2016.09.11 Sunday
シナリオ18 浸透戦術
�兇離轡淵螢�です。
2885年10月小アジア、シュトラール第３Colonier義勇大隊と地球独立民兵軍アナトリア第711AFS中隊の激突が描かれます。
マップは東西に長く、西側が開けた平地、中央に集落があり、その向こうに森林地帯となっています。待ち受けるシュトラールに対し、傭兵軍が西から侵入する形をとります。勝利条件はOGP獲得の多い方が勝利というシンプルなもの、加えて傭兵側は40ポイント（戦力の４割弱）を東端から脱出させれば自動的に勝利します。しかし地形的に西側は開けていて、シュトラールの無人兵器による間接射撃が予想されるので、たどり着くのは困難をきわめるでしょう。
第１ターン：ロケットを警戒し、北の林の陰を除いて散開された状態でSandstalkerを先頭に進入。Oskerの攻撃で戦端が開かれる。早くもSdh232が１機撃破。
第２ターン：SandstalkerでNeuSpotterを１機撃破し、散開したまま慎重に進撃。このまますり寄られると戦力に劣るシュトラールは圧倒的不利である。効率が悪いことを承知の上でSphinxのロケット間接射撃を、中央を進撃する大物GreenBuffalloを目標に敢行。これが大当たり。２機のGreenBuffalloが撃破され、傭兵軍の中央に穴があく。一方大した戦果も挙げずに２機のOskerが弾薬切れ。実用兵器としてどうなんだ？
第３ターン：観測者としてのNeuSpotterを潰しつつ前進する傭兵軍だが、Sphinxのロケットにより、何の活躍もせぬまま最後のGreenBuffalloが撃破。
第４ターン：物量を背景に進撃する傭兵軍。Sphinxのロケットは確実に傭兵軍をすり減らし、KrachenVogelも奮戦しているが、やはり戦力が足りない。先遣隊のSdh232は、ついにマップ中央へ侵入。
第５ターン：傭兵軍は被害を重ねつつ進撃。しかし攻撃が振るわず、暗雲立ち込める。しかしシュトラールの攻撃も精彩を欠く。これまで百発百中だったロケットが不発に終わる。Gustavが先遣隊を食い止めるも数が足りない。
第６ターン：この時点で傭兵軍はほぼ半数を失っているので、脱出による勝利はほぼ無いに等しい。しかし被害が大きすぎて、この時点でポイントによる勝利も難しいことが判明。強行突破である。だが先遣隊がGustavにより壊滅。さらにKrachenVogelの活躍でSAFSも打撃を受け万事休す。傭兵軍投了となった。
このシナリオ、Sphinxのロケットが鍵である。傭兵軍はSphinxのロケットを避けるためスタックできない。NeuSpotterやKrachenVogelを叩きたいところだが、前進して射程に収めるまでには時間を要する。見た目より傭兵軍不利な印象だ。
2015.04.30 Thursday
シナリオS001をプレイ（再チャレンジ）
猫を含めた家族が寝静まってのプレイです。
勝利条件は全部で24ある建物へクスの支配。より多く支配した方が勝利です。最初に配置される歩兵は傭兵軍を導いた反乱軍のイメージです。これを除いた建物は最初シュトラール支配下にあります。傭兵軍はマップ中央のこの反乱軍を守ることが急務です。これを失えば毎ターン１機のナッツロッカーがやってくることになるからです。傭兵軍は状況を見つつまっしぐらに中央を目指します。
一方シュトラールはいくつかの選択肢があります。今回は空戦に集中し、状況次第で対地攻撃をかけ反乱歩兵撃滅を目指す無難な作戦方針でいきます。
第１ターン：両軍の航空戦力激突で戦端が開きます。対人プレイならこの段階でも制空突破をかけた配分とかあるのですが、がっぷり全力戦闘。J40(S)が１機撃墜となります。地上では両軍がまっしぐらに中央の町を目指します。
