2015.01.11 Sunday
日本本土1945
「終結に向かう第二次世界大戦末期、陸海空ひっきりなしに行われる米軍の攻撃に日本は本土決戦を覚悟していた。通常爆撃機は強力な戦闘機の援護を受けていた。ゆえに日本軍は、攻撃をかける迎撃目標にも細心の注意を払わなければならなかった」
というわけでGuns Blazingより「日本本土1945」です。日本本土に攻撃をかけるB29を主力とする爆撃隊は攻防とも超強力です。護衛につくP51もターボチャージャー能力を持ち高高度で飛行するB29を守るに十分。対する日本の迎撃主力は疾風。エンジンも強化されているとはいえ、P51に1ランク劣ります。まさに状況通りです。日本は一矢報いることができるのか、あるいは奇蹟の逆転があるのか。それともそのまま順当に本土を蹂躙されてしまうのか。
キャンペーンをプレイしたいところですが、時間がないのでその初っ端の一場面を想定したプレイ。九州の工業地帯を爆撃するB29の編隊。これを護衛するP51。迎え撃つ日本軍の疾風。ゲーム上はB29が2機縦列、ムスタング1機が護衛について高高度。通常戦闘機は中高度以下で開始しなければなりませんが、ムスタングのようにターボチャージャー能力を持つ機体は高高度でもOKです。これに対し日本軍は疾風2機が中高度。はじめからハンデを背負っての戦いです。順番は疾風2機のあとムスタング。
第1ターン、油断していたかムスタング、高度を上げていきなり疾風1番機が簡単にムスタングの後ろを取ります。射撃をかわそうとジンギングするムスタング。バレルロールで態勢を維持する疾風。さらにヨーヨーでかわそうとするもこれに同じ動きで食い下がる。ならばとシザース、これをヨーヨーで追うもさらにシザースで辛うじて射撃はかわしました。ムスタングが1番機相手に疲弊した隙に2番機がレッドラインを超えて上昇接近。これに対応できないムスタング。優位位置からタイトターンを駆使して射撃。半壊状態となってしまいます。それでも1番機を振り切ることに成功しますが、ダメージを負った状態ではこれが精一杯。2番機は依然優位位置を維持します。
第2ターン、2番機にかまけている間に振り切ったはずの1番機が背後を取り連射。ムスタング撃墜となります。そして2番機がいよいよB29へ。ジンギングを駆使して激しい対空射撃をかわしてヨーヨーからの射撃。5ダメージを与えます。
第3ターン、1番機はバレルロールで射撃をかわしつつ接近、さらにバーチカルロールも駆使して2連射、6ダメージを与えます。ここまででもまだ裏にならない。まさにスーパーフォートレス!2番機は攻撃に備えて態勢立て直しです。
第4ターン、態勢立て直しのため一旦離脱する1番機を後目に攻撃意欲満々でB29を目指す2番機。しかし必死に守るB29の激しい対空射撃につかまり、先ほどのレッドラインの負担もあってハチの巣にされてしまい撃墜。
第5ターン、事実上最後の攻撃になるでしょう。1番機はエースパイロット2枚とバレルロールを駆使して激しい対空砲火をかいくぐり接近2連射、B29にとどめを刺します。しかしこれで精一杯。手持ちの攻撃を使い果たして最終ターンを迎えます。
第6ターン、やはり攻撃カードが来ず1番機離脱。九州が爆撃されダメージ。その能力を失います。
日本軍:17(P51)+24(B29)=41VP
アメリカ軍:50+14(疾風)=46VP
ポイント的には僅差でアメリカ。ですが、日本善戦と言えるでしょう。しっかし想像以上に日本に苦しいシナリオだな。
2015.01.03 Saturday
ミッドウェイ海戦その4
米軍空母を撃沈し、ミッドウェイ飛行場攻略に成功した日本軍。しかし米機動部隊を完全に殲滅しようとした攻撃隊は返り討ちにあい、逆に攻撃隊が全滅させられてしまう。勢いそのまま、米軍最後の反攻部隊が日本軍空母に向けられる。ミッドウェイ海戦の最後を飾る決戦である。
米軍攻撃隊はミッション1、SBDが2機、TBDが1機縦列を組みます。オプションは残る1。護衛F4F1機がつき、爆撃隊爆弾が各々+2されます。特別ルールで米軍攻撃は4ターン、しのげば勝ちも夢ではありません。
日本軍もオプション選択は3か5ですが、いずれにしても零戦1機なので迎え撃つ日本軍は零戦2機です。さあ決戦!!
