2013.10.05 Saturday
ザルツェフの指揮値は100にしよう
今、第30話を見終わった。
太陽の牙ダグラム、おもしろすぎる。
とっても荒い、荒いがおもしろい。
敵も味方も人生を抱えていて、みんなそれなりの行動基準をもっている。当時小学生でストーリーをとても理解できずリタイヤしたが、親となった今、妙な感じで見ている。がんばれクリン、がんばれデイジー、がんばれドナン。もうちょっと大人になろうぜザルツェフ。
「アイアンコンバット戦術級ダグラム」がなければきっと見ていなかったであろう。ありがとう、AMI様。
2013.10.05 Saturday
アイアンコンバット 27-S戦場に来たデイジー リプレイ
ちょっと油断してたら前回の記事がすでに1年以上前だとぉ⁉行動力の無くなり方が深刻だ。こりゃあ反省の余地ありだな。
27-Sはオリジナルシナリオです。何にも考えずに画面をありのまま現在のコンポーネントで再現しようとしたら、図らずもザルツェフ有利の図式が成立しました。何度かプレイして、配置を修正しましたがいまだダグラムが勝利できていません。アイアンコンバット的にはブッシュマンの性能というよりはザルツェフの指揮がダグラムを圧倒しているという評価のようです。実際作中でも受けに回ったら脆かったし、勝てたのは運が良かったからという発言もあります。
ゲーム的には、選択ルール8.7、8.8、11.24はバランス的に採用をお勧めします。それでも順当にいけばザルツェフ有利です。イニシアティブを確保しやすいザルツェフは史実（？）通り移動で優位に立てるからです。ダグラムが勝利するには史実（？）通り運が必要でしょう。
ではプレイ。
第１ターン、連邦軍主導権１。順序が悪く、割り込みをかけてもダグラムを捉えられないのでヘリは高高度、ブッシュマンは両側へ散開し、一旦退避します。おっ。なんだか再現。
ところで、私はこのゲームをプレイするにあたりLOS判定をイラストでなくへクス地形として判定しています。視力的に見えにくい、簡略化などの理由ですが、イラストで判定する場合結構LOSが通ります。劇中と違いダグラムの射撃チャンスは増えるので、少なくともこのシナリオについてはマップや地形の再現にはまだ一工夫しないとだめです。
第２ターン、解放軍イニシアティブ。早くもダグラムチャンス到来です。しかしこれも順序悪く、連邦軍の退避機動が勝り移動に終始します。
第３ターン、連邦軍イニシアティブ。ザルツェフの指揮にどうもいつもの切れがありません。しかしターン数からいってあまり時間がないので連邦軍は賭けに出ますがこれが裏目。ダグラムの真正面に出てしまいリニアキャノンの一撃が炸裂しブッシュマンが１機撃破されます。
第４ターン連邦軍イニシアティブ。後がない連邦軍は前に出ざるを得ません。デューイがダグラムの背後に回りますがクリンは的確にその動きを捉えます。ヘリの猛攻をかわしつつ反撃。デューイを撃墜し、解放軍初勝利となりました。
が、これはあきらか第３ターン作戦失敗でした。移動優位に確信が持てない状態の賭けはまさに運任せです。反省反省。しかしこれでリハビリは完了したぞ。
2012.08.15 Wednesday
#27-S 戦場に来たデイジー
初っ端に誘拐された反政府側のリーダー、サマリン博士を奪回する作戦はゲーム的に面白そうなものになると期待したのですが、特殊事情がありすぎてアイアンコンバットでは単調なシナリオになる感じです（ブロックヘッド２機対ダグラムでいいんでしょうけど）。物語的には大きな分岐点のひとつなのでしょうけれど。
総集編（といえるのかな？）を一つ挟んで27話はブッシュマン初登場。
デイジーが自分を気にかける感傷的な母親の手紙を手にクリンと戦場で再会。クリンに突き放されるも、自らも留まる決意をして手紙を投げ捨てる。いま夏休みでうちの娘が帰省しておるので、親目線で思いいれしてしまう。お互いを思いやりつつも、思い出を断ち切ってそれぞれの未来を目指してひた走る優しく強い若者たち。俺なら手紙は書かないなぁ。ダグラムって、もう少し作りこめばさらに面白くなったかな。
話がそれた。ブッシュマンだった。
ソルティックと違って出てくる新型はすぐやられて、同じやられるにしても扱いが薄い感じだなぁ。
#27-S 戦場に来たデイジー
地図盤：�あ���←（平地）
解放軍（Ｄ7）：ロッキー
ダグラム-Ｔ（クリン）：��0807に先配置
連邦軍
Ａ小隊（05）：ザルツェフ
Ｈ102×２(�い房�由配置)
デューイ×２(�い房�由配置)
ターン数：7ターン
勝利条件：ダグラムを破壊すれば連邦軍勝利。２ユニット破壊すればその時点で解放軍勝利。
2012.08.14 Tuesday
＃23-Ｓ 狙われたゲリラ会議
＃23-Ｓ 狙われたゲリラ会議
地図盤�、���↑（平地）
解放軍
太陽の牙（Ｄ7）：ロッキー
太陽の牙：�，竜屐�1410を除く）から６ヘクス以内に先配置
ダグラムーT（クリン）：第４ターンに地図盤��xx01より登場
第２小隊（96）：バックス
ゲリラ×４：�，竜屐�1410を除く）から６ヘクス以内に先配置
第３小隊（97）：ドック
ゲリラ×４：�，竜屐�1410を除く）から６ヘクス以内に先配置
デロイアの星：Jロック
JRS×４：第２ターンに地図盤��xx01より登場
連邦軍
Ａ小隊（ザルツェフ）
T10B×３：地図盤��xx10からXX15に後配置
Ｂ小隊（指揮官1）
ＭＰ−２×３：地図盤��xx10からXX15に後配置
Ｃ小隊（指揮官1）
歩兵×４：地図盤��に自由配置
Ｄ小隊（指揮官1）
歩兵×４：地図盤��に自由配置
ターン数：10ターン（特別ルール参照）
特別ルール：
１：連邦軍は任意の歩兵行動チットを、通常の攻撃の替わりに地図盤�，砲い訌瓦討離殴螢薀罐縫奪箸鯊佇睚執況睥錬韻埜鎚未烹渦鵑困長況發垢襪海箸�できる。攻撃は通常通り解決される。解決後はその小隊による攻撃が終了したものとする。
