2013.08.31 Saturday
Down In Flames ポーランド1939ミッションその4
シナリオ特別ルール適用ミス発覚。ミッション2でポーランドのP37は低高度でした。ポーランド側からみれば「まぁしゃーないか」で済まされるものではないが、とりあえずキャンペーンの練習ソロプレイなのでこのまま続行。たらればになるが、燃料切れのドイツ軍といい勝負してたので、ルール上爆撃機がターン終了まで生き残れば爆撃できることから、もしかするとさらになんとかなっていたかも。
状況にもよるが完全に一方的でなく、思っていたよりはなんとかなりそうだ。基本的にバランスが悪いことには変わりはないが。
あとこの状況になって気付いたこともある。ミッション#1なんて得点の低いミッションに何の意味があるんだと思っていたが、なるほど敵に得点を与えないようにするという使い方もあるんだ。
現状50対12なので、ドイツは高確率で引き分けに持ち込むことができる。しかしポーランドはオプション5を残しているので辛うじて辛勝の可能性もある。圧倒的戦力のドイツでそれはカッコ悪いので、#11を選択。文字通りこの戦いで勝敗が決まる。オプションはまず間違いなくポーランドは5で得点17になる。ドイツは悩ましいところだが、イチかバチかのオプション4か、リスクを避けてのオプション5か。オプション4は爆撃機が生き残りさえすれば引き分けが確定的である。ただ護衛がBf110CなのでP11Cを2機相手にして万が一のことがあればとてもカッコ悪いことになる。一方オプション5はBf109Eを得られるが-10VPである。よって最大でも辛勝止まりだ。ここは自分の性格でオプション4を選ぶ。ドイツ軍爆撃機は大型のHe111で、護衛にBf110Cがつく。もちろんポーランドはオプション5である。P11Cが2機で迎撃に当たる。
両軍中高度。さあ、決戦だ!
第1ターン、速度で勝るBf110CをP11Cは旋回でかわす。シザースで追うBf110Cをやはり旋回でかわそうとするが旋回で抑え込まれる。ならばとヨーヨーで逃げようとするもやはりヨーヨーで追尾。1番機の有利位置につく。
その1番機はレッドラインで速度を上げ敏捷性を生かしてシザース。しかしバレルロールで抑え込まれ、旋回も旋回で抑え込まれる。Bf110Cは1番機に手一杯である。これに2番機がつけ込み、難なくBf110Cの追尾位置につく。
第2ターン、Bf110Cは構わず攻撃、かわそうとする1番機をエースパイロットで抑え込み、一撃で撃墜してしまう。これをチャンスとばかりに2番機も攻撃、3ダメージを与える。
第3ターン、バレルロールで逃げるBf110Cをバレルロールで追うP11C。しかし攻撃まで至らない。
第4ターン、機動はやはりバレルロールで抑え込まれる。しかし追うのが精一杯のようだ。
第5ターン、Bf110Cは回避運動に移る。逃げの一手だ。もはやポーランドに勝機はなくなったが、せめて一太刀。
第6ターン、Bf110Cの後方機銃が唸る。しかしこれをP11Cはエースパイロットで難なくかわす。レッドラインで速度を上げるも攻撃には至らずドイツ軍逃げ切り。対空砲も空を切り、爆撃によってポーランド工場は破壊。勝負は決した。
ドイツ軍VP:P11C撃墜=3、目標破壊=26 累計79VP
ポーランド軍VP:オプション=5 累計17VP
よってドイツ軍の大勝となった。
まとめ:
かなり機械的システムの印象があります。人によっては単調という印象を与えるかもしれません。やりこむと飽きるかも。元のGMT版を未見なのですが話によればホースパワーの分割がないのとマヌーバリングカードがないためスカカードが多いとか。こっちのDVG版では1枚差がでかい印象があるのですが、このマヌーバリング要素の追加によるもののようです。機種による性能差は劇的な印象があります。劇的すぎるほどです。
…って書いてるとネガティブに聞こえるんですが、いやおもしれーぞこれ。簡単で短時間にプレイでき、駆け引きの要素もそこそこあって、いろんなシチュエーションが楽しめそうだ。パイロットユニットとかもあるので、もろい零戦を駆るエースパイロットが高性能米軍機に立ち向かうとどうなるのかとか。へクスマップの空戦しか知らなかったのですが、カードもアリですね。へクスだとエースの機動を再現するのにプレイヤーの技量で左右される部分があるのですが、カードだと初心者でも行える利点があります。細かな描写はないですが、脳内補完できれば十分だ。「タイトターン」1枚のカードで処理される機動が実際にはどれだけのドラマが繰り広げられているか。これを妄想できるか、あるいはサクッと流せる人はこのゲームを面白いと感じられるでしょう。
この脳内補完の醍醐味は映像では得られないものです。ほかの空戦ものへのリハビリにもなったぞ。ブルーマックスあたりをまた取り出してみるか?
