占いとシミュレーションゲーム

昨日の話であるが、フジのバラエティで「ほこたて」という番組をやってた。ひさしぶりになかなか面白いバラエティ番組であった。その中でとても頑丈な金属とどんな金属にも穴を開けるドリルの対決をやっていた。まさにタイトルの矛盾を彷彿とさせる対決である。以前やった同じ対決と同種の対決であったが、まさか続編があろうとは。この業界の末席を汚している一人としてもおもしろく見れた。
「２番じゃだめなんですか」などという愚かな見識をもつ政治家がいるようですが、そんなのに負けることなく、どちらも切磋琢磨してほしいものです。

占星術といいゲームといい、趣味の世界に費やす時間が削られています。というより、気合が足りていません。今日久しぶりの友人にあったのですが、忙しそうにも関わらず趣味の自転車を健康的に走らせていました。それをみて余計にそう思いました。
で、さっそく感化され、身体をほんの少しだけ動かした後、SF3Dをひっぱり出しました。知らないうちに関連本が再販されたとのことですが、もともと原作には全くの無知であったので、このまま妄想を頼りにプレイをすすめていきます。
さて前々からの意見ですが、おもしろいシナリオとくにソロプレイに適したシナリオが少ない印象があります。その理由のひとつが勝利条件にあると思います。いわゆる戦闘級やキャラクターものには、敵に与えた損害の多寡によって勝利を決めるパターンが多いようです。昔アニメ物をやってたころは気にもよらなかったのですが、ヒストリカル物をやるようになってその重要性に気付くようになりました。システムが大事なのは当然ですが、それを活かすのはシナリオにあります。シナリオというだけあって、ゲームの展開を作り導く役割を担っていますが、その中枢にあるのが勝利条件です。
例えばSF3D追加シナリオ100拠点確保です。シチュエーションは、文字通り交通の要衝を確保するために攻める傭兵側と、守るシュトラールという設定です。両軍航空戦力はなく、長距離射撃も傭兵側のドールハウスに限られています。勝利条件は２枚のマップの上側道路へクスの３箇所のうち２箇所を傭兵側が支配すれば勝利、それ以外は損害を多く与えた側が勝利となっています。しかしこれだと、傭兵側はドールハウスの先制攻撃による射程外逃げ切り攻撃ができてしまうので、シュトラールはリスク覚悟で下側マップへ先制攻撃をかけるか、森に籠って傭兵を待ち受けるかになってしまいます。シチュエーションを考えれば、やはり傭兵には目標へクスを目指してほしいところですから、私の場合道路へクスの３箇所のうち２箇所を占領している側が勝利という条件のみでプレイしています。