２：各ターン終了時、連邦軍はサイコロをひとつ振る。この出目が、盤上にいる連邦軍歩兵のユニット数から盤上にいるゲリラのユニット数（太陽の牙を含む）を引いた数以下であった場合、ゲリラの士気崩壊により連邦軍勝利でゲームは終了する。
３：Ａ小隊が全滅した場合、ゲームは連邦軍退却により終了する。
勝利条件：連邦軍は退却となる前にゲリラを士気崩壊させれば勝利。阻止すれば解放軍勝利。
解説：いきなりやられ役となったブロックヘッド（なんちゅう名前だ）初登場。リニアキャノン装備のダグラム初陣の引き立て役になってしまいました。この話はスパ市のゲリラ会議を、内通情報をもとに一網打尽にすべくザルツェフが襲撃したものです。アイアンコンバットでは比較的規模の大きいシナリオにしてみました。どうでしょう？
2012.08.13 Monday
#22-S 襲撃作戦一石二鳥
#22-S 襲撃作戦一石二鳥
地図：��↑�あ�（平地）
解放軍
太陽の牙（D7）：指揮官なし
ダグラム（クリン）：��09XXから15XXに先配置
連邦軍
Ａ小隊（01）：指揮官（1）
Ｈ８（特別ルール参照）：地図��に自由配置
Ｂ小隊：指揮官なし
ＭＰ-２（特別ルール参照）：地図��に自由配置
Ｃ小隊：指揮官なし
OR−39D（特別ルール参照）：地図��に自由配置
ターン数：７ターン
特別ルール：ダグラム配置後、連邦軍は各小隊についてサイコロを1つ振り、登場ユニット数を決定する。
Ａ：１から２＝３ユニット、３から５＝２ユニット、６＝１ユニット
Ｂ：１＝２ユニット、２から３＝１ユニット、４から６＝登場しない
Ｃ：１から２＝２ユニット、３から４＝１ユニット、５から６＝登場しない
連邦軍プレイヤーはサイを振る前なら任意で、史実モードとして全ての小隊について５が出たものとすることができる（つまり登場戦力はＨ８×２のみ）。１回でも振れば、結果にかかわらず史実モードを選ぶことはできない。
勝利条件：ゲーム終了時移動可能ユニットがひとつでもダグラムを攻撃できる位置についていれば（攻撃不能ユニットは対象外）連邦軍の勝利。阻止すれば解放軍勝利。
解説：燃料切れのダグラムを抱えた太陽の牙一行は、アルタミルのスパ市のゲリラ会議への途上連邦軍サウスシティ基地の手前で思案にくれていた。コンバットアーマー配備の事実を知った彼らは、会議を守るためそして燃料奪取のためいちかばちかの基地襲撃を決行。作戦は成功し燃料を奪取、爆破工作を生き残った戦力であるソルティック２機も、復活したダグラムの前に倒れたのだった。
…というわけですが、Ｈ８が２機ではあまりゲーム的にバランスが良くないので、別行動のロッキーがいないことで指揮官なしということと、爆破工作の成功程度をランダムにしてみて連邦軍戦力に幅をもたせてみました。
ちなみに襲撃が大失敗した場合、戦闘移動不能のダグラムを載せたトレーラーと太陽の牙が、フル戦力の連邦軍から脱出するというシチュエーションになるのでしょうが、完全に仮想になるので今回はオミットしました。
2012.08.12 Sunday
#21(S) 「計算された奇襲」
さて、久しぶりにICDG。連休のまとまった時間にDVD視聴して、シナリオいってみよう。
21話ではザルツェフ率いるいわゆるパジャマソルティックがでてきた。ななななんじゃこりゃ!?このアニメならではの奇想天外。いいなぁ。ICDGは簡単なルールで気軽にゲームができるのが魅力の一つなので、不必要にルールを増やすことは本作品の主旨に反することになります。なりますが、同時にこの手のキャラクターゲームはキャラクター性も魅力になります。装甲なしで機動力上がって差し引き０、結果移動力の上がったソルティックという評価は納得ですが、こんなおもしろいキャラクターをこれで終わらせるのはもったいない。
しかしながら、ICDGの中ではこれはこれで完成形だと思われるので、特別ルールを選択ルールとして追加してみました。また、シナリオ21はこれもまたゲームとしてはいいと思うのですが、６ターンあれば決着がつくおそれがあります。画面ではどちらも被害者を出さずにザルツェフが攻撃されて中断引き分けとなっていますので、ターン数をこちらも選択ルールとして変更してみました。
あと、画面の再現のため（ダグラムを囲めるようにするため）初期配置は固定としました。
シナリオ＃21（S）「計算された奇襲」
解放軍配置：ダグラム（クリン）地図盤��0801に先配置
連邦軍：全てダグラムから５ヘクス以上離れたヘクスに後配置
ターン数：以下の特別ルールに変更する（選択ルール：両プレイヤーの合意で採用）。
各ターン終了時、そのターンのイニシアティブプレイヤーがダイスを１つ振る。その目が現在のターンより小さい目であった場合、ゲームは引き分けに終わる（つまり第１ターンには決して終わらず、７ターンには必ず終了する）。
特別ルール選択ルール：両プレイヤーの合意で採用）：パジャマソルティックは、損害判定において回復可能な損害チットを引いた場合、攻撃を回避として被害なしとなる（チットは戻す）。ただしその他の損害は通常通りとし、すでに損害を受けているユニットにはこのルールは無効（チット1か2でなければ破壊）とする。
2012.04.19 Thursday
アイアンコンバット シナリオリスト第１話〜20話
シナリオを自分なりにいじくっているのですが、一応20話までの分を一区切りとしてリストアップしてみました。＃の後ろの数字が話数になります。（Ｓ）は付属のシナリオの改訂したもの、−Ｓが付いたものは自作です。
＃１（Ｓ）「光の戦士」
登場戦力「シナリオ＃1からトレーラーを削除」
「特別ルール１：ダグラムは第１ターン射撃不能とする」