2013.08.25 Sunday
Down In Flamesポーランド1939 ミッションその3
ポーランドの反転攻勢を完膚なきまでに叩きのめしたドイツ軍。ミッション#4を選択します。アイコンは機甲師団になってますが、チラッと歴史よんでみたら当時のポーランドはまともな機械化部隊はなかったらしいので、陸軍侵攻の援護爆撃てことになるのでしょうか。
ドイツはオプション3、エースパイロットMoldersのBf109Eを投入します。軒並み性能をアップさせるトップクラスのエースパイロットです。史実にいたんだろうか?爆撃機は縦列に組みます。
ポーランドはこれを受けてオプション2、遅延で第1ターンにはMoldersが登場しません。P11Cが2機でこれを迎撃します。
両軍ともすべて低高度ですが、Moldersのみ中高度で開始します。
第1ターン、Moldersがいないためポーランド側の独壇場です。ところが1番機はカードが振るわず交換前後でも攻撃しかありません。2番機も機動力が振るわず前方のスツーカを攻撃しますが防御射撃をかわすためのタイトターンが精一杯で、1ダメージを与えるにとどまります。
第2ターン、ポーランド軍がもたついているうちに、上空からMoldersが急降下、スツーカを攻撃するP11Cの2番機背後から急襲し2連射、あっという間に撃墜してしまいます。うわっ、かっちょえー。
あまりにカードが振るわないポーランド軍は有効なカード交換のため一旦超低高度へ下がります。
第3ターン、これをMoldersがさらな追います。猛追するMoldersをタイトターンでかわそうとしますがヨーヨーでこれを抑えます。さらにタイトターンとヨーヨーを駆使したMoldersの的確な射撃はP11Cを瞬殺。ゲーム準備より短い時間で空戦は終わりを告げた。
そして爆撃、通常のパターンに対し対空砲は緊密配置、目標は破壊となります。
きっと地上でも圧勝だったでしょう。
ドイツ軍VP:P11C撃墜×2=6、目標破壊=12VP 累計50VP
ポーランド軍VP:なし 累計12VP
2013.08.24 Saturday
Down in Flamesポーランド1939 ミッションその2
前回、文字通り身を挺しての勝利(といってよい戦果)を得たポーランドはイニシアティブを得て反撃に移ります。しかし、持てる戦力はドイツに明らか劣るため、調子に乗ると手痛いしっぺ返しを食らいます。が、数少ないチャンスであることも事実。ここは大きく出て、祖国深くに侵入したドイツ機甲師団を爆撃する#6のミッションを選択し、これにオプション4をつけます。護衛はP11cが1機ですが、爆撃機P37が2機の編成はドイツの迎撃に耐える可能性大です。しかも重要任務でVPは倍、燃料不足のためドイツ空軍は5ラウンドで引き上げなければなりません。P37は縦列に編隊を組みます。
一方ドイツ軍は前回の敗戦から余計な失点を避け、オプション2を選択し、Bf109EとBf110C1機づつで迎撃です。全機爆撃機高度にあわせて中高度で開始です。