第1ターン、先手は米軍。機動で零戦2番機へ、かわす零戦はバレルロール。F4Fタイトターン、零戦シザース、F4Fヨーヨー、零戦バーチカルロールといきなり派手な機動のオンパレード。米軍はこれをエースパイロットで抑え込み強引な射撃。零戦2番機の追尾位置つけて2ダメージを与えます。攻撃が効果的なものでないため温存する手もあったのですが、はたしてこの強行策が吉と出るか凶と出るか。
一方零戦2番機はこのままでは危険なので、機動で一旦不利位置まで戻し、零戦の格闘性能優位を生かし一気に有利位置へ。さらにそのまま追尾位置にもっていき2連射。F4Fに倍のダメージ4を与え損傷状態にしてしまう。米軍ピーンチ。さらに零戦1番機がヨタヨタと飛行するF4Fの優位位置を捉えてとどめの一撃。米軍護衛はいなくなってしまう。
第2ターン、2番機は態勢を立て直す。1番機はスピードを上げて最後尾のTBDに接近。2ダメージを与える。
第3ターン、2番機はスピードを生かしタイトターンを駆使して軽くTBDを撃墜。1番機は空いた後尾のSBDに狙いを定める。バレルロールで防御射撃をかわしながら優位位置につけタイトターンからの射撃で損傷状態にもっていくことに成功。
第4ターン、最終ターンになります。損傷したSBDにスピードで圧倒する2番機はとどめを刺しにかかります。が、零戦油断したか、必死の反撃が太陽光の影響とF4Fが残したダメージが影響し、2番機は撃墜されてしまいます。これにより攻撃隊生存可能性は増大。1番機の手札がよければ先頭のSBDを撃墜すれば米軍攻撃を頓挫させられたのですが、これには不十分。しかし損傷状態のSBDを撃墜するには十分。軽く攻撃してSBDにとどめを刺します。
日本軍の迎撃と対空砲火をかいくぐりはしましたが空母を撃沈するには不十分。日本軍空母は損傷を受けますがそこまで。ミッドウェイ海戦は終了します。
日本軍:8(F4F)+4(SBD)+2(TBD)+81(前回)=95VP
アメリカ軍:9(零戦)+10+56(前回)=75VP
勝敗では日本軍の辛勝。機動部隊の大打撃と引き換えにミッドウェイの支配権を得た日本軍。機動部隊を半分温存した米軍は一旦退却し、やがて大部隊と共に逆襲のため戻ってくることになるのでしょう。
2015.01.03 Saturday
ミッドウェイ海戦その3
ここまで完勝している日本軍最後の作戦です。もはや日本軍にとってどの程度の勝利になるかの勝負です。オプション1で風の援護を受けた零戦1機と、99艦爆2機で97艦攻1機を挟むかっこうで縦列を組む攻撃隊が最後の米軍空母を強襲です。受ける米軍はオプション5で風の影響を相殺。F4F2機で最後の反撃を狙います。
第1ターン、米軍はともかく爆撃隊をつぶさねば話にならない。最初のF4Fがスピードを生かし最後尾の99艦爆に狙いを定め、タイトターンで防御射撃をかわしつつ追尾位置から2連射。損傷状態にする。さらに零戦の攻撃に備えて回避運動に移る。一方零戦は2番機に狙いをつける。追尾位置につけるべく機動する零戦。逃げるF4Fのバレルロールを零戦のヨーヨーが抑え込む。さらなるバーチカルロールも同じ機動で抑え込まれ、零戦はF4F2番機の背後へ。射撃は辛うじてジンギングでかわすことに成功。2番機は零戦を従えたまま、そのジンギングを駆使して射撃をかわしつつ99艦爆の追尾位置へつけとどめの射撃。しかし太陽の位置の影響でギリギリ撃墜は免れる。
第2ターン、1番機はバレルロールで激しい防御射撃をかわしながら射撃。かわしきれずに半壊状態となるもようやく99艦爆撃墜に成功。再び回避行動をとる。
零戦は2番機の追尾位置を維持するも攻撃の機会に恵まれない。逆に闘争心むき出しのF4F2番機はスピードと機動で97艦攻の追尾位置につけ、防御射撃をエースパイロットで無効にし攻撃。撃墜寸前とする。
第3ターン、F4F1番機は態勢回復に専念。零戦はいまだ攻撃に持っていけない。もたつく間に2番機が97艦攻をやすやすと撃墜、日本軍の空母攻撃任務失敗を確定させる。さらに的確な機動で零戦を振り切り、見事中立位置まで戻してしまう。まさにエースの貫録!