第２ターン：J40(S)２機が撃墜。空の上では順当にシュトラール優勢です。しかし地上はそうもいきません。SAFSを中心とする傭兵軍が早くも15へクスを占拠。町の東側で激しい射撃戦が始まり、Gustavが１機撃破されます。
第３ターン：シュトラール軍からHornisse１機、傭兵軍からFalke１機が対地攻撃に回ります。傭兵軍は賭けですが、このまま空戦で座して死を待つよりです。結果は傭兵軍最悪。J40(S)が４機撃墜。J40(S)が身を賭しておそらく最後になるであろうFalkeの対地攻撃を守った格好です。が、制空権はほぼシュトラールが手にします。
しかし地上では勝手が違います。数を頼りにSAFSがGustavを追い詰めていきます。対地攻撃こそ振るいませんでしたが20機のGustavのうちすでに無傷は６機。７機撃破、７機損傷。対する傭兵軍はまだ半数以上が無傷。肝心の地上では傭兵軍優勢です。
第４ターン：シュトラール選択の時です。どうやら作戦を間違えたよう。しかし後戻りはできない。イチかバチかのナッツロッカー投入を踏みとどまり、空戦でJ40(S)をついに全滅させます。ですが地上ではほぼ壊滅状態。
第５ターン：ついにFalkeが１機撃墜。そして上空からHornisseが反乱軍歩兵に飛来。１個分隊が壊滅し、もう一つも大混乱。間隙をぬって唯一無傷のGustav４機がこれに肉薄。
第６ターン：Falke１機がさらに撃墜。残る反乱歩兵を守るべくSAFSとAFSが集結。町の中央に追い詰める。だが飛来するHornisseをAFSでは防ぎきれず、Hornisse１機と引き換えに混乱のうちに歩兵分隊がさらに壊滅。そして最後のGustav４機が決死の攻勢射撃。反撃で３機を失うもSAFSが守る残る最後の反乱軍を混乱に陥れ、これにHornisseがとどめ。反乱軍は鎮圧され、シュトラール軍に恐れをなした反乱軍は傭兵軍との接触を断ちます。
第７ターン：Falke１機がさらに撃墜。Gustavは集中砲火を浴びて散ります。Hornisseが空襲をかけるもさすがはSAFS。１機を撃墜しもう１機も不時着に追い込みます。そしてついにナッツロッカー登場。町をかけた第２ラウンド開始です。
第８ターン：Falke１機がさらに撃墜。しかし数の上ではまだ傭兵軍優勢。PKA５機が降下。ナッツロッカーも到着し、さらに混沌としてくる。
第９ターン：ついに最後のFalkeが撃墜。しかし数の上では傭兵軍が優勢。武器を失ったSAFSがやけくそで素手の突撃を敢行。瞬く間に最新鋭機をフルボッコ(笑)。散開降下したPKAが建物を占拠してゆくが、それ以上のことができない。
第10ターン：残ったHornisseが全て降下。さらに登場するナッツロッカー。少しづつ傭兵軍の雲行きが怪しくなる。この時点で傭兵軍11。シュトラール軍12。中立１。もはや両軍弾薬が尽きて各所でストリートファイトが展開されている。
第11ターン：少しづつ、だが着実にシュトラールの無人兵器ナッツロッカーが町の外郭から傭兵軍最後の兵力を削っていく。
第12ターン：両軍膠着状態。この時点で建物保有数は傭兵８、シュトラール13、中立３。もはやナッツロッカーを押し返し建物を奪回する力は残っていない。傭兵軍投降でシナリオ終了とした。
傭兵損害：撃破：Falke×５、J40(S)×10、SAFS×９、AFS×７、INF×３
戦闘移動不能：SAFS×２、AFS×２
戦闘不能：SAFS×８、AFS×２
シュトラール損害：撃破：PK41×４、Gustav×18、PKA×９、ナッツロッカー×1
戦闘移動不能：ナッツロッカー×１、Gustav×２、PKA×２
戦闘不能：ナッツロッカー×１、PKA×３
2015.04.29 Wednesday
シナリオS001をプレイと思ったが
2014.05.18 Sunday
ＳＦ3Ｄ自作シナリオ
以前作ってたもの。忘れたりなくさないうちにこちらにアップしておきましょう。試しプレイは後日。