「特別ルール２：イニシアティブにかかわらず最初のシークエンスチットは太陽の牙とする。このチットはランダムに引かれたものと同じ扱いとし、２枚目以降は通常のルールが適用される」
＃２「はじまりの銃声」
＃３−Ｓ「デロイアの動乱」
＃５（Ｓ）「戦時特例法205号」
勝利条件「ゲーム終了までに歩兵２ユニットがマップ２のXX10に到達すれば連邦軍の勝利、１ユニットがマップ２のXX10に到達すれば引き分け、ゲーム終了までに歩兵がマップ２のXX10に到達できなければ独立正規軍の勝利」
＃９（Ｓ）「ダグラム奪回」
勝利条件「Ｈ８を全滅させるか、Ｈ８を２機破壊しかつダグラムがトレーラーに乗った状態で地図左端より脱出すれば解放軍勝利。Ｈ８を２機破壊すれば引き分け。それ以外なら連邦軍勝利」
特別ルール「解放軍は地図��XX01より１移動力を消費して地図外へ移動できる」
ターン数「７ターン」
＃11（Ｓ）「遠すぎた父」
配置「太陽の牙と第２小隊は丘へクスに先配置」
戦力「第２小隊にＴＯＷ×１を追加」
勝利条件「以下のいずれかを満たせば連邦軍勝利。阻止すれば解放軍勝利。
�．瀬哀薀爐鯒鵬�する
�■海弔淋蝋茲吠睚璽罐縫奪箸�いない
�Ｂ斥曚硫腓肇殴螢蕕△錣擦藤乾罐縫奪判�去」
＃12（Ｓ）「ためらいの照準」
戦力変更追加「解放軍
太陽の牙（D7）：ロッキー
太陽の牙＋塹壕：地図盤��上の丘へクスに先配置
第２小隊（96）：デスタン
ゲリラ×４＋塹壕×２＋TOWミサイル×１：地図盤��上の丘へクスに先配置
第３小隊（97）：指揮官（0）
ダグラム（クリン）：地図盤�ぞ紊諒臣呂棒菁枌�
連邦軍
Ａ小隊（01）：ダーク
Ｈ８×３（ダーク、ブルーム、ベリオン）：任意の盤端（マップ���い離悒�ス列01XX、マップ���い離悒�ス列15XX、マップ��のヘクス列XX01、マップ�い離悒�ス列XX10）をひとつ選んでそこに全ユニットを後配置」
特別ルール「特別ルール：�．瀬哀薀爐魯殴螢�97のチットを使います
�▲瀬哀薀爐亮遊發蓮檻海僚だ亜�ただし以下の条件で解除される
A：一度でも損害チットを載せられる
B：ブルームかベリオンから一度でも攻撃を受ける
C：距離５ヘクス以内にダークがいない（この場合一度解除されても５ヘクス以内にダークがいれば再び修整を受ける）」
勝利条件「以下のいずれかを満たせば連邦軍勝利。阻止すれば解放軍勝利。
�．瀬哀薀爐鯒鵬�する
�■海弔淋蝋茲吠睚璽罐縫奪箸�いない
�Ｂ斥曚硫腓肇殴螢蕕△錣擦藤乾罐縫奪判�去」
＃15「ダグラム砂に沈む」
＃18−Ｓ「蜃気楼の街」
＃20−Ｓ「偽りのグランプリ」
全話作れないことはなかったのですが、シチュエーション的に面白そうじゃないものは断念しました。とはいえ、めぼしいものはシナリオ化していくつもりです。ぼちぼちと。
2012.04.19 Thursday
＃９−Ｓ ダグラム奪回勝利条件改訂
ゲームの疑問点をAMIさまに質問いたしましたところ、またしても丁寧な解説と回答をいただきました。こればっかにかまっている暇はないと思うのですが、それでも迅速な回答をいただいております。いつもすみません。恐縮してます。文章では伝わりにくいのですが、ほんとにそう思っているんです、はい。
さて、公開していたつもりだったのですが、なぜか飛ばしていたダグラム奪回勝利条件改訂です。
この話は文字通り連邦軍に奪われたダグラムを奪い返す話ですが、シナリオではトレーラーが登場しているにもかかわらず、ゲームにまったく関与していません（勝利条件的にも戦力的にも）。単純に削除してもよかったのですが、せっかくなのでいくらかかかわるよう調整してみました。
「勝利条件：Ｈ８を全滅させるか、Ｈ８を２機破壊しかつダグラムがトレーラーに乗った状態で地図左端より脱出すれば解放軍勝利。Ｈ８を２機破壊すれば引き分け。それ以外なら連邦軍勝利」
「特別ルール：解放軍は地図��XX01より１移動力を消費して地図外へ移動できる」
「ターン数：７ターン」
解説：解放軍がソルティックを潰すのは追撃阻止のためです。逃げてもマベリックで追っかけてくるでしょう。態勢が整わない状態での追撃は現状では苦しいとしてのことです。ターン数はもとの５ターンに、トレーラー乗り込みに１ターン、そこからの移動１回ということで７ターンとしました。
2012.04.15 Sunday
シナリオ＃２０−S 偽りのグランプリ リプレイ
一応いくらか試してみて、何とか形になりそうだったのでリプレイいってみます。
ダグラムの真正面にクラブガンナーが２機という史実（？）通りの配置。ダグラムは突破のためクラブガンナーとの交戦を余儀なくされます。問題は劇中のように片付けてから前進するか、突破するかです。テストプレイではクラブガンナーとの交戦は上手くいけば良いのですが川の手前で包囲されると被弾率が上がるギャンブル行為となるため、ここはかわして渡河することを優先します。選択ルールは全て採用です。
第１ターン、主導権は解放軍、特別ルールによるチットなしのランダムシークエンスです。
�］∨�軍：確率は低いのですが、足止めにはベストポジションにいるためあえて射撃。案の定クリンに難なくかわされます。
��解放軍：クリンといえども一撃でクラブガンナーを確実に仕留められるわけではないので、当初の予定通り前進します。少し回りこんでクラブガンナーの防御射撃をかわしつつ懐に飛び込みます。
�Ｏ∨�軍：しかし連邦軍は冷静でした。ダグラムの移動に備えゆっくり回頭します。懐に飛び込まれた方もクラブガンナーとは思えない的確な動きでダグラムをかわしてその背後につけます。次ターンのシークエンスによってはダグラムはいきなりのピンチの可能性がでてきました。
�は∨�軍：回復ですがとくにすることなし。
�ゲ鯤�軍：ルール上最終シークエンス。ダグラムは何も出来ずに終わります。
第２ターン、主導権は連邦軍、チットはクラブガンナーが１枚獲得します。ダグラムピーンチ!!
