2012.11.24 Saturday
SF3Dシナリオ18 「浸透戦術」
表題シナリオのプレイです。このシナリオは珍しくシュトラールの戦力が不足気味です。ほぼ傭兵の半分という感じです。勝利条件は傭兵が40ポイント以上脱出させることですが、これは戦力の半数を脱出させることとほぼ同義です。これが満たせない場合は獲得点数によるので、傭兵はむしろ戦力に物を言わせた攻撃が主眼となり、脱出はむしろ副次的な目標となることが予想されます。シュトラールはマップ中央の村に…
などと薀蓄たれていたら娘が帰ってきた。遅くなるって言ってたのに…。
パラダイス終了。チクショー
2012.11.23 Friday
関ヶ原大作戦をやってみた
個人的には、関ヶ原というテーマはシミュレーションゲームのテーマとしてあまり興味がありませんでした。「戦国大名」というゲームのおかげで戦国時代には興味を持っていたのですが、どうもイメージとして、戦国時代の生き残りとその末裔同士の戦いによる小者の小競り合いという(勝手な)印象を拭いきれなかったからです。
関ヶ原のゲームは、家康という巨大な存在を打ち破り辛い東軍有利のバランスであることが多い印象がありました。有名なエポックの関ヶ原は手軽な印象のある同社ブランドにしてはわりとビッグゲームの印象で、ソロプレイもしにくいため、ゲームから知識を得ていた自分にとって戦国の締めくくりの時代は空白の時代でした。
CMJ78天下強奪は、そのシミュレーション性はともかく、このテーマに興味をもつ一助となりました。知識のある方には不評のようですが、雰囲気を(楽しみながら)掴むことができ、その先の関ヶ原大作戦につながりました。少しづつ史実が見えてきたおかげで天下強奪の歪さも見えてきましたが、まだ入り口の段階です。
さて、史実がどうだったかはともかく、GJ32関ヶ原大作戦は東西双方に勝ち目があります。前回のプレイでは大軍となった秀頼が家康を討ち取りました。こんな風に書くと荒唐無稽のゲームの印象ですが、戦いの勢いが抽象的に表現されていて、自然な流れを感じられます。とくに東軍は、積極的にこの流れを奪いに行かねばならない設計になっております。
で、プレイです。
セットアップは固定です。このへん、知識のない人間にはありがたいところです。ターンの概念がなく、家康の行動を基準に行動カードの仕切りなおしとなります。これが事実上のターンでしょうが、時間とは連動していないようです。便宜上これをターンとしています。
第1ターン、
ゲームは東軍からとなりました。池田輝政と浅野幸長が犬山城攻略に動き出します。しかし城下に布陣しただけで、このターンが終わります。
第2ターン、
このゲーム東軍ははじめから行動できますが、西軍は戦意0からスタートします。これが上昇しないことには主体的行動がまったくとれません。戦意は城の奪取や武将討ち取り、そして行動カードの指示により上下します。
石田三成の行動カードは、石田部隊そのものを動かす以外にこの戦意上昇にも使えます。このターンはこの石田三成カードが引かれました。とりあえず毛利元康の戦意を上昇させます。しかしまたこれだけでターン終了です。
第3ターン、
少しづつ西軍戦意上昇する中、福島正則が岐阜城攻略を目指し北上。黒田長政も西進しますが、単独行動のリスクを避け石田隊に隣接せず川の手前に着陣します。次に引かれたのは強行軍。事前のカードと同じとみなされます。高い戦意の福島隊は、岐阜城に猛攻をかけますが守る織田秀信も粘ります。
第4ターン、
浅野・池田隊が犬山城を攻略。調略マーカーが東軍に傾き、ゲームが動き出します。
第5ターン、
西軍唯一といっていい主力の宇喜多秀家が安濃津城攻略を目指します。一方福島隊は岐阜城攻略に成功。流れが大きく東軍に傾きます。この勢いで福島隊は関ヶ原付近まで進撃。西軍後方を脅かします。家康到着まであと1ターン。
第6ターン、
最初のカードは「家康の書状」。毛利元康が標的となって戦意が0となります。次のカードがなんとその毛利元康。戦意を1に戻しただけで西軍動けません。しかし次のカードが「三成の指令」。三成の機転で家康の的確な謀略を阻止。元康はようやく伏見を出発し、大津城攻略を目指します。一方家康到着を見越して主力も動きます。福島隊は垂井に着陣。黒田も大垣東に着陣。浅野・池田も西進します。南方では宇喜多隊が安濃津城を難なく攻略。傾きかけた流れを少し押し返します。ここで家康がついに岡崎に到着。
第7ターン、
南方の黒田隊が動かないため、家康はすばやい動きで清洲をぬけ岐阜城に出ます。
第8ターン、
家康は池田輝政を引き連れて合渡を越えて大垣城下に着陣します。
第9ターン、
家康本隊が大垣城を攻撃。双方殴り合いです。
第10ターン、
石田三成が城を出て徳川本隊を強襲。全ユニットにダメージを負わせます。家康ピーンチ!しかしここで「家康出馬」。盤上に家康が到着すると山に入る調略カードです。標的は南宮山の吉川広家。これに恫喝をかけます。すると福島隊に恐れをなした広家があっさり寝返り。手傷を負った家康は回復のため一旦離脱。一転三成ピーンチ!