シナリオＳ001「治安維持」
シュトラールの統治に不満を持つ町で起こった治安警察による暴行事件をきっかけに民衆の不満が爆発。これを好機と内通者と反乱軍が結託。傭兵軍の軍事介入を計り、要請を受けた傭兵軍が手近な部隊を派遣。しかしシュトラールもいち早くこの動きを察知。時同じくして近くにいた威力偵察部隊を投入。現地の不穏な空気に悪影響があるであろう無人兵器投入も辞さない構えで事態収拾を図った。
■地図盤�ア�Ｎ
■登場部隊
●傭兵軍初期投入：1�ィ廣�0101より投入
Falke×５、Ｊ40Ｓ×10、ＡＦＳ×10、ＳＡＦＳ×20
InfSQ×３：��1308、1509、1709に１ユニットづつ配置
増援（特別ルール参照）：傭兵軍任意の建物へクスに登場（敵がいても可）
InfSQ、J40S
●シュトラール軍初期投入：1��E▽0101より投入
PK41×14（任意のPKAもしくはGustafとHornisseとして必ず使用）、PKA×14、Gustaf×20（PFなし）
増援（特別ルール参照）：任意のターン��E▽0101より投入
NutsRocker
■ターン数：16ターン（傭兵軍先攻）
■特別ルール
シュトラール軍はHornisseを14機必ず使用しなければならない（第1ターンより空戦が発生）。
シュトラール軍は第１ターンを含む各ターン開始時、増援としてNutsRocker×1の投入を宣言できる。この宣言は各ターン開始時に行う。宣言すれば増援を受け取るが、このとき傭兵軍は1ｄ6してその目の値に等しいInfSQを増援として受け取る。これらはスタック制限の範囲内で地図上の建物へクスに配置する。敵とスタックしてもかまわない。
２回目以降（第２ターンでないことに注意）の宣言について、傭兵軍の任意でInfSQの代わりにJ40Sを登場させてよい。数量の範囲であれば混成でもかまわない。また、２回目以降のさいの目からは２が引かれる。この場合０なら増援は登場しない。加えて−１（つまりさいの目が１のとき）となると、地図上のInfSQを１ユニットただちに除去する（J40Sは除去の対象にはできない）。この結果を含めてもし傭兵軍InfSQが地図上からなくなった場合(ターン開始のシュトラール側増援決定時に傭兵側Infがいない場合)、以後傭兵軍の増援はなくなる（シュトラール軍はそのターンから毎ターン任意で無条件にNutsRocker×1を受け取ることになる）。
■勝利条件
より多くの建物へクスを支配した方が勝利。
状態にかかわらず両軍のユニットがいるへクスはどちらにも属さない。どちらのユニットもいないへクスはそこを最後に通過した側の所属とする。どちらのユニットもおらず通過もされないへクスはシュトラール軍の所属とする。
2012.11.24 Saturday
SF3Dシナリオ18 「浸透戦術」
表題シナリオのプレイです。このシナリオは珍しくシュトラールの戦力が不足気味です。ほぼ傭兵の半分という感じです。勝利条件は傭兵が40ポイント以上脱出させることですが、これは戦力の半数を脱出させることとほぼ同義です。これが満たせない場合は獲得点数によるので、傭兵はむしろ戦力に物を言わせた攻撃が主眼となり、脱出はむしろ副次的な目標となることが予想されます。シュトラールはマップ中央の村に…
などと薀蓄たれていたら娘が帰ってきた。遅くなるって言ってたのに…。
パラダイス終了。チクショー
2012.07.01 Sunday
SF3Dシナリオ７ 突破
SF3Dシナリオ７「突破」をプレイします。基本ＳＦ3Ｄ�兇離襦璽襪鮖藩僂掘�多少自分なりの解釈を適用してのプレイです。