�ヽ笋蟾�み連邦軍１：クラブガンナーの主砲が火を噴きます。致命傷こそクリンのおかげでかわしますが小破。ダメージを負います。アウチ！
��解放軍：必死に逃げるダグラム。主人公とは思えないだめっぷりですがなりふり構っていられません。フォンシュタインの看板を砕く目的を達した以上（？）逃走あるのみ。
�Ｏ∨�軍２：ここで新手の連邦軍ソルティックが到着。丘を挟んでダグラムと対峙しますが、まだお互いを捉えてはいません。
�げ鯤�軍：攻撃を浪費。怯えるクリン（笑）。
�ハ∨�軍２：とくにすることなし。
�ο∨�軍２：とくにすることなし。
�Р鯤�軍：回復を浪費。狼狽するクリン（笑）。
��連邦軍１：背後からゆっくりとクラブガンナーが近づいてきます。
第３ターン、主導権は解放軍、落ち着きを取り戻したかクリン。しかしシークエンスはランダム。予断を許しません。
�］∨�軍１：クラブガンナーがゆっくりと、しかし着実にダグラムの真後ろに追いつきました。落ち着きすぎたか？
�∀∨�軍２：丘を回り込んだソルティックがダグラムの正面に登場。行く手を遮ります。
�Ｏ∨�軍２：ソルティックが射撃。クリンは必死にこれをかわします。
�は∨�軍１：クラブガンナーもすかさず背後から射撃。しかしクリンはぎりぎり（ほんとにギリギリ）これらをかわします。クリンでなければやられていたでしょう。
�ハ∨�軍２：ダグラムの性能に驚く連邦軍パイロット。こんどはソルティックが回復浪費です。
�Σ鯤�軍：叫びながらソルティックへ突進するダグラム。ソルティック渾身の防御射撃をかわすダグラム！「よ、よけた!?」そのままソルティックに肉迫します。
��連邦軍１：ぼう然とするクラブガンナー。回復を浪費。
�┣鯤�軍：接近戦の結果は直進！ジャ−−−ンプ!!ダグラムはソルティックを飛び越えてしまいます。
第４ターン、主導権は解放軍、いまだ連邦軍は混乱しているもよう。
�］∨�軍１：ソルティックがジャマになりクラブガンナーはダグラムの後ろに近づけません。少し距離をとった位置につけます。
��解放軍：移動力の関係で川の手前でストップ。やむを得ず川を背に反転し連邦軍追撃隊の方を向きます。
�Ｏ∨�軍２：ソルティックは態勢を立て直すべく一旦丘の向こうえ消えます。
�は∨�軍２：とくになし
�ハ∨�軍２：とくになし
�ο∨�軍１：射程外のため攻撃できません。攻撃浪費です
�Р鯤�軍：遠距離からクラブガンナーを攻撃しますが、当然のごとくはずれます。
��連邦軍１：とくになし
第５ターン、主導権は連邦軍、チットは連邦軍２が１ユニットを獲得。このターンに登場する連邦軍の援軍との連携を図ります。どうやら態勢を立て直したソルティックが的確な連絡をした模様。
�＿鯤�軍：追撃隊を向いたまま背面ダイブ！ダグラムが入水します。
�∀∨�軍２：向こう岸からソルティックとデューイが到着。ダグラムの背後につきます。さらに丘の向こうから正面に先ほどのソルティックが現れます。クリン正念場！
�３笋蟾�み連邦軍２：前後から連邦軍一斉射撃！直撃弾がダグラムをとらえ、脚をやられて移動不能。Ｊロック到着を待たず勝利条件的に終了となります。
うーん、Ｊロック登場はやはり１ターンさらに早めたほうがよさそうだ。
2012.04.12 Thursday
アイアンコンバット追加シナリオ＃20-S 偽りのグランプリ
地図盤：４↑３↑(平地)
解放軍
太陽の牙（Ｄ７）：指揮官なし
ダグラム（クリン）：地図��01XXに任意先配置
デロイアの星（ＤＳ）：Ｊロック
ネイティブダンサー×４（Ｊロック）：第５ターンに地図��15XXに任意配置
連邦軍
第１小隊（41）：指揮官（0）
F44A×２：地図��02XX〜05XXに任意後配置
第２小隊（02）：指揮官（1）
H8×１：第２ターンに地図��10XX以降のXX10より進入
H8×１：第５ターンに地図��のXX10より進入
デューイ×２：第５ターンに地図��のXX10より進入
ターン数：10ターン
特別ルール：��:地図�き�の境界へクス列16XXは河川です。ダグラムと飛行中のデューイのみ進入可能です（デューイは移動に影響なし）。ダグラムはヘクスに入るのに＋３、そのヘクスから出るのに＋２移動力を要し、旋回も60度ごとに１移動力を要します。他は平地と同じです。
�⊆臚蓋▲船奪箸鬘庁靴忙慊蠅垢襪海箸�できません。したがって６ターン以前は解放軍は主導権チットを獲得できません（主導権を得ることはできます）。
勝利条件：10ターン終了時に地図��のヘクス列01XXにダグラムが存在すれば解放軍勝利。10ターン終了時に地図��のヘクス列02XXから16XXにダグラムが存在すれば引き分け。それ以外なら連邦軍勝利。
解説：脱出の手段なく敵の真っ只中に飛び込んでグランプリを妨害したクリン。連邦軍の包囲から逃れるため、特定の位置で仲間が持ってくるトレーラーを待たなければなりません。このシナリオはDVDを見終えてとりあえず作った未プレイシナリオなので、プレイしてまた調整するかもしれません。次はいよいよザルツェフ登場らしい。能力値からみても大物らしいので、忙しくてプレイ率も下がっているのでいったんここで視聴を中断し、プレイをしてみたいと思います。
訂正：いきなり訂正（4/13）。ダグラムはクラブガンナーより先に配置。そうしないとダグラムがクラブガンナーをあっさりかわしてしまう。さらにネイティブダンサーの登場を第６ターンに早めました。また、劇中通りクラブガンナー２機を潰して川に飛び込むのがだいたい５ターンくらいと想定して連邦軍増援を第５ターンとしました。
さらに訂正（4/15）。ネイティブダンサーの登場を第５ターンに早めました。
それと引き分け条件を追加しました。トレーラーもしくはダグラムを移動させ合流するのに手間取ることが予想されるものの回収撤収はできるであろうということで。
2012.04.11 Wednesday
アイアンコンバット追加シナリオ＃18-S 蜃気楼の街
地図：�あ���←（平地）
解放軍
第１小隊（ロッキー）
ダグラム（クリン）
太陽の牙
トレーラー（LTR-63GB）
ダグラムと太陽の牙はトレーラーに搭載。第一ターンに地図��のXX10より登場
Ａ小隊（21）：指揮官（1）
デューイ×３：第一ターンに地図��のXX10より登場
Ｂ小隊（01）：指揮官（０）
Ｈ８×３：地図�い�XX06からXX09に任意配置
ターン数：６ターン
特別ルール：
�｜録洵い�0602を中心とする丘はエネルギー基地とする。両軍ともエネルギー基地に進入することはできない。これに隣接している限りユニットは戦闘不能となり、一切攻撃できない。また、スタックされた場合を含め敵から一切の攻撃を受けることもない。
�⇔哨泪奪廚竜屬呂罎襪笋�な起伏とする。LOSは通過で高度掩蔽ともに０。登る＋１、降る０の地形とする。