第11ターン、
窮地を救うべく宇喜多隊が北上。家康は完全に軍を立て直します。
第12ターン、
前田利長が金沢を出立。小松城下に迫ります。家康も再び大垣城下に現れます。
第13ターン、
またしても三成強襲。城下の家康に痛打。毛利輝元の戦意がついに1となります。いまさら万が一はこまるので、また家康が下がります。強いぞ三成(正確にはその配下の島左近と島津義弘)。
第14ターン、
三成はこんどは黒田隊に痛打。黒田隊は退却。替わって反対の西側に福島・浅野隊が付きます。この福島隊に宇喜多隊が到着・隣接します。
第15ターン、
浅野隊は関ヶ原を越え松尾山ふもとに進出。佐和山を目指します。替わって大垣には細川隊が入ります。南側では宇喜多VS福島の乱戦。先手をとったのは福島でしたが、軍配は宇喜多に。福島隊は京極高知と蜂須賀至鎮が討ち取られる壊滅的打撃をうけます。これを見た石田隊が打って出て、福島正則が討ち取られます。ここで毛利輝元とともについに秀頼が出陣。大谷吉継も笹尾山に出て浅野隊を捉えます。家康は大垣攻略をあきらめ西進、関ヶ原を目指します。
第16ターン、
家康は小早川に恫喝をかけ、成功。流れがまた東軍に行きかけるも、宇喜多が裏切り者吉川広家を討ち取り、まったをかけます。さらに大谷吉継の恫喝でなんと浅野幸長が西軍に寝返り。関ヶ原付近はなにがなんだかという状況に。東軍は清洲を守りつつ西へ。毛利元康がようやく大津攻略の戦果を挙げ始めます。家康は宇喜多の息の根を止めるべく南に転進し南宮山に陣取ります。
第17ターン、
家康が乾坤一擲の猛攻、宇喜多隊に壊滅的打撃を与えます。
第18ターン、
辛うじて宇喜多が退却。石田三成はいちかばちか城外にでて強行軍にて黒田隊を襲います。黒田隊を東に押し戻しますが、これを見た家康は南宮山を降り石田隊に迫ります。いよいよ大詰めか?
第19ターン、
先手をとったのは石田三成。徳川家康の動きをいち早く察知。南宮山に大谷吉継を入れ、自身は家康を先制攻撃します。家康は浅野幸長を調略しようとしますが失敗。さらに三成の猛攻で退却を余儀なくされます。
第20ターン、
態勢を立て直した宇喜多秀家がわずかな手勢を率いて家康本隊を追撃。一方毛利元康が大津城を攻略。ついに調略トラックがイーブンに戻ります。石田三成が家康を追撃。さらに大谷吉継も南宮山を降りて、石田・宇喜多・大谷が家康本隊を包囲した格好になります。しかしここでミラクル。家康の恫喝で朽木・脇坂が裏切り、大谷吉継が戦死します。これが功を奏し、家康は松尾山ふもとまで退却します。
第21ターン、
小早川が浅野幸長を討ち取ります。これで再び流れがじわじわと東軍に。さらに手薄になった大垣が池田輝政によって攻略されます。窮した西軍は一か八かの小早川への恫喝。しかしこれは空振り。流れは大きく東軍へ。石田三成は池田輝政をうちとるもこの間に家康が立ち直ります。
第22ターン、
宇喜多が家康に迫るも時すでに遅し。返り討ちで瀕死の状態に。
第23ターン、
ここでようやく秀忠到着。宇喜多秀家が家康によって討ち取られます。
第24ターン、
ゲーム終了直前、だめもとの恫喝により黒田長政が謎の裏切り。なぜだ?家康は神戸に入ります。
第25ターン、
家康の調略で鍋島勝茂が帰順。東軍の勝利となります。
2012.11.18 Sunday
関ヶ原大作戦
GJ32号の関ヶ原大作戦を入手。
ソロプレイにも配慮されてるだけあってソロで充分楽しめた。しかし対戦となると、展開によっては単調なイメージがつきかねないなぁ。あと勝利条件を満たす条項が限られており、ターンの概念が無いことと重なって決着がつくまで泥沼に陥る可能性を秘めている。
そこでオリジナルの終了条件を14.0(4)として書き加えています。
14.0(4)全ての城塞へクス(機能を失った城塞は除く)が一方の勢力に帰属した場合、直ちにゲーム終了となる。その時点で調略マーカーのある側が勝利となる。このとき0であれば引き分けとなる。
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