勝利条件は得点によりますが、傭兵軍は脱出によって非情に高い得点を得られるため、主な目的は西端からの脱出、シュトラールはこの阻止となります。東西に横切る街道沿いにあるシュトラール軍の要塞化された弾薬庫に主力がおり、その東に広がる森林に先鋒隊がひかえます。傭兵の脱出を食い止めるため先鋒隊で森林内の街道と荒地を押さえ、主力を森林へ向かわせます。１機だけ用意されたＰＫ40は事実上弾薬庫に控えるスフィンクスのロケット間接射撃観測専用です。
一方傭兵は一目散に西からの脱出を目指しますが、スタックしているとロケットで一網打尽にされてしまうため、散開しての移動が基本となります。ですがまずは交通を妨害する先鋒隊に接近戦をしかけて道を開くことになります。
第１ターン、傭兵軍はＰＫＡ分隊に強攻突撃、白兵戦に持ち込んで拘束をかけます。ＡＦＳ５機を失いますが街道先端を確保、味方のいるヘクスとその周囲には間接射撃不能なのでその周辺に殺到します。
第２ターン、残っていてもロケット射撃のジャマになるためＰＫＡは不利を承知で攻撃を続行しますがこれが結構善戦します。しかし衆寡敵せずほぼ壊滅し、傭兵軍は前進を始めます。
第３ターン、ＰＫ40の観測で発見されたドールハウスがロケット攻撃により１機破壊されます（注：煙幕は航空観測を遮るようにしたほうがいいかなという気がしました）。これを受け傭兵軍は街道沿いの森林に再び散開。サンドストーカーが戦場に到着、目前に迫ったシュトラール主力の目の前に煙幕を展開します。
第４ターン、グスタフを先頭に主力が傭兵軍に突撃、サンドストーカーが屠られますがかろうじて生き残ったものが観測してドールハウスが間接射撃、乱戦となります。
第５ターン、さらにドールハウスがスフィンクスの集中攻撃を浴びて撃破。傭兵軍の進撃は完全に停止します。
第６ターン、残る２機のドールハウスも撃破および戦闘不能とされたところでほぼ傭兵側に勝機がなくなったとみて投降。
今回のプレイをふまえてさらにルール決めです。
［19.27］（追加）航空ユニットによる観測は、煙幕のあるヘクスに行うことはできない。
［9.12］（明確化）このとき9.33により非フェイズプレイヤーが戦闘をおこなえるのは白兵戦拘束を受けていないユニットに限られる。
2012.06.17 Sunday
ＳＦ3Ｄルール解釈
シナリオ７プレイで気付いたルール解釈をいくつか。
�．轡淵螢�ブックｄについて、開始時進入についても適用してよい。
��盤外にあるユニットは、間接射撃できない。これらのユニットは盤外砲撃と同じルールで砲撃できる。もちろん弾薬も消費する。要請をうけたユニットは砲撃が解決されるまでマップに進入できない。マップ外隣接へクスにいるものとして射程を算出する。
�Ｋ標羲遊盪�は、白兵戦の同一ヘクス＋２修整は適用されない(白兵戦導入時の防御射撃と白兵戦継続による同時攻撃を区別して考えます。白兵戦導入時の防御射撃はたとえ同一へクスであっても白兵戦とはみなさないという考えです)
�ぃ辧淵蹈吋奪函砲麓幼�０で射撃できない（これはオリジナルルールですが、例えばスフィンクスはおそらく初速の問題から近距離射程で命中率が低くなっています。が、ルール通りなら０ヘクスは攻撃力16から−１して15と１ヘクスより高くなってしまいます。複雑化を避けるため一律ミサイルは短射程で発射できないと考えます）
2012.06.17 Sunday
SF3Dシナリオ７ 「突破」 試しプレイ
最終ターンまでやる時間はなかったのですが、途中までシナリオ７をプレイしてみました。シュトラールは主力と前線部隊とに分かれて配置され、進入してくる傭兵軍を迎え撃ちます。傭兵はスフィンクスのロケットを警戒し、スタックでなく分散して突撃となります。
多少さいの目もありましたが、どうやら思ったより（シナリオ解説文にあるように）傭兵有利なようです。分散する傭兵にスフィンクスのロケットが思うような効果を挙げられず、シュトラール前線部隊は蹴散らされました。タイトル通り突破による得点が高いのですが、Ａのユニットには突破の得点を認めないほうがいいかもしれません。