�２鯤�軍のユニットが１つでもマップ�い某米�するまで連邦軍は地図�い�XX01からXX05に移動することはできない。
�ぅ瀬哀薀爐魯肇譟璽蕁湿紊嚢況發任�る。ただし−１の修整をうける。またトレーラー移動終了後、任意の方向に旋回してよい。ダグラムを搭載したトレーラーとスタックした場合、連邦軍はダグラムのみ攻撃できる。
�ゥ船海離罐縫奪箸六藩僂任�ない。ロッキーはスタックしたトレーラーにも防御修整を使用できる。
勝利条件：ダグラムと太陽の牙がエネルギー基地に隣接したらその時点で解放軍勝利。最終ターンにダグラムがエネルギー基地に隣接していたら引き分け。最終ターンにダグラムと太陽の牙がエネルギー基地に隣接できていない場合連邦軍勝利。
解説：画面にははじめデューイは５機でしたが、ダメージを負って１機は離脱、もう１機は追撃に参加しなかったようです。ソルティックについては、間抜けなこけっぷりから指揮官を（０）にしました。標準ルールではトレーラー輸送中のＣＢアーマーは攻撃不能ですが、劇中バンバン射撃しています。とりあえず例外事項として特別ルール扱いとしました。今後物語をみて、必要なら標準ルールにしたほうがいいかもしれません。解放軍は逃走重視の行動ということで、チコを使用不能としました。勝利条件について。目的はダグラムを送り届けることですが、太陽の牙が辿り着けば原作どおり。辿り着けなければ太陽の牙メンバー支援なしでは困難が予想されます。「先に行けクリン！俺たちも必ず後から行く！」とロッキーが叫びそうですが、連邦軍包囲網突破のため、数話費やしそうです。
2012.04.07 Saturday
シナリオ＃12-S ためらいの照準
地図：��←�あ�（平地）
解放軍
太陽の牙（D7）：ロッキー
太陽の牙＋塹壕：地図盤��上の丘へクスに先配置
第２小隊（96）：デスタン
ゲリラ×４＋塹壕×２＋TOWミサイル×１：地図盤��上の丘へクスに先配置
第３小隊（97）：指揮官（0）
ダグラム（クリン）：地図盤�ぞ紊諒臣呂棒菁枌�
連邦軍
Ａ小隊（01）：ダーク
Ｈ８×３（ダーク、ブルーム、ベリオン）：任意の盤端（マップ���い離悒�ス列01XX、マップ���い離悒�ス列15XX、マップ��のヘクス列XX01、マップ�い離悒�ス列XX10）をひとつ選んでそこに全ユニットを後配置
ターン数：８ターン
特別ルール：�．瀬哀薀爐魯殴螢�97のチットを使います
�▲瀬哀薀爐亮遊發蓮檻海僚だ亜�ただし以下の条件で解除される
A：一度でも損害チットを載せられる
B：ブルームかベリオンから一度でも攻撃を受ける
C：距離５ヘクス以内にダークがいない（この場合一度解除されても５ヘクス以内にダークがいれば再び修整を受ける）
勝利条件：以下のいずれかを満たせば連邦軍勝利。阻止すれば解放軍勝利。
�．瀬哀薀爐鯒鵬�する
�■海弔淋蝋茲吠睚璽罐縫奪箸�いない
�Ｂ斥曚硫腓肇殴螢蕕△錣擦藤乾罐縫奪判�去
解説：オリジナルのシナリオはダークとの一騎打ちをピックアップしていましたが、エピソードでは一応３機のソルティックが出てきているので、ゲームの内容的にこちらの方がおもしろいかなと思って追加してみました。
配置と勝利条件については、ゲリラのアジトを考慮してみました。これについては＃11も同じでいいかなと思います。
登場キャラクターですが、デスタンは劇中震えていただけですが（笑）せっかくユニットも付いていることですし、ジョージ亡き後指揮官（0）よりはいいかなと。ゲーム上意味はありませんが。ダーク隊については資料がないので確信はないのですが、エンディングテロップとユニットの顔からダークの後にやられたのはブルームらしいので、するともう一機はベリオンかなと。
あとはプレイバランス上悩んだのはロッキーが劇中「TOWミサイルがもういっこあったはずだ」というやつです。太陽の牙についてはチコの活躍が見られないことを考慮して差し引きゼロで持たせないことにしたのですが、一般ゲリラが撃っている描写についてどのくらいの割合で入れるか悩みました。競技者同士の合意で追加してもいいかもしれません。
どうかな？
2012.03.31 Saturday
シナリオ＃1-S 光の戦士 リプレイ
シナリオ＃1-S 光の戦士リプレイです。
特別ルールによって解放軍はひとつシークエンスを浪費することになります。状況にもよりますが、ダグラムがこれも特別ルールで第１ターン射撃不能なので攻撃浪費が基本でしょう。連邦軍が優位な位置につけてくるので回復と移動は残しておきたいところです。
第１ターン、解放軍が主導権を握ります（1チット）。これで連邦軍に一方的に攻撃をうける確率が下がります。さすがロッキー、的確な判断で対応したようです。
�＿鯤�軍：特別ルールによります。移動による回避ができるので、ここはひとつ強気に回復を浪費してみました。
�∀∨�軍：マップ下方より登場、前回同様ソルティック２機とデューイが直進、残る１機が左から回ります。
�２鯤�軍割り込み：ダグラムはデューイの死角に回り、太陽の牙は谷間沿いにマップ上方へ移動。やはり連邦の完全攻撃範囲外となります。
これによりどちらも戦闘できないため、ターンが事実上終了します。
第２ターン、主導権は解放軍ですがチットをとるには至らず、シークエンスはランダムとなります。
�］∨�軍：二手に分かれて攻撃に出ます。１機のソルティックが丘に上がりデューイとともにダグラムを牽制、２機のソルティックが太陽の牙に迫ります。
��解放軍：連邦軍の積極姿勢が裏目に出ます。ロッキーの的確な指示で太陽の牙はソルティックを丘の死角に入り回避、同時にデューイの側面を射程にとらえます。ダグラムも巧みに移動しソルティックの背後につけます。
�Ｏ∨�軍：戦闘を浪費せざるをえません。
�は∨�軍：無常にも回復も浪費。
�ゲ鯤�軍：チコの正確な射撃はヘリを撃墜、クリンもソルティックを一撃で破壊します。
第３ターン、解放軍が主導権を握ります（1チット）。
�＿鯤�軍割り込み：そのまま丘の上のソルティックをクリンが攻撃、損傷させます。
��解放軍：どうも積極的にいくと裏目にでるようです。連邦軍の移動に備え回復浪費で移動を温存します。
�２鯤�軍：しかし流れは連邦軍、やむを得ず太陽の牙は丘の陰に隠れます。
�は∨�軍：ダメージを負ったソルティックは丘を駆け下り、もう１機と左右前方からダグラムを挟み撃ち。
�ハ∨�軍：しかしクリンは難なくこれをかわします。
第４ターン、主導権は連邦軍（１チット）。
�］∨�軍：１機はダグラムの左から、ダメージを負ったもう１機は右の丘に駆け上がりダグラムの側面を捉えます。
�∀∨�軍割り込み：しかし無常にも回避されます。
�２鯤�軍：ここぞとばかり丘の上のダメージを負ったソルティックの背後に太陽の牙がとび出します。クリンも丘を駆け上がり無傷のソルティックを捉えます。