第1ターン、P11cは機動でBf110Cを狙います。バレルロールでかわしますがこれをタイトターンで追います。さらにBf110Cはシザースでかわしますがヨーヨーでこれを抑え、P11cは有利ポジションにつきます。しかしスピードでBf110Cが強引に引き離して中立に戻し、さらに機動で後ろに就こうとします。P11cはレッドラインでダメージを受け補充、バーチカルロールでかわそうとしますがBf110Cはヨーヨーで追跡、しかしP11cもヨーヨーでかわし辛うじて中立を保ちます。正面からBf110Cは射撃しますがすれ違いざまの攻撃はかろうじてかわします。しかしこれが限界。追い込まれた先にBf109Eが待っていました。速度と機動で難なく背後につき、タイトターンを駆使して2連射。P11cはあっさり空の藻屑と消えます。
第2ターン、Bf110Cはスピード優位を選択に使用しないため、先頭のP37が目標となる。スピードで有利位置につけ防御射撃をバレルロールでかわしつつ、攻撃。防御射撃のおかげで1打撃ですみます。Bf109Eは態勢を整えるにとどまります。
第3ターン、Bf110Cは先ほどと同じパターンで2連射、防御射撃をかわしつつ2ダメージを与えます。Bf109Eもスピードを温存。ダメージが蓄積した先頭P37を避け後方のP37を目標とさせます。有利位置から防御射撃をバレルロールでかわしながら2打撃を与えます。
第4ターン、Bf109Eはカードに恵まれず交換で終了。Bf110Cは先頭のP37の防御射撃をタイトターンでかわしながら攻撃。P37に3打撃を与えて損傷状態にします。
第5ターン、燃料不足のドイツ軍は最終ターンです。Bf109Eはスピードの優位を生かして先頭のP37を選択。エースパイロットで防御射撃をかわして撃墜します。これを受け援護の無くなったP37をBf110Cが猛追。ダメージ1をうけての2連射でギリギリ撃墜。ポーランド軍全滅となります。
ドイツVP:P11C撃墜=3、P37×2撃墜=10、目標無傷=8 累計32VP
ポーランドVP:なし 累計12VP
2013.08.24 Saturday
Down In Flamesポーランド1939ミッション その1
ポーランド1939は、初心者にドイツ軍を担当させて気持ちよくなってもらう接待に適したシナリオです。勝利判定にはマイナスの項目しかありません。つまりポーランド側は負けることを宿命づけられており、いかに上手に負けるかが判定基準となります。-36から-45で史実つまり引き分けなので、それより抵抗するかしないかで判定しますが-15以上で大勝利ですからいかに悲しい戦いであるか(ドイツにとっては楽勝か)がわかります。
さて、ドイツ軍が最初のミッションを選択します。中央の飛行場#3を目標とし、オプションは1、スツーカの護衛にBf110cが付きます。高度は低高度です。一方ポーランドはオプション1でP11c2機で迎撃。高度を変更できるのでドイツのスツーカを超低高度に変更です。さらに1機はエースパイロットのSkalskiです。当然高度は超低高度です。
第1ターン、Bf110cはスツーカに合わせて超低高度に降下、スピードを生かしてSkalskiの有利位置に就けます。さらに機動で追尾位置につき攻撃を狙いますがSkalskiはバーチカルロールでこれをかわそうとします。これに対しBf110cはダメージ覚悟の急加速で追いかけますが巧みにかわされます。Skalskiはそのままスツーカの追尾位置につけます。スツーカの攻撃をエースパイロットでかわし、2連射、2ダメージを与えます。さらに僚機もバレルロールでスツーカの攻撃をかわしつつ追尾位置から攻撃し、2ダメージを与えます。これでスツーカは損傷状態となります。ドイツ軍いきなりピンチ!