しかし全般に傭兵不利なシナリオが多いため、たまにはいいかな？時間をみてもう少しプレイしてみます。
2012.06.12 Tuesday
シナリオ７プレイの準備
なかなか時間がとれず、やろうと思うこと（主にゲーム）ができていない。いざというときのため下調べだけはしておこうと、ＳＦ3Ｄのシナリオ選び。
シナリオ７が面白そうと思ったのでありますが、例によって曖昧な点が多いため明確化、というより解釈しておきました。
まず特別ルール。以下の文を追加。「建物ヘクス全てに弾薬集積所マーカーを置きそのことを示す。これは建物にある弾薬集積所の機能を示し通常のルールが適用される。建物外を含むヘクス内全体が弾薬集積所とみなされ、タイプ�兇脇韻悒�ス内の建物外でこの機能を利用できる。マーカーが除去された場合、建物はその機能を永久に失う。火災が発生した場合、マーカーは除去される(19.45参照)」
次に勝利条件。これは迷ったのですが、修理補給すれば使い物になるという視点と、スフィンクスのロケットが強力であることが予想されるのであえて傭兵有利にしてみました。ということで勝利条件に以下の文を追加。「なお、攻撃力はユニットに記された攻撃力を指すが、ドールハウスはロケットの攻撃力（15）で算出する。ＡまたはＭのユニットもやはり攻撃力の２倍のポイントを受け取る」
プレイしてみて、また変わるかもしれません。
2011.10.22 Saturday
SF3Dシナリオ101 衝突
表題のシナリオをプレイです。このシナリオは両軍登場兵力が少なく、勝利条件も単純に得点で決まるお気楽シナリオです。勝利の鍵を握るのは航空戦力です。シュトラールは主力のグスタフがホルニッセになれる選択肢が与えられており、遅めの援軍もホルニッセとして登場します。３機以上がホルニッセの場合は少なくとも２機が対地攻撃をしなければならないシナリオ特別ルールがありますが、傭兵側のＪ40に対し航空優勢であるため、空戦でかせいだポイントで逃げ切ることがしやすくなっています。これを踏まえて思いついたルール補足ですが、
「相手に航空兵力がない場合は制空任務を選択できない。但し現在航空戦力がなくとも援軍として登場する可能性がある場合はこの限りではない。この場合、制空任務を選択した場合はそのターン自動的に使用済み欄に置かれる」
「観測任務を行った場合、必ず間接射撃をしなければならない。言い換えれば間接射撃をするつもりのない観測を行うことはできない」
「観測ユニットは、スタック制限として１ヘクスに１ユニットとする」
「相手に航空兵力がない場合に離陸を選択をした場合、撤収されたものとして直ちに取り除く」
「敵に隣接するヘクスに着陸したホルニッセは、分離が完了した段階で防御射撃を受ける」
を標準ルールに追加しました。
さて、シュトラールと傭兵は東西に分かれて配置です。グスタフは全機ホルニッセで、ナッツロッカーはドールハウスのロケットに備えて森林街道沿いに分散配置します。傭兵も対地攻撃に備えて森林に密集です。Ｊ40は相手にポイントを与えないために援軍を遅らせる選択もありますが、撤収できない第１ターンの空戦に賭けて全機登場させて空戦に挑みます。
第１ターン、空戦はホルニッセ１機とＪ40が２機撃墜となります。シュトラールにとって頭が痛いのは、ホルニッセ１機で飛行モジュールとグスタフで事実上２機分のポイントが持っていかれることです。さらに次ターンの空戦に備えるため対地攻撃を２機のホルニッセでサンドストーカーと護衛のＳＡＦＳにしかけます。いきなりＳＡＦＳのレーザーがバッテリー切れ（何でじゃ！）、サンドストーカーはエンジンを撃たれて動けなくなってしまいます。森に籠っていられてはドールハウスのロケットも発射できないので、ホルニッセが地上に降り立つ前に攻撃すべく傭兵は道路沿いに南北に分かれて西進を開始します。