第4ターン、1番機はいちかばちか零戦に攻撃をかけます。あわや追尾位置につけられかけるもエースパイロットで事なきを得ます。が、F4Fは優位位置につけることに成功。射撃するもこれはかわします。これに零戦はシザースで対抗。逆転優位位置を狙います。F4Fはバレルロール、これを零戦がヨーヨーで抑えこみ、F4Fもタイトターンで対抗。さらなるヨーヨーがこれをねじ伏せたところでF4Fは力尽き、零戦は1番機の優位位置へ。さらに追尾位置に持っていき2連射、これを撃墜します。怒りの2番機は零戦に迫ります。バレルロールで逃げる零戦、タイトターンで追うF4F。これで零戦の追尾位置につけたF4Fは攻撃。バーチカルロールで逃げる零戦。ヨーヨーで追うF4F。1番機との格闘がものを言い零戦は逃げ切れず半壊、さらにとどめの一撃で零戦撃墜となります。
第5ターン、無防備となった最後の99艦爆攻撃のためF4F2番機は態勢を整えます。
第6ターン、99艦爆はF4F最後の斉射を辛うじて生き残るも、もはや空母攻撃どころでなく、対空射撃によって撃墜となり、日本軍攻撃隊は全滅となります。
日本軍:8(F4F)+73(前回)=81VP
アメリカ軍:25+9(零戦)+6(99艦爆×2)+3(97艦攻)+13(前回)=56VP
いまだ日本軍有利とはいえ、決して完勝ムードではなくなった状況。次回イニシアティブが米軍に移り、最後の反転攻勢が始まる。はたして勝負の行方やいかに?
2015.01.02 Friday
住吉大社へお参り。だが…
新年の初詣は、例年年明けすぐ地元の小さな神社に行きます。今年も出かけました。どこも人出がいっぱいであることがわかっているのでその後出かける予定はなかったのですが、娘の提案で今年は人並みのことしようということで、混雑覚悟の初詣(現実には初ではないのですが)に行きました。
40数年生きてきて行ったことのない最寄りの住吉大社が候補に挙がりました。
住吉大社は底筒男命・中筒男命・表筒男命の三柱を御神体に祀る由緒正しい神社です。神功皇后も同じく祀られているそうです。底筒男命・中筒男命・表筒男命はイザナギノミコトが黄泉の国から帰還された後禊をおこなった際誕生したということで、清めやお祓いの神とされます。いわば穢れや業を背負って誕生したともとれます。
そして実際、その場所はその神話にちなんでか、澱んだ場所でした。
入り口の鳥居を平気で覆い尽くすうず高く積まれたゴミの山。参道を埋め尽くす乱れた出店。柄杓すら置かれていない手水舎。マナーどころではない荒れた参拝者。服装が乱れた明らかバイト崩れとわかるもはや巫女ですらない「売り子」。
そりゃあもうがっかりなんてものじゃなかったです。お祀りされている底筒男命、中筒男命、表筒男命、神功皇后、そのすべてが気の毒でなりませんでした。
2015.01.02 Friday
ミッドウェイ海戦その2
米軍機動部隊を空母撃沈によって撃破した日本軍。エースSugita(杉田庄一?)の零戦があるオプション2を使用してミッドウェイ島の飛行場を攻撃目標とします。守る米軍の守備隊はF4Fより劣るF2A。オプション選択に命運の一端がかかります。前回オプション2のエースを失っているためオプションは4。零戦は燃料不足で5ターンで引き返すことになる。さあ決戦。
第1ターン、足の遅いF2AにSugitaの零戦がスピードを生かして襲い掛かる。巧みな機動でかわすも零戦の高性能がSugitaの技量で最大限に発揮される。にわかエースパイロットでは零戦をかわしきれずF2Aは背後を取られ、的確なSugitaの射撃でF2Aが瞬殺。F4Fはこの隙に零戦の追尾位置につける。
第2ターン、裏をかいた零戦の動きにF4Fはついていけず、中立ポジションに戻り態勢が立て直される。しかしF4Fも冷静にこの動きを読み、零戦の優位位置へ。
第3ターン、零戦の格闘性能がF4Fを圧倒。不利位置から優位位置に逆転。さらにSugitaの機動についていけず瞬時にF4Fの背後に零戦が回り込む。持てる射撃で猛射。F4Fがあっという間に藻屑と消える。この結果日本軍攻撃隊はミッドウェー飛行場攻撃に成功。破壊に成功し、飛行場支配権を入手。日本軍完勝で次回イニシアティブも握る。
日本軍VP:8(F4F)+7(F2A)+25(ミッドウェー)=40VP+33(前回)=73VP
アメリカ軍:なし+13(前回)=13VP
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