第2ターン、Bf110cは攻撃カードを持ちません。やむを得ず交換。ポーランド軍のかく乱作戦のまえに、攻撃位置に就けません。一方Skalskiはスツーカの追尾位置を維持、難なくこれを撃墜することに成功します。
これを受けて僚機はBf110cを追います。機動をBf110cがタイトターンでかわし、これを僚機はヨーヨーで追跡。Bf110cはシザースでかろうじて振り切ります。
第3ターン、味方の撃墜で火がついたか、Bf110cは追尾位置からSkalskiを攻撃、Skalskiはレッドラインから加速、機体に鞭打ってバレルロールでかわしにかかりますがBf110cはこれをエースパイロットで消去、Skalskiは故郷上空で散ります。これを見た僚機も発奮、機動で追尾位置につけ2連射をかけます。しかし攻撃態勢に入るタイトターンはシザースでかわされ、後者の攻撃も(またしても)エースパイロットカードにかき消されます。恐るべし、ドイツ空軍の練度。
第4ターン、速度に勝るBf110cはゆっくりと態勢を戻し、さらなる機動で優位位置につけます。そしてタイトターンからの攻撃はP11cをとらえ3ダメージ、P11cは損傷します。P11cも粘ります。高度を取りたいところですが上昇すると機体性能から逆に勝ち目は薄くなると判断、あえて高度を維持し、機動で対抗します。ところがこれが成功。逆に優位につけ、バーチカルロールにかわされこそしますが攻撃までしてしまいます。スゲー。
第5ターン、しかし反撃もここまで。性能差はいかんともしがたく、スピードだけで態勢を戻されてしまい、攻撃により撃墜となります。
スツーカが撃墜されたことにより爆撃不可。救国の英雄Skalskiの名は長く語られることでしょう。
ドイツVP:P11c撃墜×2=6、Skalski戦死=5 計11VP
ポーランドVP:スツーカ撃墜=4、目標無傷=8 計12VP
次はポーランド側がイニシアティブをとります。
2013.08.24 Saturday
Down In Flames ポーランド1939準備
忙しい。相当に忙しい。今年はなんなんだろう。
ゲームなどしてるひまがあるのだろうか?いやない。
しかし、Down In Flamesの紹介を書いたら、1週間悶々としてしまった。
対戦はとりあえず無理だとしても、ソロくらいは。あとは睡眠時間を削るしかない。というわけで、ポーランド1939キャンペーンをプレイしてみる。
その前に、ルールの確認事項。一応MustAttackのほうにも質問を投げかけてはいますが、自己解釈ということで。
1:Redlineで入手する3枚のカードは、その場で直ちに使用できる
2:キャンペーン規定のTurns per Missionは、空戦のラウンド数
3:爆撃機VS戦闘機の場合も通常の空戦同様6ラウンド(もしくはキャンペーン規定のTurns per Mission)行う。爆撃機はたとえ同一ラウンドで複数機から攻撃されても1回(機)の攻撃を解決するごとに手札を引く(捨てる)
4:たとえばPoland1939の#4#6のように、はじめから両陣営の目標にできる目標は、原則イニシアティブを持っていない側(防御側)の支配である
5:航空機や目標のダメージはミッションごと
6:Destroyed countersの置かれた目標は目標にできない。Damagedはすでに左の数字を消費した状態で目標にできる
注:これはルール見落としでした。Damagedの目標は支配権獲得(支配権が移る)なので目標にはなりえません。(2015 1/2)
7:空戦の結果爆撃機が残ったら、迎撃側にかかわらず爆撃手順に進む
なお、ソロプレイ対応ということで、
・対空砲配置はランダムにカウンターを引いて決定する
・爆撃パターンは通常通り選択で決定
・オプションは、攻撃側-防御側の順に選択
とします
2013.08.22 Thursday
それを言っちゃあおしまいよ
前にも言ったかもしれませんが、★秋津★さまを勝手に師匠と仰いでおるわけですが、師(氏)の日記においていわゆるエリア51とUFOについての記述がありました。
…いや、わかってるんですけどね。
まさかとは思うけど、コンナこと言われないと分からない、もしくは言われても解らない人がいるからこんな記述がなされるのでしょうか。
むかしいっぱいあったこのテの番組なくなっちゃってるからなぁ。多いんだろうなぁ、きっと。
変な奴いっぱいでてきてるもんなぁ。
2013.08.18 Sunday
夏が終わるぅ
明日からしごとぢゃい。
忙しくてゲームに興じる暇がなかった。Down In Flamesのキャンペーンやりたかったなぁ。あわよくば対戦も考えていたのに。
まぁそれなりに充実してたけど。
明日からまたフル回転でガンバロー。
2013.08.17 Saturday
Down In Flames内容編
Down In Flamesは戦闘機同士の空戦を扱うカードゲームです。
1プレイは30分程度で終えられる手軽さが魅力です。
判定はカードによるためカードを置く場所さえあれば時間も場所も使わずサイコロもチャートも使わずプレイできます。
簡易ながら爆撃機ルールもあり、キャンペーン(シナリオ)ではこれを交えた戦いもあります。