�げ鯤�軍：チコの攻撃はソルティックの装甲を貫通、撃破します。クリンの攻撃はクリティカル！連邦軍全滅で解放軍勝利となります。
うーん、やはりダグラムは強い。やはり連邦軍は慎重なほうがよいようです。
2012.03.31 Saturday
シナリオ＃1-S 光の戦士
シナリオ＃1-S 光の戦士は、ICDGオリジナルのシナリオからトレーラーを排除したものです。
基本戦略は変わりませんが、太陽の牙の動きが移動力の低さから制約を受けるため、ダグラムとの連携がとりにくくなります。ダグラムは強力ですが、決して無敵ではありません。死角に回られればクリンといえどもヤバイので、基本太陽の牙はダグラムの背後を固めるのがよいかと思われます。原作では撃ちもらしていますが、可能な限りヘリは優先目標です。
連邦軍の鍵はデューイです。このゲームではイニシアティブを握ったときのヘリはかなり使えます。移動力に物を言わせたヘリとソルティックとの挟み撃ちが基本戦術となります。登場が一定方向のソルティックも、なるべく散開して多方向からの攻撃が有効かと思われます。ダグラム優先目標ですが、ジャマな太陽の牙を先に黙らせてから数に物を言わせてのダグラム集中攻撃という選択肢もあります。
いずれにしても、イニシアティブが流動的であるためどちらにも転ぶ可能性があります。さっそく試しプレイ。
なお、選択ルールは全て採用、チコとロッキーも登場させます。
マップ３中央、左右丘の間にダグラムを配置、ダグラムの背後に太陽の牙を置いてゲーム開始です。
第１ターン、イニシアティブはどちらもとれず、シークエンスは完全ランダムとなります。
�］∨�軍：マップ下方から進入、ソルティック２機とデューイが太陽の牙に接近、１機は挟み撃ちのため左から回り込みます。
��解放軍：原作では完全奇襲でしたが、今回は素早い対応をします。ダグラムはデューイの死角に回り、太陽の牙は谷間沿いにマップ上方へ移動。連邦の完全攻撃範囲外となります。
�Ｏ∨�：攻撃をあきらめ、回復を残します。
�は∨�：しかし無常にも回復さえも浪費してしまいます。
�ゲ鯤�軍：最終フェイズ、ダグラムのリニアガンが火を噴き、デューイを撃墜してしまいます。
と、ここでふと気付いた。作中奇襲のため初っ端ダグラムは武装していなかった。最初からダグラムが攻撃するのはまずいのでは？
というわけで特別ルール追加で「シナリオ＃1-S 光の戦士」の最終案。
「シナリオ＃1からトレーラーを削除」「特別ルール１：ダグラムは第１ターン射撃不能とする」
「特別ルール２：イニシアティブにかかわらず最初のシークエンスチットは太陽の牙とする。このチットはランダムに引かれたものと同じ扱いとし、２枚目以降は通常のルールが適用される」
では仕切りなおしでリプレイいってみよう。
2012.03.31 Saturday
改定 シナリオ＃1-S光の戦士
なにもここまでしなくても、という感じはなくもないですが、どうせなら徹底的に極めてみたいとも思っているので、シナリオ＃１を自分なりに見直してみました。
AMI様からのご回答をいただきまして、歩兵が乗車したことによる射界制限などのデメリットはいまのところないとの事。いまのところ作品映像を見る限りそんな描写はないのでそりゃそうです。
第１話の映像では被害を避けるため太陽の牙は散開し、トレーラーに乗ったのはキャナリーだけです。チコにいたっては単身崖下のソルティックに立ち向かい、股下にもぐりこんで攻撃しています。しかしゲーム的には移動力増加の観点から乗り込まない手はありません。トレーラーが破壊されれば再攻撃を受けますが、自動で被害を受けるわけではないのでやはり乗り込むほうが得です。作品から特にトレーラーを（攻撃してはいますが）狙い撃ちしている様子はありません。
というわけで、現状ではこのシナリオにトレーラーを登場させるのは無しのほうがいいような気がします。（画面には出ていますが戦闘の対象外、指揮ヘリと同じようなもんです）
これに伴い勝利条件についてはもとのまま「敵CBの全滅」でよいと思います。
あと、チコとロッキーは標準で登場させるほうがよいと思います。
2012.03.30 Friday
戦術級ゲームシナリオの勝利条件 その２
ＩＣＤＧに限りませんが、昔からキャラクター物、特に国産アニメ物のシミュレーションゲームは、能力評価パラメータやコンポーネントなどの雰囲気に重点が置かれることが多く、付属のシナリオひいては勝利条件にあまり力点を置いたものが多くありません。原作のエピソードに基づく戦力配分の設定はみられますが、「敵を全滅させれば勝利」「敵を多く倒したほうが勝利」といった勝利条件による戦力こそ違え似たようなシナリオが並んでしまいがちです。
単純なアニメ画面の再現とすればある程度やむをえない部分があります。キャラクター評価を眺めるだけで楽しいというのもあります。好きなユニットによるバトルロイヤルのような楽しみもあります。
しかし以前書いたように、特に戦術級は、シナリオひいては勝利条件にも、パラメータやゲームシステムと同じくらいゲームを面白くするウェイトがあると思います。ＩＣＤＧのように指揮やランダムシークエンスによる工夫によって、単調な流れになりがちなＤＭ版に差をつけ格段に面白いのでよけいその思いが強くなります。
簡易であることもこのゲームの魅力のひとつですので、ある程度限界はあろうかと思いますが、それなりに各シナリオにもなるべく個性をつけていけるよう少しシナリオ改造や追加をしていけたらいいなと（身勝手に）思っております。
とはいえ、「敵を全滅させれば勝利」「敵を多く倒したほうが勝利」のような条件が全面的になしかというとそんなことはありません。たとえば、シナリオ＃1は「敵ＣＢの全滅」ですが、劇中はじめから太陽の牙殲滅を目的とした攻撃隊派遣が宣言されているので、再現としてこの条件は妥当かと思われます。ＣＢに条件を絞ったのもソルティック全滅後デューイは撤退したからだと思われます。個人的には、太陽の牙殲滅を目的としていることから「敵３ユニットを除去したほうが勝利。相打ちなら連邦軍勝利」としたほうがよいと思います。
いずれにしてもいっぱい楽しめそうです。AMIさま、ありがとう。
2012.03.25 Sunday
#５戦時特例法205号 勝利条件改定案
クーデター勢力に捕らえられたドナンらを救うべく編成された救出部隊と、これを迎え撃つ独立正規軍との戦いを描いたこのシナリオ、プレイバランスはかなり連邦軍有利です。連邦がソルティック４機（うち１機は増援）と歩兵に対し独立正規軍がクラブガンナー４機と、兵力的には互角なのですが、いかんせんパイロットと指揮官が違いすぎます。総指揮官がボイド、中隊長にダークをおいてパイロットもブルームとベリオン、あげくに増援がクリンとくれば、とうてい及びません。これをボンクラ指揮官率いる脚の遅い一般兵のクラブガンナーで突破しろなんてムチャです。連邦軍歩兵が下がって防御に回れば連邦はまず負けません。
