2012.07.14 Saturday
スナイパー(SPI/HJ)でのガダルカナル
スナイパー(SPI/HJ)はマンツーマンスケールでの歩兵戦闘を扱ったシミュレーションゲームです。
似たようなのでファイアーパワーという現代戦を扱ったより詳細なゲームがありますが、個人的にはおおらかなスナイパーのほうが私は好きです。大雑把な分スナイパーはバリエーションが豊富で、宇宙人と戦うモジュールなんかもあったりするようです(私はもってませんが)。扱う年代も第二次大戦から現代までです。かく言う私も、このスナイパーを使ってゾンビVS自警団とか、人質をとったテロリストの立て篭もるビルに突入する特殊警察とか、ヒストリカルが苦手な(じゃあなんでこのゲームを買ったんだ?)私ならではの遊び方をしていました。
さて、ひさしぶりであったのでリハビリを兼ねてのプレイ。シナリオは襲撃。このゲームのシナリオは考えられるシチュエーションタイプに分類され、状況設定や勝利条件が決められていて、各シナリオごとに序列を選ぶ形式である。襲撃タイプはすでにある程度相手を確認している状況での戦闘を扱っており、ソロプレイにも適している。
序列はオーステン山1942、ガダルカナルのジャングルでの日米激突である。練度士気ともほぼ互角であるが、練度で米軍、士気で日本軍がやや上回る。日本軍6名、米軍4名、日本軍は爆薬を1個所持する。日本軍が攻撃側である。
だがいきなりセットアップで差が出た。ランダムに決めた兵士が、米軍4名の番号が1、3、4、13。つまり3名が活性化率1、もう一人も2という引きの強さをみせた。分隊長が1、副分隊長が4と決まる。一方日本軍は12、22、34、35、47、48。一人も一ケタがいない。2が一人、3が一人、4と6が2人ずつという質の悪い編成となった。どうやら玉砕覚悟の突撃のようである。分隊長は22、副分隊長は34と決まった。爆薬は12が所持する。
密林でも比較的見通しのよいポジションで塹壕に篭る米軍に、起伏の大きい左から日本軍が時間をかけてゆっくりと迫る。活動率の低さから思うように前進できず、接触までには5ターンを要した。指揮官の指示を受けて不慣れな48が密林の切れ間に向かって警戒しつつ前進。ここで米軍兵士13を発見。同時に米軍13もこれを捉え射撃。効果はなかったが、戦いの火蓋が切られる。
ここで重要かつ特徴的なルール。このゲームにも士気チェックはあるのですが、ゲームで最初に戦闘がおこなわれた直後(発砲したもの以外)全員にチェックが課せられます。そしてこのチェックに唯一引っかかったのが、なんと日本軍分隊長。米軍の攻撃に恐怖し、走って後退してしまいます。
第6ターン、日本軍分隊長は怯えて伏せたまま。先攻は米軍。しかし活動チットはなんと6。いきなり米軍最終フェイズを迎えます。先ほどの米軍13が日本軍48に射撃、士気チェックとなるも48はこれをこらえます。援護するべく米軍4が13の後ろにつけますが日本軍48の機会射撃によってパニック、その場に伏せます。一方日本軍、第1第2フェイズがそれぞれ1と2のチットで指揮官もいないため身動きが取れません。しかし第3フェイズに6のチットを引き、効果的なポジションにつきます。
第7ターン、指揮官の鼓舞により米軍13はパニックから回復。日本軍分隊長もようやく落ち着きを取り戻します。先攻は日本軍。第1フェイズは2、隊長立ち上がる!米軍第1フェイズは3。分隊長抜きでよいポジションに位置したもののやはり効果的攻撃に移れません。一方米軍は分隊長の下統率の取れた攻撃で47に負傷を負わせ、これを見た48は恐怖のあまり隊長が駆け出した方へ全速力で逃げます。さらに分隊長の射撃で爆薬を持つ日本軍12が無力化。47もさすがにこれには耐え切れず丘の方へと逃げ出します。この時点で日本軍士気は残り7。日本軍第2フェイズは6。最終フェイズですがここで日本軍35の射撃が米軍分隊長にヒット。なんと無力化となります。これにより米軍士気も8に落ちます。しかし米軍第2フェイズ、チットは2で続行。新分隊長4の射撃が日本軍34をとらえ結果は死亡。日本軍士気は6となります。さらなる米軍の射撃で日本軍35も負傷、その場に倒れパニックとなります。士気は4となります。
第8ターン、日本軍分隊長以外はパニックの状態。もはや軍隊の体をなしていません。日本軍先攻ですが、チット1でパス、米軍はチット6でまたしてもいきなり終了です。やぶれかぶれで米軍13の放った攻撃は、なんと日本軍35を無力化してしまいます。これにより日本軍の士気は崩壊。
第9ターン、米軍先攻。丘の向こうへ逃げた日本軍47を2人が追いこれを無力化。日本軍分隊長22は逃げた48と合流、かろうじて奮い立たせます。が背後に迫った米軍13により無力化。48はジャングル奥へと逃走。日本軍全滅となりました。
えらく運が悪かったな、日本軍。
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