1対1が基本ですが編隊を組んだりバトルロイヤルも可能です。航空機にはVPがあって(名前入りの)パイロットユニットがあったりして、バランスをとることも容易です。ただし航空機カードは裏面が損傷面になっているので、いわゆるランダム選出には工夫が要ります。
航空機ごとパフォーマンスがあり、これが手札枚数となります。補充枚数がホースパワーの形で表現されています。カードには機動と攻撃に分かれ、これを駆使して相手より優位な位置につけ攻撃します。攻撃はバーストと火力に分かれ、それぞれ回数と与えるダメージに影響します。
距離の概念はなく高度と相対位置で表現され、機動で優位なポジションにつけ攻撃するのに手札を使用し、相手はこれをかわすために手札を使用します。これを繰り返し最終的に勝った方が優位につきあるいは攻撃に成功します。AMIさまがおっしゃっておられたように結果がカードに書かれているため、判定などなく打ち消されない限り書かれた効果がそのまま結果となります。
簡易な分奥行はどうかなという感じですが、手軽で駆け引きもあり、多少の脳内補完(手札が見えていることが前提になってしまう)でソロプレイも可能です。
知識のある方ならデータ自作も可能でしょう。このゲームだけで長時間というとあきるかもしれませんが、手軽で非常におもしろいゲームであると思います。
2013.08.17 Saturday
Down In Flames紹介コンポーネント編
MustAttackの方でTOROさまがおっしゃっておられたのですが、評価などというおこがましいものは私にはとうていできそうもないのです。ですが自分もそうだったのですが、意外とネット上に情報がなく(英語ができればそうでもないのでしょうが)、ほぼもりつちさまのブログが唯一の情報源でした。決して安くない買い物にできるだけ情報をというつもりで述べてみたいと思います。
私は知らないのですが、GMTのものが原版のようです。DVG版は私の知る限りAces-HighとGuns BlazingとWingmen Expantionがあります。ありがたいのは最近よくある次から次へと追加キットて感じでなく、Aces-HighとGuns Blazingがそれぞれ独立した基本キットであり、これにWingmen Expantionを追加するという形です。Aces-Highには
日本戦闘機7機種爆撃機3機種
ドイツ戦闘機8機種爆撃機3機種
アメリカ戦闘機9機種爆撃機5機種
イギリス戦闘機7機種爆撃機2機種
ソ連戦闘機6機種爆撃機2機種
ポーランド戦闘機1機種爆撃機2機種
が入ってます。
一方Guns Blazingには
日本戦闘機5機種爆撃機2機種
ドイツ戦闘機9機種(2機種重複)爆撃機5機種(2機種重複)
アメリカ戦闘機4機種(1機種重複)爆撃機6機種
イギリス戦闘機8機種(2機種重複)爆撃機3機種
ソ連戦闘機5機種爆撃機2機種(2機種重複)
イタリア戦闘機5機種爆撃機3機種
フランス戦闘機4機種爆撃機2機種
が入ってます。
Wingmen Expantionには日、独、米それぞれ1機種ずつが追加され、あとは文字通り僚機ルールのためのカードで、Aces-HighとGuns Blazingどちらにも対応できます。これがなくても基本セットで複数機扱うことは可能です。
入っている機種国籍が違うのは付属のキャンペーンシナリオのためで、Aces-Highは
・Poland1939
・Battle of Britain
・Battle of Midway
・Battle of Stalingrad
・Guadalcanal
・Daylight Bombing 1944
Guns Blazingは
・France 1940
・Malta
・Italian North Africa
・East Front
・Germany 1945
・Japan 1945
ですが、これにこだわらない空戦プレイやバトルロイヤルも可能です。ただし航空機カードは裏がダメージ面なので、ランダムに選ぶとかする場合は工夫が要ります。VPが表示されていて各国のパイロットカウンターが(名前入り)あるのでバランスをとれるようになっています。
前述したように基本セットで十分遊べます。シンプルなシステムなので、その気になれば(詳しい方なら)機種データ自作も容易かと思われます。
アクションカードは各セット110枚入ってます。性能にもよりますが手持ちは数枚(4から8くらい)なのでプレイ人数や受け持ち機体数に応じて別売りカードを追加してもいいかもしれません。Aces-HighとGuns Blazingのアクションカードの内容は同じですが、裏面がそれぞれのタイトルが印刷されているので、合わせて使うことはできません(私は無理やり使ってますが)。別売りはそれぞれに用意されています。なお、それぞれ55枚ずつ太平洋戦線と欧州戦線用に分かれているとルールブックにありますが絵柄の違いだけでとくに気にする必要はないかと思われます。
(続く)
2013.08.16 Friday
甘ーい1日
おでかけ第2弾は、琵琶湖。彦根と近江八幡に行ってきました。
お目当ては妻のリクエストであるクラブハリエめぐり。その前に琵琶湖と彦根城へ駅から徒歩で。彦根城はひこにゃんも目当てだったのですが、事前に調べた情報より30分早く引っ込んでた。暑さで内臓もつらかったかな?
