない）側は、全てのチットを引き終えた後、最も高いE値（複数あればその全て）の艦艇が通常のインパルスを実行できる」としました。
2009.09.21 Monday
航空母艦
古い書類の中から、その昔やったツクダ航空母艦の手書きリプレイ＆研究が出てきた。今見たらルールブックのボリュームだけでクラクラします…。
人間やる気なんだなあ。
2009.08.23 Sunday
新撰組始末記対戦
新撰組始末記を対戦しました。バランスが勤王側有利という評判ですが、４回の対戦では感じられませんでした。私はともかく対戦相手のＨ君は熟考タイプなので、彼が勤王側を主にプレイしてのことですから、へっぽこプレイは無かった（と思う）のですが。イニシアティブの影響がでかい上にランダムに過ぎる印象はありますが、非常に楽しめました。
あとはオリジナルのセイント星矢のみ。高校生の時作ったものですが、一輝ｖｓ星矢（星矢のコスモが復活するフェニックスをものともせず圧倒）やオルフェｖｓバイアン（ストリンガーノクターンが決まるも悲しいかな白銀聖衣の防御力ではライジングビロウズに耐え切れず）、ほかにもムウｖｓシオンの師弟対決など徹夜で盛り上がりました。
けど疲れた〜。
2009.08.15 Saturday
いざ対戦
明日ひさびさ対戦プレイを予定してます。候補のひとつが「新撰組始末記」。ルール読んでそれっきりになってたので、ソロでおさらい。これが意外とおもしろい。プレイバランスやコンポーネントに意見はあるのですが、選択の幅が広く、移動の駆け引きが絶妙です。話によれば佐幕側不利とのことですが、たかが1回のソロプレイではそこまで見抜けませんでした。対戦楽しみ〜。
2009.06.21 Sunday
えっ！？忠臣蔵？
日本史をゲームで体感しようというウォーゲーム日本史ですが、次号3号の関ヶ原は飛ばすとして、4号予告に忠臣蔵とあります。
おっ！これはおもしろそう！
とはいっても、忠臣蔵の知識はほとんどありません。しかし昔パソコンでやったシミュレーションでの好印象があって、期待が膨らみます。そのゲームは浅野内匠頭が処刑されてから始まり、大石内蔵助となって1年かけて復讐計画をたて、一年後討ち入りを戦闘ゲームとしてプレイします。この一年の間に吉良に警戒心を抱かせないよう振舞いつつ（やりすぎると戦意が下がって仲間が離れていったり情報が得られなかったり軍備できなかったりする）、迷宮と化した吉良邸の情報を得、仲間と武器を集めて一年後吉良邸で戦います。状況によっては万全の状態とはいえないシチュエーションで戦わなくてはなりません。自分はよくわからないままプレイして、ほとんど素手のままわずか5人の士（遊びすぎて仲間はあいそ尽かしてどっかいった）とともに迷宮要塞と化した吉良邸で玉砕しました。
以上昔のうろ覚えですが、ボードゲームでみたことないテーマ、楽しみです。
2009.06.21 Sunday
新・戦国大名
ひー！とてつもなく忙しい毎日でした。なんだかいろんなことが重なって押し寄せてきて、へろへろです。
といっても、前々から興味あった新・戦国大名だけは入手しておきました。ソロプレイがやりにくそうな印象だったのでどうしようかと迷っていたのですが、テーマに負けて手を出しました。ルールと本誌リプレイをさらっと読んだ段階での感想を二点。
ひとつは天運というパラメータ。こういうの大好きです。HJの英雄三国志に人徳というのがありましたが、もっと突っ込んだものです。ルールいわく、「運」であり「威信」であり「評判」であり「信頼」であり、後世における「評価」だとか。とくに後世の評価というのはいいですね。勝利を得点で判断するにあたり、競った時には勝ち負けでは負けたが後世の評価は上だったとかいわれると「おおっ」とかなります。
いまひとつはターン構成。こっちは「うーん」ですな。実際プレイしてないのでリプレイを読んでの感想ですが、ターンが短くなってプレイ時間短縮になるのはいいとして、特別ラウンドが気になります。いわゆる「最後だアタック」の権化に見えます。デザイナーズ・ノートには旧戦国大名のことをやはり20世紀のゲームだと述べられていますが、こちらも新世紀のゲームという印象は感じられません。リプレイでも途中までソレっぽい展開なのに、特別ラウンドによって突如カオス化した印象があります。これってどうなの？とおもうんですが…。全体の感想はまたプレイできれば、と思います。
2009.05.16 Saturday
発掘
片付けの最中、昔遊んだゲームを発掘しました。エポックのゴルフシミュレーション、実践ゴルフです。
えっ、と思われる方もいるかもしれません。私も実際いつどこで買ったか覚えておらんのです。いわゆるサイコロ野球という分野がありますが、そいつのゴルフ版です。
同じジャンルでAHのプロゴルフ（だったかな？）があってこれも所有していましたがこれは本当ただサイコロを振るだけで、選択の余地がなく単調でした。エポック版もある意味同じですが、キャラクターカード（実名でなく能力カード）や地形カードに工夫がしてあって、場面や能力に応じてさまざまな選択を迫られます。初心者からプロまでのゴルフが再現できますが、初心者ではくちゃくちゃなプレイになります。