第２ターン、空戦は前ターンと同じ結果でした。早くも（順当に）空の趨勢が決まり、主戦場は地上へと移行します。対地攻撃は南の先頭を行くサンドストーカーと護衛のＳＡＦＳに決行しますが成果無く撃退され、西進が続行されます。
第３ターン、残存するＪ40がこれ以上は不利とみて撤収となり、制空権はシュトラールのものとなります。さきほど取り逃したサンドストーカーと護衛のＳＡＦＳに総攻撃をかけますが、サンドストーカーの武装を破壊するにとどまります。
第４ターン、援軍のドールハウスが到着、さらに北方の先遣小隊がナッツロッカーを捕らえ、激しい射撃戦で撃破します。
第５ターン、先の先遣小隊にホルニッセが対地攻撃をしかけ、壊滅させます。
そして空軍が北に回った隙を突いて後続と合流したＳＡＦＳ小隊がナッツロッカーと護衛のグスタフの防御射撃をかいくぐり白兵戦にこぎつけ、１機撃破残りも射撃不能となる激戦の末ナッツロッカーを撃破します。しかし着陸したグスタフが応援にかけつけ、ＳＡＦＳもさらに２機破壊されます。
第６ターン、４機のホルニッセが到着し全機地上に降り立ちます。
最後の決戦を前になぜか一斉に家族が押し寄せてきて終了。おもしろいとこだったのにー（涙）。
2010.03.22 Monday
市街攻撃〜SF3Dシナリオ102
連休と妻の昼寝の隙に、SF3D（最近ではマシーネンクリーガー）のソロプレイ。�兇盍泙瓠△△泙螢丱薀鵐垢領匹ぅ轡淵螢�が見当たらず、ましてソロとなると盤外砲兵や隠匿配置の壁があるわけですが、旧タクテクス掲載のシナリオ102はなかなかよい。
傭兵側の市街攻撃を扱ったこのシナリオ、航空バランスこそ一方的ですが、ナッツロッカーの立て篭もる市街への攻撃の中心がAFSなので、多少傭兵側に戦力バランスが傾いているくらいの方がちょうどいいってもんです。
勝利条件は、街の３箇所にある目標へクスのうち２箇所の占拠にあります。弾薬集積所ならびに防御陣地がシュトラール側に与えられており、街は要塞化されています。ルールは�兇鮖藩僂垢襪燭瓠�火災が起こる可能性がありますが、ハウスルールで火災を起こした側はそのヘクスの支配権を失うとしているので、ドールハウスのロケット攻撃を避けるべくシュトラールは目標へクスにPKFを籠らせ、その隣接へクスに配置しない分散配置で、初期配置ですでに目前にいる傭兵を待ち受けます。
第１ターン、航空優勢の傭兵はJ40(S)を１機観測機として送ります。この辺は賭けになりますが、早めの地上戦力削減を優先します。結果シュトラールのPK40１機が撃墜、賭けに勝ちます。これにより第１ターンからドールハウスのロケット攻撃が陣地に籠る右翼ナッツロッカーに炸裂、１機を戦闘不能にします。
第２ターン、傭兵はJ40(S)を１機失いますがPK40もまた２機撃墜となり、航空優勢は決定的となります。こんどは左翼のナッツロッカーがドールハウスのロケット攻撃により移動不能、AFSは街中に突入します。
と、ここで娘が起きて来てチャチャが入り中止。
くっそー、面白いとこだったのに。画像とか写真とってアップしようと思っていたけどそれも中止。
このシナリオ、ワリと面白いので少しやりこんでみます。
2009.08.11 Tuesday
SF3D照準線追加ルール
SF3Dに限らず、当時のゲームによくあることではあるが、ルールがなんとなくあいまいという感じのものが散見される。自分はあんまり細かいことにこだわらない方なので、なんとなくプレイしている…と思いきや、実家からSF3DのLOSに関する古いメモ書きが見つかった。ちゃんと例も書いてある。昔の俺、少なくとも今よりはちゃんとしていたんだなぁ…。
てわけで（どういうわけだ？）、再び失くさないうちにメモ代わりにこっちに書いておこう、というほどの内容でもないんだけどね。
1.LOSはヘクスの中心から中心を使用