クラブハリエではアフタヌーンティーセットを注文。これが昼食がわりというのは塩味恋しさでとてもつらかったのですが、妻は大絶賛。まぁ、妻へのサービスが主たる目的なので、よかったんだけど。
近江八幡は、うーん。
クラブハリエはよかったのですが、ロープウェーがなぁ…。豊臣秀次かぁ…。
ベーグル専門店も盆休みだったし、彦根だけでもよかったかな?
日帰りだったけど、全体としては充実した楽しい休日でした。
2013.08.14 Wednesday
丸ましどうよし一第
今年は公私ともほんと忙しい。まぁ、ありがたいことではあるのですが。
連休初日に墓参りを済ませ、おでかけ第一弾は香川&小豆島の日帰り旅行。移動がメインの強行軍でしたが、それなりに楽しかった。うどんもおいしかったし。
妻もはしゃいでて、行きの電車のつり革にぶら下がっていた小さな蜘蛛を見て、「ひゅーっ、てぶら下がってあそんでるよ」などと言ってた。蜘蛛が遊ぶかい!
タイトルは、小豆島に渡ったときのフェリーの船名をはしゃいでた妻が読んだもの。
…そのネタは、だいぶ前ブログ旅のサキちゃんがやってたぞ。天然もほどほどにね。
2013.08.11 Sunday
Down In Flamesにおける零戦
Down In Flamesにおける零戦は、一言「もろい」という印象である。
史実でもそうだったみたいなのでまぁそういうもんかとも思うのですが、日本軍の戦闘機名が向こう(米軍)のコードネーム表記になっていることからして、偏見やデフォルメが過ぎるんじゃないかと穿った見方をしてしまったりします。
耐久力が同格の米軍機の半分程度しかなく、バーストが低いため必ず優位ポジションを取らねばならないわけですが、火力が高めで高敏捷性能力のため、攻めの一手で一撃必殺的な感じの運用になるみたいです。しかしこれでVPがほぼ互角というのは苦しい。
ゲーム的にはバーストが1以上だと中立ポジションで攻撃できるため、実際には米軍の方が攻撃しやすい印象です。実際バースト0の零戦が一度もヘルキャットに勝てていないのですが、零戦よりVPが低いもののバースト1の飛燕は惜しいとこまでいきました。いまのところソロプレイだけなので、思考やプレイが偏っているのだろうか?単に私のプレイスタイルの問題なのだろうか。
で、今一度零戦52型vsヘルキャット。高度中高度で、零戦先攻で開始。
第1ターン、通常機動で回り込もうとしますが、バレルロールで軽くいなされます。カードの引きが悪く、深追いしません。ヘルキャットも回り込みます。零戦がタイトターンでかわす。シザースで抑え込もうとするも零戦もシザースで対抗。だが、バレルロールでさらに追跡追跡してくる。やむを得ずエースパイロットでこれを無効とする。しかしそれ以上抗うことはできず、ヘルキャットは通常機動で有利位置に就ける。今回、いきなりかなりの選択肢があった。とくにエースパイロットまではともかくそのあとの米軍には少なくともいくつかの選択肢があった。このへん、ソロプレイの限界だな。
第2ターン、零戦は特殊能力アジャイルを使ってシザースをかける。しかしヘルキャットのシザースで打ち消されてしまう。手持ちをなくすと零戦はかなりもろい。要はどのタイミングで打って出るかだが、不利位置でも手数が優勢なので、あえて深追いしてみる。逆転を狙った通常機動にヘルキャットはタイトターンで対抗。いともあっさり消されてしまう。さらに追うこともできたが、今まではそのパターンで滅多打ちにされている。馬力の勝るヘルキャットは立て直してくるので形勢逆転してしまう。ここはあえて引き下がった。