ちなみにひさしぶりにハーフをプロでまわった結果、６オーバーでした。１アンダー２回、パー３回、１オーバー３回でまずまずでしたが、魔の５番ホールで下り坂のフェアウェイからグリーン横の深いバンカーにはまり、おもいきり打ったら意外と飛んで勢いあまってグリーンを飛び越えOBとなりこのホール５オーバーとなったための結果でした。
2009.04.17 Friday
ＡＳＬレトロ改
このところやたらいそがしかった。パソコン苦手なのであんまり触っていなかったのですが、暇を見つけてはちょいちょいと改造ＡＳＬの整理をしてました（手書き）。とにかく目標としてはＰＴＯをプレイすることです。あらためて見てるとほんとものすごいボリュームです。自力でアフリカや太平洋戦線を原版のルールで戦っている人がいるんだからなお凄さを実感します。
2009.03.28 Saturday
久しぶりの対戦
先週3連休初日、久々に対戦プレイしてきました。ただ、久々に会うので会話のほうに花が咲き、あんまり時間がとれませんでした。プレイしたのはLAST NIGHT ON EARTHのみで、しかも連戦連敗でした（涙）。
次に行くときはこんどこそ太平記を希望する。たのむぞ、H君。セイント星矢のリメイクもちゃんとしておくからね。
2009.03.15 Sunday
ホワイトデーに空港行きました
妻が飛行機好きのため、リクエストに答えて空港に飛行機見学に行って参りました。寒かったっす（泣）
で、影響受けやすい私は、なんとなく空戦ゲームをひっぱり出してきました。AIR WARとSUPER TOMCATです。フライトリーダーやエアスペなどでもよかったのですが、眺める分にはこいつが一番なじみがあったので。
スーパートムキャットにはステルスのルールも入っていたんですねぇ。80年代半ばの作品だったと思うのですが、すげぇなあ有坂さん。
今見返してみて、難易度は当時最高の10ですが、ASLのような衝撃は感じられずむしろ「こんな単純な感じだっけ？」という感があります。
古いゲームをひっぱり出しては眺めるだけ、というのが続いています。あんまりあちこち手を出さず、多少やりこむようにせんといかんかな？
2009.03.07 Saturday
アドバンスドスコードリーダー
アドバンスドスコードリーダー、通称ASLというゲームがあります。第二次世界大戦の歩兵戦闘を戦術級で再現したこのゲーム、初めて見たのはTACTICS誌上の記事でした。第二次世界大戦戦術級の決定版のように紹介されていたのですがヒストリカルウォーゲームが苦手だった当時、戦術級ならとっつきやすいかと興味をもち、発売と同時に日本語版を購入し、モジュールと呼ばれるユニットやマップのセットも一通り買い揃えました。入手当時は若さも時間も有り余っていたので、このモンスターゲームに正面から取り組んでいました。
がしかし、そのボリュームは想像を絶しました。ルールの量はとてつもなく、冗談抜きで電話帳のようなルールブックでした。加えてボードシミュレーションゲーム界は斜陽の時代を迎えつつあった（すでに迎えていた）ため、翻訳したHJ社は後のことを考えていてくれたのか、日本語版モジュールが出せないことを想定したかのような自力翻訳に役立ちそうな訳語リストもついており、案の定モジュールは日本語版がでませんでした。
で、これをたよりにシナリオを自力で翻訳し、とりあえずA章B章を読んで何度かプレイしました。
ルールブックに負けず劣らずゲームプレイそのものも精細を極め、1ターンどころかユニットを動かすことすら躓きの連続でした。ゲーム相手も（自分もですが）社会へでることとなり、今までのような時間の使い方ができず、結局コレクターアイテム第１号となりました。
こうかくとなんだか悪口言ってるみたいですが、私としてはこのゲームを悪いゲームとは思っていません。たしかにとてつもないルールの量はプレイヤーを選びます。実際私もそれに阻まれた一人ですが、このルールは前身であるSL時代から培われてきたノウハウや改良の積み重ねの結果の集大成であり、またそれだけ多くの選択肢や展開が用意されているということでもあります。将棋のように抽象化された形での展開の豊富さでなく、シミュレーションの世界では行き着くとこうなってしまうでしょう。レベルがだいぶ違う話ですが、自分自身未熟な頃にやったゲームの改造に通ずる話だと（勝手に）思っています。
時はたち、販売元のアバロンヒルが消えたことを知りびっくりしたと同時に、この版権を買い取りさらに改良して世に送り出されていることに感激しました。また国内でもインターネットなどを通じていまだにこのＡＳＬを愛好している人達がいることを陰ながらうれしく思っています。
もし機会があれば、この戦術級最高峰のゲームにチャレンジしてみることをお勧めします。ルールと時間（と、お金）の壁を突破できれば、きっとこのやりこみがいのあるアイテムに満足できるでしょう。
...といいつつ、わたしは挫折したんですけどね。
Ｐ.Ｓ.