エピソード的に連邦軍の目的はドナン救出のための前進ですから、歩兵が逃げて時間稼ぎや防御に回るのは違うような気がしますし、なによりプレイバランスの問題があります。
そこで勝利条件を改定してみました。
「ゲーム終了までに歩兵２ユニットがマップ２のXX10に到達すれば連邦軍の勝利、１ユニットがマップ２のXX10に到達すれば引き分け、ゲーム終了までに歩兵がマップ２のXX10に到達できなければ独立正規軍の勝利」
こうしておけば歩兵はいやでも前進しなければならないので交戦確率が上がり、独立正規軍にも勝ち目があると思います。どうかな？
2012.03.25 Sunday
紹介、アイアンコンバット：戦術級ダグラム
勢いだけでプレイしまっくっていたのですが、気に入ったものってまず紹介するのが定石なんですね。というわけでいまさらな感もありますが、他の方の真似をしてみて、アイアンコンバット：戦術級ダグラム（ICDG）を紹介してみます。
ICDGはその昔放映されていた所謂リアルロボット物に属するアニメーション、「太陽の牙ダグラム」を戦術級で再現した同人ボードシミュレーションゲームです。１ユニットが１機、パイロット１名、歩兵は１個分隊のスケールで描かれ、主役のコンバットアーマーはもちろんヘリや車両や火砲に至るまで、劇中登場した主な兵器を網羅しています。シナリオは11本ありますが、使用しない兵器やパイロットもユニット化されているため、その気になればオリジナルシナリオも自作可能です。
ベースになっているのは昔雑誌付録になっていたDM版のようで一見違いがないようにみえますが、シークエンスがチット引きによるランダム制となっておりこれに指揮官によるイニシアチブ制がからんで、単調なDM版とはかなり異なる趣をもちます。優秀な指揮官はシークエンスの順番をある程度決めることが出来、さらに優秀な指揮官はランダムな結果を見てからシークエンスに割り込みをかけて操作することができます。ソルティックやヘリなど地味な兵器でも、指揮官次第でダグラムを圧倒することもできます。
攻撃の判定はサイコロとチットの併用ですが複雑な手順はなく一目で結果がわかる仕組みです。DM版にはなかった劇中しばしば描写のあった接近戦のルールもあります。
DM版より複雑ですがゲームに慣れた方であればほとんど問題ないレベルです。ゲームとしては単調な部類に入るかもしれません。ディテールにこだわる方は物足りないかもしれませんが、上記システムから単純なルールによる駆け引きの要素が存在し、ダグラムが好きでDM版を楽しめた方なら楽しめると思います。もともと作品が少数勢力の戦いだったので戦闘規模も小さいことから登場ユニットも少なくルールも簡単なので短時間で楽しめ、ソロプレイも容易です。
興味のある方は是非。
2012.03.23 Friday
ダグラム登場
アイアンコンバット：戦術級ダグラム（いまだパソコン苦手な私は毎回この文字を打たないといけないのがつらい。というわけで勝手に略号化。以降ICDG）、ほんとにルールをこんなに掘り下げてみるシミュレーションってどのくらいぶりだろう。なんでこんなにはまったのか自分でもよくわかりませんが、AMIさまに感謝です。
さて、DVDでもようやくダグラムが登場してきました。第1話で登場してから過去に戻るストーリー構成ですが、主役メカが数話登場しないなんてよくスポンサーの許可が下りたなぁ。で、明日仕事なのにシナリオ＃1を試しプレイ。
く、苦しい。太陽の牙側は主人公ですが、全然ヒロイックじゃありません。劇中と同じ苦戦を強いられる上、敗北も決して珍しいことではなさそうです。プレイバランスに関しては、ロッキーとチコは必須のように思えます。ちなみにプレイは連邦に運が傾き、無傷での太陽の牙壊滅でした。ルール疑問点としてはトレーラーに乗った歩兵の射界は前周のまま（乗車によるハンデがないので前方射界になるというハンデにしてもいいような気がします。ゲーム的ですが）、味方のいるヘクスへの射撃（防御射撃含む）可、敵とスタック中の他ヘクスへの攻撃不可という解釈でプレイしてます。
あとゲーム的にはあまり関係ないのですが、CAは行動半径が狭いのが欠点だそうで、戦力に差がありすぎる解放軍・ゲリラにとって移動手段とくにCA輸送手段を奪われるのは致命的なのでは？するってぇと、太陽の牙側がトレーラーを破壊されるのはダグラム破壊と同じくらい痛いのではという気がします。まぁ、＃1に関しては劇中太陽の牙殲滅が目的と言っており、かつ正面きっての勝負を挑んでいるので、ゲームの勝利条件的にはトレーラーは対象外でいいとは思うのですが、連邦軍勝利条件は敵ユニット全滅でもいいような気もします。
あんまりやりすぎると早く飽きてしまうような気もしますが、ガマンできんのでまだまだヤルぜ。
2012.03.20 Tuesday
#2始まりの銃声 改訂
アイアンコンバット・戦術級ダグラムのデザイナーAMIさまが、私めの唐突で不躾な質問にもすばやく丁寧に答えてくださり、プレイがだいぶスムースになりました。
しかしこのゲーム、はまりすぎて家族からダメだしをくらってしまい、しばらく謹慎しようと誓った矢先、takobaさまが面白いリプレイを公開されました。
私は煙草を一切吸いませんが、禁煙中目の前で吸われるくらいなら先に吸ってやる（笑）というくらいガマンをしない性質なので、家族が寝静まったのを見計らってプレイ再開です。
さてアイアンコンバット・戦術級ダグラムシナリオ＃2、AMIさまに確認をとったところ前に書いていた通りやはりデューイは出ていないとのこと。ただでさえ地味なこのシナリオ、ソルティックVSジープというさらに地味なものとなってしまいました（笑）。しかしおかげでテロリストにも勝ち目が出てきます。
以下、プレイ。
第１ターン、主導権は連邦軍＋２でチット１枚獲得。
�］∨�：デューイがいなくなり、うかつに前進すると一方的に攻撃をうけてしまう可能性があるため、慎重に前進します。
�▲丱好�：ドナンの乗るシャトル（盤外）へ向け、全速で前進あるのみ。
このターンは接触距離外で、共にこのあと何もできないので終了となります。
第２ターン、主導権は連邦軍＋４でチット１枚獲得。
�．丱好�：ターン数に制限はないので慎重にいってもいいのですが、ここはひとつ勇気を持って突撃です。縦列体型のジープに接近戦を挑むべく前進するわけですが、ここで疑問。味方のいるヘクスへの射撃・防御射撃は可能か？という点です。個人的には第一話でダグラムをソルティックが拘束（近接戦闘）して他から狙い撃ちというシーン再現のため、可能というスタンスでプレイすることにしました。激しい防御射撃をかいくぐり、ジープの間近にせまるソルティック。と、ここでもう１つ疑問。移動開始時敵にスタックされた状態からの移動は可能か？という点です。難しいところですが、とりあえず可能でプレイ。