一方のヘルキャットはチャンスだ。おあつらえ向きの2バーストで3ダメージを与える射撃である。太陽を背に攻撃するヘルキャット。これを零戦バーチカルロールでかわす。同じくバーチカルロールで追うヘルキャット。態勢維持を優先した作戦が功を奏し、零戦もさらにバーチカルロールでかわし、事なきを得る。
第3ターン、再びアジャイル。ヘルキャットはバレルロールでかわそうとするもヨーヨーで抑え込まれ、立場逆転。零戦有利となる。攻撃したい誘惑に駆られるが、ヘルキャットは耐久力があるため多少のダメージでは意味がない。ここはこれを維持することを優先する。一方ヘルキャットは無理しない軽めの機動で中立位置に押し返す。さらにダメもとの威嚇射撃。しかしダメージを受けたくない零戦はバーチカルロールでかわす。
第4ターン、零戦は機動でヘルキャットの背後に回ろうとする。タイトターンでかわすヘルキャットをエースパイロットで打ち消し、ついにヘルキャットの背後へ。ヘルキャットピンチ!零戦チャンス!ここで一撃必殺カード投入!ヘルキャットかわす!零戦追う!ヘルキャットかわす!零戦追えない!くそう!しかし追尾位置にはついている。だがここからがヘルキャットの真骨頂。強力なエンジンがものを言い、大きく、ゆっくりと、確実に回り込む。小刻みな通常機動で逆に零戦を追尾位置に捉える。しかし乾坤一擲の射撃は零戦のバーチカルロールにかわされる。
第5ターン、通常機動で態勢を整えようとする零戦。バレルロールのヘルキャットをタイトターンで抑え込もうとするもヘルキャットはシザースでこれを打ち消す。これをうけ、零戦はエースパイロットを通常機動で投入。さらに射撃でついにヘルキャットに3ダメージを与える。しかし致命傷ではない。
このターン、ソロプレイの悲しさ。相手の手札が見えない実際のプレイは様々なパターンの駆け引きがあったはず。
ヘルキャットは態勢を立て直すことを優先。ゆっくりとした通常機動。零戦のタイトターンをシザースで抑え、さらに別機動で中立まで戻す。
最終ターン、零戦は賭けに出る。通常機動でヘルキャットの背後に回り込みをかけます。互いにタイトターンで再び零戦がヘルキャットの背後へ。しかし最後の射撃はヘルキャットのバーチカルロールにかわされます。
ヘルキャットも機動でなんとか押し返しますが、零戦もバレルロールで粘ります。しかしそこはパワーで勝るヘルキャット。再び零戦の背後に。そして最後の射撃をしますが零戦にかわされジ・エンド。零戦パイロットはエース級だったようだ。ポイント的には零戦勝利。
なるほど、手札をどこで使い切るかがミソだな。使えばいいってもんじゃないらしい。当たり前か。しかしわかってきたぞ(ホントか?)。
2013.08.11 Sunday
いつもありがとう
出勤時間が早めの私。妻はさらに早起きしていつも私に弁当を持たせてくれる。
このところ暑くてバテ気味だったため、寝坊したようだった。起き掛けに一言。「目覚まし時計を止めるゲームをしている夢を見ていて寝坊した」
…なんだそりゃ。
その天然の明るさも含めて、いつもありがとう。感謝してます。
私は、あなたがいるから頑張れる。
2013.08.04 Sunday
Aces-Highをソロプレイ
試しにAces-Highをソロプレイしてみる。ルールブックで入門に最適とされるメッサーシュミットVSスピットファイアである。
両機の運動性能は互角、攻撃に関してメッサーシュミットは火力に優れ、スピットファイアは火力こそ低いものの手数に優れ弾幕を張ることができる。総合力でも互角と言える。
両者とも中高度、メッサーシュミットが先手で開始する。