ＡＳＬのシナリオ1、未熟な私はタイトルを「戦闘撤退」（←なんだそりゃ）と訳していました。固有名詞も一生懸命日本語にしてました。ネットで有志の方々による翻訳を拝見し、原文のニュアンスを残す意味合いからもアルファベット表記のままでいいことに気づかせていただきました。勉強になりますいろいろ。
2009.03.01 Sunday
思い出のNEWTYPE & WHITEBASE
その昔私が中学はいりたての頃、うちの父がこんなんどうだとなにやら箱物を買ってきてくれました。「機動戦士ガンダム」と書かれたそれは、私が始めて手にしたシミュレーションゲームでした。当時ゲームウォッチなどいわゆる電源系のゲームが流行っていました。自分にはあまり性に合わなかったのですが、このアナログ系のゲームには即はまりました。早速友人や弟をまきこんでのプレイがはじまり、比較的自分の周囲ではちょっとしたブームになりました。
やがてシミュレーションゲームというジャンルを理解するようになり、このバンダイから発売されていたゲームが、シミュレーションという言葉にそぐわないことに気づき始めました。例えば（今は手元にないので記憶ですが）シナリオと呼ばれる状況設定において、コンスコン隊との戦いを描いたシチュエーションでは、12機のリックドムのうち瞬く間にアムロ駆るガンダムが６機を撃墜し、残るは６機というところからゲームが始まります。このゲームのコマは小さなプラスチック製のミニチュアで、確かドムが６機しかついておらず、おそらくはコンポーネントの都合もあったのであろうと（今は）想像できます。まあそれはいいとして、ガンダムの性能があっという間に６機のドムを撃墜できるような性能を持っておらず、ほぼホワイトベース隊とコンスコン隊が互角で、ガンダム撃墜も珍しくない展開になります。
これはシナリオの解説文やアニメのシーンとはまるで違います。小遣いも少なかった当時、いろいろパイロットルールやユニットの代用など、改造して工夫しプレイ続けましたが、所詮出始めの素人の子供。満足いく結果は得られませんでした。そうこうしてるうち、やがて別の会社の同テーマを扱ったゲームの存在を知ります。
ツクダホビーから発売されていたNEW TYPEは、当時の私の不満を満たしてくれるものでした。立体のミニチュアのような見た目のときめきには欠けましたが、数多くのパラメータでもっともらしく表現された各モビルスーツやパイロットは私を虜にしました。後に艦船拡張キットであるWHITE BASEとあわせ、それこそチャートすら丸暗記してしまうほどプレイしました。
実家に行ったとき、物置に埋もれたNEW TYPEを発見しました。外箱はぼろぼろばらばら、ユニット（特に１ユニットしかなく使用頻度の高いガンダムなど）は汗などで擦り切れていました。懐かしい思いで眺めながら、この当時の情熱があればASLへのアプローチもちょっとは違うかな？などと考えたりしてしまいました。
いろいろな理由からひとつのゲームをそこまでやりこむことはもうないのかもしれませんが、太平記の細川定禅のユニットが汗で少し傷んでいるのをみつけ、少し感慨深げになってみたりします。
2009.02.25 Wednesday
太平記
太平記というゲームをご存知でしょうか？私のように太平記そのものすら知らない人もいますかね。要は南北朝、室町幕府成立にからんだ物語みたいですが、戦国時代で傀儡として扱われる足利将軍様、そのご先祖である足利尊氏のお話だそうです。ゲームの世界でけっしてメジャーとはいえないこのテーマを扱ったのが、かつて翔企画から（だったか？）SSシリーズとして出されたその名もずばり「太平記」です。
発売当初、自分の中で興味がないテーマであったことと、ゲーム離れが始まっていたこともあって、手にすることはなかったのですが、（他の多くのゲーマーがそうであったようですが）21世紀に入り10年ほどブランクの後ふとしたきっかけでシミュレーションゲームの世界に戻って来た時、手にしたのが旧ゲームジャーナルの付録として再販されたこの「太平記」でした。
決して興味のあるテーマではなかったのですが、ゲーム自体がすっきりしていて、短時間でプレイアブルかつ考える余地も多分にあり、何より先入観なくプレイしたことが、はまる要因となりました。
（改善後も）若干公家方有利の印象はありますが、凄くおもしろいゲームです。
シミュレーションゲームというものは、言うまでもなく世の中のさまざまな事象をゲームという手法で再現するものです。私の場合たいてい興味や下知識があってゲームに入るのですが、「太平記」はその逆で、ゲームをきっかけに知識を得るというパターンでした。