2.森・建物・丘は部分的であってもヘクス全体を占めるとみなす（下記に例外）
3.ちょうど妨害地形のヘクスサイド上を通過するLOSも妨害される。以下はその例外。
3-1.目標、射手どちらか一方が妨害地形でないか部分森・部分建物の場合、部分森・部分建物・妨害でない地形のみで構成されるヘクスサイドLOSや塀や稜線は最初の1本に限り妨害されない。
通る例）��2304と2504：2404と2405は部分森であり、両者障害地形にいない
��2504と2406：2405と2505は部分森であり、片方が妨害地形にいない。イラスト上では森を横切るが、これは視線を遮らない程度に密度の薄いものと考える。
��1802と2002：1901と1902が部分森であるため。1901の視線を遮らない程度に密度の薄い森北端をかすめたLOSと考える
��0403と0501：0402と0502が部分森で0501は完全森ではあるが0403が部分森であるため。
��0605と0405や��1506と1706や��2108と2308や��0409と0507も通る
通らない例）��2504と2104：2204と2205の間が二つ目の部分地形LOS
��0602と0802：0701と0702がともに完全森である
��1903と2002：1903が完全森
��1908と2108：2008は部分森だが2009が完全森
��1511と1311：1411は部分建物だが1412が完全建物
��0609と0406
…とまあ若干強引ですが、定規ひいてちまちまやる性分になかったので、地形は実物イラストでなくシンボルという感覚で、プレイアビリティ重視としてます。��2511と2613なんて通ってしまいますが、隣接へクスつまり短い距離なら通るということですから、そういうことで勘弁しといてください。…って誰に言ってるんだろう？
なお、池のある森��2404などは完全森と扱います。
また、��2006の稜線は1905との間に、2106の稜線は2107と2207の間にあると扱ってます。
あくまで個人的見解なので、あまりつっこまないで下さいませ。
2009.08.08 Saturday
シナリオ3縦隊奇襲をSF3D�兇離襦璽襪�
やってみた。傭兵側に分が悪いこのシナリオ、�兇砲△覬賈襪里�かげでサンドストーカーの活躍次第ではなんとかなるどころか、シュトラールの配置が悪いと２ユニットくらいなら突破できてしまう。
このシナリオの場合突破ユニット数を調整するとか、ASLのように、プレイバランスの項目を用意したほうがいいかな？という感想を持った。
2009.08.03 Monday
SF3Dシナリオ検討
夏休みに備えてSF3Dのソロプレイをもう少しやっておこうと思ったが、手軽なやつが見つからなかった。どうせならSF3D�兇箸�に歩兵が出るシナリオをやってみたいと希望があったがソロの壁は厚かった。隠蔽や盤外砲兵なしとなるとなかなかない。いくつか候補はあったのだが、その過程で疑問点がいくつか挙がった。
シナリオ15、空挺降下ルールはいわば地図上に自由配置してよいと同義に思える。てことはシュトラールは西側の町を無視して飛行場に無条件に群がるような気がするんですが。白兵戦拘束のリスクもあるから、実際プレイしてみないと有利不利は分からんけど、この自由自在空挺降下はどうなんでしょう？
シナリオ23、自由にヘクス内に引ける視線ルールについて納得していなかったので、簡便性を重視する意味もこめてASLでいうところの全域地形としてヘクス中心点を使うLOSルールにしていたのだが、この場合傭兵は中央の町に籠れば事実上霧の効果を無効にできる。…って勝手にルールを変えちゃったせいなんですけど。
あと、�兇砲浪从劵襦璽襪�あるため場合によっては困ったことになるので故意かどうかに関わらず、火災を発生させた相手側はそのヘクスの支配権をゲーム終了時までいかなるユニットがいても確保するとしてます。