�▲丱好�→割り込み連邦：すんでのところでソルティックの足元をすり抜け、背後に回りこみます。
�∈謄丱好�：相手に攻撃を受けることが確定したので、攻撃権を放棄、回復に備えます。劇中よろしく照準がつけられません。
��バスク：先に回ってしまい、回復も消費してしまうことに。危うし、バスク！
�は∨�：「このド素人め」と言ったか言わないか、対CAライフルがソルティックに向けられます。攻撃は命中、結果は…チット20撃破!!史実（？）通り一撃でやられてしまいました。
このシナリオではじめてソルティックがヘクス列10XXに到達できました。主導権の流れ次第では充分勝利できそうです。とはいえ物足りなくなってきたので、次に行ってみたいと思います。さあ、ダグラム出すぞ。
2012.03.18 Sunday
太陽の牙ダグラム＃４ 実戦のコクピット
シナリオネタとしてあらためて見始めた太陽の牙ダグラムですが、「＃４ 実戦のコクピット」は無理そうだな。クリンが乗るソルティックと一般兵のクラブガンナーの一騎打ちなんておもしろくなさそう。
しかし物語そのものは面白そう。放映当時おバカ小学生だった私は地味な物語についていけず、ガンダムのぱちもんのレッテルをはって見ていなかったのですが、今見ると面白い。地球の圧政と差別にあえぐ惑星デロイアの反乱物語、ありがちですが分かりやすい感じでいい。
地球の支配に今反旗を翻したところですが、何か裏があるらしい。それにしてもダグラムはいつになったら出るんだ？
2012.03.18 Sunday
アイアンコンバット追加シナリオ＃３-S
とりあえずやってみたアイアンコンバットシナリオ＃２ですが、どうにもテロリスト側が勝てません。プレイバランスからするとデューイを外したほうがいいのではという気がしました。
触発されてDVDを見直してみた（というよりじつはまだ通しで見たことが無いのですが）ところ、第２話にデューイが出た形跡がありません。奥付の参考文献に小説版があるので小説には出てるのかもしれませんが、＃２はB小隊はなしのほうがよいかと思われます。
DVD見たついでにシナリオを自作してみました。
＃３-Ｓ デロイアの動乱
地図�あ�（平地）
連邦軍
Ａ小隊（01）：ボイド
Ｈ８×1（ダーク）：1405
Ｂ小隊（02）：指揮官（0）
ＬＴＲ62（クリン）：ソルティックが１度でも被害を受ければその次のターン以降の任意のターンに任意の盤端より進入
独立正規軍
第１小隊（44）：指揮官（0）
Ｆ44Ａ×２：01XXと08XXに１機ずつ任意配置（各列に１機ずつ）
第２小隊（22）：指揮官（0）
MP2×２：01XXに任意配置
ターン数：８ターン
特別ルール：�．悒�ス12XX（1205は除く）、13XX、14XXの計９ヘクスの丘は格納庫とします。CA車両とも１移動力で進入可能、高度１でLOS妨害、掩蔽1の地形です。攻撃可能目標であり、防御力４の装甲ユニット（車両）扱いで、停止目標、方向修正はなしです。２打撃で破壊となり残骸マーカーを置きます。このとき中にいたユニットは破壊となります。
�△修谿奮阿竜屬枠瑤啝兇辰診吠劼箸澆覆靴泙后�進入に+1移動力、LOSや射撃解決に影響なし。
�Ｏ∨�軍はヘリに対する射撃の−２修正を無効とします。
�ぅ�リンの乗るトレーラーは近接戦闘でのみ（車両として）攻撃することができます。その際旋回したヘクス（旋回しなかった場合は移動開始へクス。どちらもそのヘクスは含まない）から進入するまでに直進したヘクス数（相手へクスを含む）をそのままサイの目に加えます。結果にかかわらず、一度攻撃を解決したらトレーラーは除去となります。
勝利条件：格納庫を９ヘクス全て破壊すれば独立正規軍の勝利。阻止すれば連邦軍の勝利。
似たような勝利条件が続きそうなので、劇中レイク兄さんの「やつら格納庫を狙う気だ」という台詞をもとに少しいじくってみました。どうかな？
なお、シナリオナンバーの後ろの「-Ｓ」は、オリジナル版に敬意を表して区別をつけるために自作シナリオに付けることにしました。
2012.03.16 Friday
シナリオ＃2 はじまりの銃声
連邦軍のソルティックをテロリストが奪取、ドナン・カシムが乗るシャトルの離陸を狙う。これを阻止すべく連邦軍守備隊がたちふさがる。
たしかこんな感じのシチュエーションだったかな？うろ覚えであんまり覚えてないけど、練習シナリオとして適していると思います。
第一ターン、主導権は連邦軍、デューイに主導権チットを与えます。
1：軍用ジープががれきをよけつつ前進、ソルティックの進路を塞ぎます。
2：ソルティックは中央の戦列に向け突進。
3：ジープは遠すぎてソルティックを捕らえ切れません。回復を残すため戦闘フェイズを捨てます。
4：ここでデューイが低空から進入、ソルティックの真後ろに回りこみます。
5：割り込みでデューイの攻撃フェイズを入れます。真後ろからの攻撃判定はソルティックに２ヒット、結果は「硬直」そして「制圧」。
うまく動けないうちに、というかなにもできないままに、連邦軍の巧みな戦術のもとにソルティックは鎮圧されました。
そういや、原作でもうまく動かないソルティックをもてあましてバスクが「うまく動かん」とか叫んでいたようなきがするなぁ。
このシナリオでは戦力が違いすぎてソルティックは厳しいのですが、いろいろ学ぶことが出来ます。
久々ダグラムのDVDひっぱり出してみるか。
2012.03.16 Friday
アイアンコンバット：戦術級ダグラム（同人）
こりゃひさびさフィットだ。
アイアンコンバット：戦術級ダグラムは同人ながら、忘れかけていたなつかしい感覚を呼び覚ましてくれた。
パラメータなど見た目はDM版の改造っぽいが、ランダムシークエンスと主導権チットのおかげで雰囲気はだいぶ違う。
とてもそんな暇はないのに、我慢できずプレイして、非常におもしろかった。
デザイナーのAMIさまにいくつか疑問点を送ってみたのですが、その後また3つほど見つけた。
1：歩兵の行動チットが88と89になっていますが、ユニットからすると81と82では？
2：シナリオ＃2で配置が16XXと17XXとありますが、付属のマップでは完全へクスは15XXまです。OR39Dの配置は15XX、MP2の進入は15XXを1ヘクス目、勝利条件は16XXへの到達（15XXから盤外への移動）では？
3：ルール項目10.2、回復のためのサイは１個でなく２個
まぁ、そんなにカタヒジはらずにプレイするのが本道かと思いますので、上記解釈のもとプレイしてます。