第1ターン、メッサーシュミットはスピットファイアの背後を取ろうと回り込みます。スピットファイアはバレルロールをかけてこれをかわそうとしますが、メッサーシュミットがタイトターンでさらに回り込みます。なおもスピットファイアはシザースで振り切ろうとしますが今度はメッサーシュミットがバレルロールを駆使してさらに追跡。しかしこれにスピットファイアはヨーヨーを駆使、なんとか中立ポジションを維持します。スピットファイアはそのまま有利位置を目指します。バレルロールを駆使するメッサーシュミットをスピットファイアもバレルロールで対抗。メッサーシュミットはタイトターンで振り切ろうとしますがスピットファイアはシザースで追跡。しかしメッサーシュミットもこれをヨーヨーで振り切り、中立ポジションを維持します。
第2ターン、この機動戦を制したのはメッサーシュミットでした。消耗したスピットファイアを追尾の位置に捉えます。高度を下げての補充も考えますが、追尾相手にも利するためここは水平機動で賭けに出ます。しかしこれを打ち消したのはなんと万能カードのエースパイロット。メッサーシュミットのパイロットの技量が勝り、追尾が維持されます。
第3ターン、メッサーシュミットはスピットファイアの背後から射撃を試みます。激しく逃げるスピットファイア、執拗に追うメッサーシュミット。ぎりぎりの攻防を制したのはやはりメッサーシュミットでした。最後のタイトターンをヨーヨーで抑え込み、強力な機銃でスピットファイアは5ダメージ、機体性能が落ちます。こうなると逃げることは困難です。完全にスピットファイアの機動はメッサーシュミットに抑え込まれます。
第4ターン、しかしスピットファイアも粘ります。メッサーシュミットの攻撃をかわしつつ脅威の機動で優位ポジションにつけます。
第5ターン、がしかしダメージを受けたエンジンは出力が思うように上がらず、あっという間に追尾位置に戻されてしまいます。かろうじて不利位置までは戻し返します。
第6ターン、ついにメッサーシュミットの最後の射撃がスピットファイアを捉え、スピットファイアは撃墜となりました。
2013.08.04 Sunday
一気に入手
DVGから発売のDown In Flamesは、第二次大戦の空戦を扱ったカードゲームです。基本的に一人一機を受け持ちますが、編隊を扱ったりいわゆるバトルロイヤルを含めた多人数プレイも可能です(ルールブックに記述があります)。空戦カードゲームという手法は個人的には珍しいと思うのですが、発売自体数年前で、前身であるGMT版もあるらしく、それほど特別なものでもないようです。
日米独英ソ、その他伊仏などの主要な機体が網羅されていますが、アメリカ製なので日本の機体名が向こうのコードネームになっているのがちょっと残念。
もりつちさまのブログを拝見し、以前から欲しいと思っていたのですが、ついに買っちゃいました。
これ見て笑っちゃったのは、中学のとき作った手製の空戦ゲームに共通する要素がいくつかあったことです。へクスマップを作りたくても作れなくて、苦し紛れに作ろうとしたカードモドキでしたが、位置関係の5段階表記はそのまんま。ちなみに有利の上は最有利となってました。今なら超有利と表記していたことでしょう。ちなみに高度の概念はなく、相対距離が示されるものでした。
話が逸れましたが、戻します。Down In Flamesは予想以上におもしろいです。ゲーム時間も短く、カードなので場所もとらず、それでいてそれっぽい駆け引きが楽しめます。隠匿性はあるものの、多少の脳内補完でソロプレイも不可能ではありません。
基本のAces-HighとGuns Blazingがあり、どちらかで事足ります。あとこれにWingmen Expantionが追加されます。ですが一気に買っちゃいました。
けど、対戦まで時間が確保できるであろうか。忙しいったらありゃしない。
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