簡単な自作シナリオ作ってみるか？
2009.08.01 Saturday
高額SF3Dマシーネンクリーガー
ネットで見て知ったのですが、SF3Dはマシーネンクリーガーと名を変えているそうですね。なんだか大人の事情があるみたいで、当時からくちゃくちゃみたいでしたから、なんだかなあという気がします。さらにオークションでかなり高額の値がついてるようで、欲しがってる方も手が出せない様子。こんなマイナーな世界でささやかに楽しもうとするところにドロドロを持ち込むのはやめていただきたいもんです、はい。
手軽な戦術級であるこのアイテム、隙を見てしばらくは楽しめそう。私のところでは購入当時イロモノ扱いを受けていてましたが、とりあえず買っといてよかった。どこかのサイトに得点で勝敗を争うシナリオが多くて残念というコメントがあったように記憶してますが同感です。とくにSF3D�兇任亙睚爾�登場するので、うまくすればもっと雰囲気出せるかなあとか思います。ま、この手のものはシナリオやルールを自作していくのも１つの楽しみでしょうから、おいおい手をつけていきたいと思います。マップとかも自作してみたいなあ。
2009.07.12 Sunday
SF3D
ちっとばかり自由な時間ができたので、ＳＦ3Ｄをひっぱりだしてきました。記録をとってソロプレイと思ったのですが、予想以上に手間でした。シナリオは昔のタクテクスに掲載されていたシナリオ100拠点防御です。
勝利条件はマップ2の道路3地点（ヘクス0503はシナリオの趣旨からして0505の誤植かと思われます）を10ターン終了時に占拠していれば自動的に傭兵側の勝利、それ以外ではＯＧＰの多いほうが勝利となります。
また、個人的見解からハウスルールでＬＯＳはヘクス中心点を使用します。
さて、作戦方針ですが、シュトラールは塹壕にナッツロッカーを入れて全軍森林地帯の南端に布陣し、傭兵側を待ちうけます。
傭兵側は、第１ターンに森林南方起伏のある平野の南端より進入します。東西二つに分かれて間接射撃用にドールハウスは後方、観測用にサンドストーカーを先鋒として煙幕をはりつつ起伏を盾にＡＦＳとＳＡＦＳが前進します。
第２ターン、両翼塹壕のナッツロッカーにドールハウスのロケット弾を落としますが効果なし、逆に前進した右翼のＳＡＦＳが２機のクレーテによってなんと２機破壊！グスタフの攻撃はかわしますがナッツロッカーによってさらに残る１機も射撃不能となります。
左翼でもやはりナッツロッカーとともにいたクレーテによってサンドストーカーが１機撃破、もう１機もナッツロッカーにより攻撃不能となります。この結果を受けて、シュトラール左翼（傭兵からみて右側）の森に待機していたグスタフ２機が後方ドールハウス牽制のため前進します。
第３ターン、やはりドールハウスの間接ロケット弾の成果が上がりません。やむを得ず中央と左翼からＡＦＳのスタックがサンドストーカーの煙幕を頼りに攻撃のため起伏を越えます。
がしかし、中央のＡＦＳは煙幕むなしくナッツロッカーの火力の前にあえなく破壊＆攻撃不能となり、中央から右翼は崩壊の危機に瀕します。左からＰＫＡ、右からグスタフが回りこんできます。
第４ターン、ようやくロケット弾が効果を発揮、左翼クレーテを破壊、ナッツロッカーを攻撃不能にします。これに乗じＳＡＦＳとＡＦＳがＰＫＡをほふり、突破口を開きます。右翼もナッツロッカー１機がロケット弾で移動不能となります。さらに射撃不能のＡＦＳがバンザイアタックさながらクレーテの防御射撃をかいくぐり白兵戦をしかけます（効果はなしでしたが）。さらにＡＦＳがグスタフとの射撃戦に入ります。
そして右の穴を埋めるべくＳＡＦＳとジェリーの援軍が到着、ひたすら前進します。
とここで妻が帰ってきて時間切れ。しかられる前に撤収となります。
うーむ、やはり戦術級はおもしろい。
